川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

ホンモノの弁護士

2024年09月04日 | 自己紹介
ちょっと褒められたのでプチ自慢させていただきます。

私が毎月送っているメルマガが、大手事務所の大先輩弁護士にお褒めいただいた。

「この中山弁護士はホンモノだな」と。

四台大手事務所の30期後半の、S弁護士。私より20期も上、65歳くらい。

そんなシニアの大先輩から過褒に預かり恐縮至極。

まだまだマガイモノですが、ホンモノに近づくべく、誰よりも精進します。




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論語・漢籍から何を学ぶべきか

2024年09月04日 | 古典・漢籍
『論語と経営・コンプライアンス』セミナー(こちら)の準備をしながら、考えた。

我々は

 論語とか古典から何を学ぶべきか?



この問いに

 一言で

答えてみたい。

長々と、ダラダラと答えるのではなく。

我々が論語とか、その他の古典、特に儒教から学ぶのは

 カッコよさ

じゃないのかな。

 美しさ

というべきか。

古典は、歴史の篩にかけられている。信頼性がある。

なぜ歴史の篩にかけられて生き延びたのか。価値が高いから。

要するに、カッコいい。美しい。

そう言えないだろうか。

古典好きな私は、古典は、カッコいいと思う。美しいと思う。

もっといえば、古典的な名句には、カッコよさ・美しさがある。隠れている。

例えば、論語でカッコいい文句は、、

  • 不義にして富みかつ尊きは、我において浮雲の如し
  • 天を怨まず、人を尤めず
  • 義を見て為ざるは、勇なきなり
  • 志士仁人は、生を求めて以て仁を害する無く、身を殺して以て仁を成す有り
あたりでしょうか。

この辺を見て、カッコいいな、ビビッと来るな、心躍るな、刺激されるな、なんだかいい言葉だな、意味よく分からないけどもっと知りたいな、って思ったアナタ!

あなたは、すでに「古典を学ぶ価値」をご認識されている、ということです。

その「カッコよさ」「美しさ」が何を表すのか? については、ほとんどこれまでこのブログで何度も書いてきたようなことですが、改めていつか別稿で。
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王覇の別  ー王道って?

2024年09月04日 | 古典・漢籍
王覇の別って言葉がある。

王道と覇道の区別。

徳の道が、王道。
力の道が、覇道。

為政者は、力ではなく、徳を用いなさい、王道を歩みなさい、って儒教では教える。

その王道を想起させるのが、以下の孟子の:

「天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行い、
 志を得れば民と之に由り、志を得ざれば独り其の道を行う。
 富貴も淫する能わず、
 貧賤も移す能わず、
 威武も屈する能わず。
 此れをこれ大丈夫と謂う」

だろう。

こういうのを暗唱するほど読み込む、ってのが、道徳教育に良いと思う。

昔の武士がこういうのを素読したのには、それなりの意味があると思う。

____________

これと関連しますが、我々が

 論語とか古典から何を学ぶべきか?

を一言で考えてみた。

これは別稿で。

ちなみに松陰は孟子推し。

 
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北尾吉孝さんも近藤太香巳さんを可愛がっている

2024年09月04日 | 人物
北尾吉孝『論語と経営』の最後の方で書いてあった。

 
近藤太香巳さんが、北尾吉孝さんを神のように慕っている。
北尾吉孝さんも近藤太香巳さんを可愛がっているようだ。

近藤太香巳さんは、薄い色のスーツとか茶髪とか飛び切りの笑顔とか有名人との交流とかで、やや怪しげな印象でした(すみません、白スーツの私が人のことは言えないんですがw)、、

でも、北尾さんに認められた、っていうことなら、見直さないと。。。

彼がやっているビジネスマッチング「パッションリーダーズ」のことも、先日、ある経営者から聞いた。

人生は挑戦。1年だけ入会して、様子を見てみようかな。。
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吉田松陰と三島由紀夫

2024年09月04日 | 歴史
『論語と経営・コンプライアンス』セミナー こちら の準備をしている。

「論語と経営」の渋沢栄一も、陽明学を推している。

陽明学と言えば吉田松陰は外せまい。

 ※ 松陰と陽明学との関係はこちら(レベル高い記事)

