川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

「積極的」道徳と、儒教・キリスト教・渋沢栄一・インテグリティ

2024年09月09日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
新セミナー「論語と経営・コンプライアンス」 こちら のレジュメが完成しつつある。パワポで200頁を超えます。

新セミナーの最初のパワポが200頁を超えるのは初めて。それだけコンテンツぎっしりのセミナーになります。

改めて言語化しておくと、冒頭画像の右上の「積極的道徳(公徳心)」の部分が、キモ。コンプライアンスでは補えない。

儒教、キリスト教、渋沢栄一、インテグリティはこの「積極的道徳」を補う。なぜなら、四者とも、「人格の完成」を目指すから。

1 儒教
 (1) 儒教の目的は聖人になること。
 (2) 義を見てせざるは勇なきなりとか、「仁」に「自分よりも人を立てる」って一節がある

2 キリスト教
 (1) キリスト教の目標も、聖者になること。
 (2) その博愛精神(己を愛するように人を愛せ)はこの積極的道徳を含む

3 渋沢栄一の「論語と算盤」
 (1) 完(まった)き人=知情意を兼ね備えた人を渋沢栄一は理想にした。ようするにインテグリティ(=完全)ある人だ。
 (2) 渋沢が論語で一番大事にした「博施済衆」(はくしさいしゅう、広く施し、大衆を救う)とか、「仁」に広く治国平天下を含む

4 インテグリティ
 (1) インテグリティの原義は「完全」。完全を目指すってことは積極的道徳もする。
 (2) インテグリティの定義に「人格者を人格者たらしめるもの」というのがあります。人格者はゴミを拾う積極的道徳を持つ

以上のとおり、儒教もキリスト教も渋沢論語もインテグリティも、聖人すなわち人格者を目指す過程で、「ゴミを拾う」に代表されるような積極的道徳を推奨する。

これが、消極的道徳にとどまるコンプライアンスとの違い。

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肩ストレッチ

2024年09月09日 | 食・健康・カラダ
アドラー心理学講座で出逢ったトレーナー・リハビリの専門家に、野球肩のストレッチを教わった。

私の肩を少し見ただけで、「あ、ここ硬いですね」ってすぐ分かって、野球でよく痛める棘下筋・棘上筋・小円筋のみならず、肩甲下筋・大胸筋・広背筋までストレッチした方がいいですよとアドバイスをいただいた。

さすがプロは違うなと感心しました。

肩甲下筋のストレッチってどうやるんだ、、、  今は動画 こんなの ですぐ出てきますね。

先日買った、冒頭画像(何て呼ぶんでしたっけこれ)で、この上に寝転ったりして、伸ばしています。
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昨日仕入れた本

2024年09月09日 | 
スウェーデンボルグの霊界の漫画は、チラッと見たけど読み進められない、、 霊界って興味をそそらないんだな、私には、、

「今だ生を知らん、いずくんぞ死を知らんや」の儒教的な考えが染み付いているからだろうか。

ーーーーーー

新井奥邃(オウスイ)の本は5000円くらいしました。

新井奥邃の本はみんな読んでいたかと思ったら読めていなかった。


奥邃の「有神無我」の境地に至ることは全ての宗教者の目標のような気がする。




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