イーロン・マスクの率いるSpace Xの方とWeb会議。
こちら Human Spaceflightの、私人を前澤友作みたいにどんどん宇宙に連れていくミッションの方と。
Over-populationだから火星に行く、というミッションもあるけど、「宇宙から地球を見ることで、視点が変わる」という効果もあるよ、とアドバイスしました。
Location counts. 場所が大事。
同じことを、東京のコンクリートジャングルで考えるか、サハラ砂漠の中で考えるか、南極大陸の上で考えるか、宇宙で考えるか。全然変わってくる。
だから『移動する人はうまくいく』なんて本も出る。
この、「宇宙空間に出ることで、視点や価値観が変わる」ってのは、まさに立花隆の『宇宙からの帰還』の話。
宇宙飛行士は、宇宙を見たことでガツンとアタマを殴られたような衝撃を受ける。具体的には、宇宙と地球の美しさを見て、「これは神がいるに違いない」って思う。
だから、地球に帰ってきた後、半分くらいは宣教師になる。
そんなエピソードがたくさん書いています。
この本おすすめだよ、とアメリカのSpace Xの方に説明しましたが、残念ながら英訳は出ていないようですね。
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そうそう、無神論者の紀藤正樹さんとか鈴木エイトさんも、この1983年の名著『宇宙からの帰還』を読んだらいいのに。
神や天についてきっといいヒントが得られるはずだ。