松陰が「狂」を重視したところなんか、とっても陽明学的。

しかし。

その吉田松陰は、

 大小を問わず、着手した全てのことに失敗した

外国の研究者から、そうディスられている。


そうだろう。彼の試みで「成功した」といえるものはない。

下田渡海事件、間部要撃策、、、 

それでも「志」を残した。二十一回猛士としての、無念さ、悔しさを残した。

時代が彼を後押しした。高杉などの後輩に恵まれた、というのもあろうか。

維新の三傑が死んで、棚ぼた的に成り上がった伊藤博文が、松下村塾の雷名を広げた、というのもあろう。

たとえば、伊藤の、先輩高杉を悼んだ碑文は名文だ。

動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。
衆目駭然として敢えて正視するものなし。
これ我が東行高杉君に非ずや

松蔭は「ダメな革命家」だった。二流か、三流の、革命家。ドン・キホーテ。

でも、その悔しさ、無念さを、後輩に伝える「言語化」が上手かったんだろう。

 僕は忠義をするつもり、
 諸友は功業をなすつもり。

みたいな。こちら(青空文庫)

「情熱がほとばしって、言語化は上手なダメ革命家が、後輩と時代に恵まれた」から、不朽の人となった。

これが松陰の本質では。

____________

こう考えると、吉田松陰って、三島由紀夫そっくり。

■ 情熱がほとばしっている。
 三島のアツさは、暑苦しい。こちら(勃起した男根を褌で晒している)

■ 言語化は上手。
 『金閣寺』なんかは言語化の見本みたいな本?

■ ダメ革命家。
 市ヶ谷のクーデター失敗で自決。

ここまでは、松陰と三島は同じ。

実際、三島が自決した11月25日は、旧暦10月27日。松陰が処刑された10月27日に合わせた、と信じられている。

しかし。

松陰は、後輩と時代に恵まれた。

一方、三島は、後輩と時代に恵まれなかった。誰も後に続かなかった。冷笑と嘲りと軽蔑に遭った。

松陰たらんとした三島は、松陰にはなれなかった。

イチ個人が、時代に負けた、ということでしょうか。
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宮沢賢治「宇宙意思」を見据えて

2024年09月04日 | 人物
今日仕入れた本。

ちょっとタイトルからしてスピリチュアルすぎですが。

 
冒頭で、宮沢賢治とシュバイツァーは似ている、「生命への畏敬」という点で。

って書いていた。

シュバイツァーは私の好きな偉人。ちょっと深堀りしてみたくなりました。日本ではシュバイツァーについてはもうほとんど研究されることはなくなりましたが、、

いつかシュバイツァーについてはがっつり本を読んで研究したい。人の嫌がるアフリカに行った点、そのヒューマニズムには興味が尽きない。

アルベルト・アインシュタインはシュバイツァーを「この数世紀間最大の人物」と呼んでいたらしい。

死後百年が経とうとするが、37歳で死んだ賢治の研究は後を断たない。たとえば、司馬遼太郎より多く研究されていそう。

死後にもその精神が研究される人になりたし。
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We teach the way we were taught

2024年09月04日 | English/language
We teach the way we were taught. 
我々は、教わったように、教える。

例えば、野球。
少年野球のコーチは、だいたい、父親。

30年前に教わったように、教えている。
声出せ!とか。

声出すことにどんな意味があるのか。
それをほんとうに論理的に考えることもせず。

ってなことを、アメリカ人弁護士とランチで話した。
聞けば、アメリカでも同様らしい。They teach the way they were taught.

