素晴らしく活躍している会計士・税理士の方とランチした。
「中山先生ほどストイックな人を知らない、すごいですね」
とお世辞を言っていただいた。
「なぜそんなにストイックなのですか」
と訊かれた。この質問は年に5回〜10回くらいいただく。
特に自分がストイックだとは思っていない。意思薄弱で惰弱で自堕落なスケベでしかない、というのが私の自己認識だ。
ただ、これでは多くの方のご質問の答えになっていないので、「なぜストイックなのか」に対して他の答えを探しますと、、、
「自分というリソースを使い切りたい」
という思いがある。
恵まれた。五体満足だ。健康だ。英語も使っている。空手も教えている。その他いろいろ、人さまより恵まれた部分はある。
それもあろう、「自分というリソースを世のため人のために精一杯使い切らなければいけない」という勝手な使命感を持っている。
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伊藤塾塾長の弁護士伊藤真先生の「エリート」の定義は
他者のために尽くし切ること
だそうな。
尽くすこと
ではない。
尽くし切ること
だ。
いい定義だと思う。勝手に拝借させていただいている。採用させていただいている。
エリートたらん、と表現するのはキザでカッコ悪いですが、、、
なお、「エリート」が世界史においてどのような役割を果たしてきたかについては、中西輝政のデビュー作『大英帝国衰亡史』がお勧めです。
30年くらい前の本。いつか子供たちにも読ませたいと思って、書棚に飾っています。