川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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「いつ」「どこで」のない事実はウソ

2024年08月12日 | メディア/SNS
「いつ」「どこで」のない事実はウソ。ほぼ9割、ウソ。

裁判をしていると、陳述書ってのを作る。証人になる人が、体験した事実を語る。

ま、嘘八百が書いています。

そこで、ウソの見分け方。

端的に言いますと、「いつ」「どこで」が書いてあるかどうか。

いつ(When)と、どこで(Where)があると、信用の第一関門をクリア。
それで即、真実になるとか真実の推定が働く、というわけではありませんが。

逆に、いつ(When)と、どこで(Where)がない「事実」は、アウト。
もうそれだけで、信用の第一関門をクリアできない。門前払い。
9割、「嘘だな」って推定が働く。

彼にバカと言われました

って「事実」よりも、

令和6年6月4日朝8時30分ころ、渋谷センター街のマクドナルドの二階の窓際の席で、彼に「バカ」と言われました

って事実のほうが、100倍、信用できる。

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鈴木みらいみたいな、家庭連合の「被害者」が、陳述書を書いて、しきりに「地獄に堕ちる」云々と言われました、って書いている。

全部の陳述書を読んだわけではないが、ほとんど、「いつ」と「どこで」がない。多くは、誰がそう言ったか(Who)の記載すらない。

When もなければ、Whereもなければ、Whoもない。
そんな「主張」を、どうして信頼することができようか。

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Twitterで、鈴木みらいさんが、コンプライアンス宣言前か後か分からない(いつだか分からない)事実を書いて、家庭連合を攻撃していた。

「またウソ付いてるな」って思った。

鈴木みらい的な、匿名の甘やかされ「被害者」文化が社会に根付かないようにししないと。

匿名で(Whoも分からない)、いつ(When) 、どこで(Where)か分からない「事実」を、もはや「事実」として扱うことはできない。

たんなる印象批判。

かつて書いた、「印象批判と批判との違い」 こちら をご参考に。

そもそも、140字に縛られるTwitterで、印象批判ではない、ちゃんとした批判をすることは難しい。

だからそもそも私は、Twitter/Xのみで正当な批判をすることはできないと考えている。

だから重要なテーマについては、Twitterで書かずにこのブログで書いている。Twitterでは「いつ」「どこで」まで書けませんから、、

だからTwitterのみを主戦場とする人の言論に、私はほとんど価値を置かない。

「事実」を元に正当な言論をしようと思うなら、Twitterで書かないはずだから。

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