このシャープな表現を、気に入った。やられた。
ネイティブはそういうのか。

私も英語で表現しようとしたんだけど、だいぶ長くなっちゃった。

勉強になりました!
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バッティングの際にもお腹を凹ます

2024年09月04日 | 野球
お腹を凹ます。へそを背骨にくっつけるように。これはヨガで教わっている。

これは反り腰解消にいい。

空手の、下半身と上半身の連動(力の伝わり)にも、いい。無駄なく下半身の力が上半身に伝わる。お腹を凹ますことによって。

バッティングにも、効く。インパクト時に、腹を凹ますと、ヘッドの返りが、早くなる。ヘッドが、早く返る。差し込まれない。

野球好きの諸氏、是非お試しあれ。
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吉田松陰が「二十一回猛士」と名乗った理由

2024年09月04日 | 歴史
吉田松陰が「二十一回猛士」と名乗った理由。

「吉田」と「杉」の漢字遊びから。以下のサイトをご覧ください。

こういう「こじつけ」もいいかも。

こじつけ力。

カルヴァン派とかピューリタンの予定説信奉者が、勤勉で立派になった。「立派になることが予定されてるんだ、だから頑張らなきゃ」って。

アメリカ建国の父・ベンジャミン・フランクリンなど。

この辺はマックス・ウェーバーの『プロ倫』で論じられている。ウェーバー・テーゼっていいます。

この、ピューリタンの頑張りも、この「こじつけ力」から。

私も何か自分にこじつけて、自分を奮い立たせるかなあ。



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ミラノのアパレルショップ

2024年09月04日 | 旅行記
数年前にミラノに行った。

そこのアパレルショップがいかにも「イタリア的」「ラテン的」だったのでパチリ。

今日もラテンに行きましょう❣️
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メディアは分かりやすい話しか報道しない

2024年09月04日 | メディア/SNS
安倍晋三暗殺犯が、犯行数日前に手紙を投函した相手は、霊感弁連とかの反家庭連合ではなく、むしろ「教団のシンパ」的に(特に反家庭連合から)見られている、ジャーナリストの米本和広さんだった。

その手紙も、ググれば探せるはず。

米本さんは、霊感弁連とか鈴木エイトらの「反カルト」が大っ嫌い。

「反カルトのカルト性」が嫌いだった。

紀藤正樹弁護士を軽蔑して、「紀藤」と呼び捨てにしたり、「紀藤くん」と見下したりしていた。
鈴木エイト氏を軽蔑して、「監禁派のパシリ」と読んでいた。

その辺のエッセンスは以下の本に書かれています。


しかし、この本のことも、米本さんのことも、メディアは論じない。

「分かりやすいストーリー」しかメディアは書こうとしない。

言い換えると、「自分たちが書きたいストーリー」しかメディアは書かない。

A half truth is a whole lie. 
半分の真実は真っ赤な嘘。

半分の真実だけ、真っ赤な嘘だけが、報じられている状態が続いています。






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順境も逆境もない

2024年09月04日 | 人生
渋沢栄一はとても安定していた。落ち着いていた。あたふたすることもない。激することもない。

人間のタイプで、呻吟語でいう「深沈厚重」タイプだな。英雄豪傑、聡明才弁ではなく。

曰く、

順境も逆境もない。
すべて心の持ちようだ。

しかり。

すべての逆境は、対処の仕方と、心の持ちようで、Blessing in disguiseになる。
むしろ、すべての逆境をBlessing in disguiseに帰るのが、人生の修行。

ーーーーーー

CoCo壱番屋の宗次徳二さんを見てください。

彼の人生をしっかり見たら、逆境だとか、私は被害者だとか、言ってられない。
他責とかすることは考えられない。

彼は、私生児。孤児。養親はギャンブル狂い。15歳まで、電気のない家で暮らしていた。ロウソク暮らし。
それでも刻苦勉励して、25歳でCoCo壱番屋を立ち上げ、上場させ、大金持ちになり、53歳で引退。

75歳の今も、寄付と掃除の美しさを伝えるために、1日も休まず、朝3時55分に起きて、日本中を後援行脚している。

「私は被害者だ」と思って親や環境にブー垂れている御仁は、すべからく宗次徳ニさんの自伝でも読むとよかろう。



冒頭の渋沢の態度は、以下の本から。





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渋沢栄一もマルチタスク

2024年09月04日 | 人物
渋沢栄一もマルチタスクをしていた。

効率のためには、むしろマルチタスクではない、シングルタスクの方がいい、って考えもあるけど、、、

500社の設立に関与したと言われる渋沢翁。

めちゃ忙しかったんでしょうね、私も負けずに頑張る!




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