川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

マネジメントはカウンセリングに近づく

2024年05月10日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
これからの時代のマネジメントは、カウンセリングに近づく。

そうだろう。上から目線の昭和マッチョなマネジメントでは、若手は誰もついてこない。

カウンセリングないしはコーチング的な要素がないと、人を動かすことはできない。



実際、知人(空手の後輩だった)の藤田耕司さんが経営心理士って資格を作って頑張っている。

経営にも、部下の人心掌握にも、カウンセリング的、心理学的、コーチング的アプローチが必要ですね。

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匿名人と実名人の言論の価値

2024年05月10日 | メディア/SNS
匿名人と実名人の言論の価値について。

いろんな意見があろう。

実名でブログを20年近く運営している私の述懐をば。

ブログ開始初期の19年前、匿名人と議論して、炎上しかけたことがあった。

その時の経験、トラウマ?から、私は「匿名人とは議論しない」ことを自らに課している。

なぜか。

匿名人は卑怯だから。匿名の分際で実名人と議論しようとするのは10年早い。

実名人は、匿名人よりも、10倍、100倍、リスクを晒している。

実名人は、プレイヤー。
匿名人は、観客席の観客。

匿名人は、批判されない、球が飛んでこない、リスクのないところから攻撃している。

フェアでない。

フィールドに立つ者と、観客席にいる者とでは、対等に、フェアな議論ができない。

そう思った。

議論というのは、立場と、実名と、人格と、すべてを曝け出して、ようやくフェアになる。

そう思った。

匿名人は、人生をリスクに晒していない。
安全地帯から遠吠えをしている。
何を言っても、所詮、口舌の徒。
語弊を恐れて言えば、チキン野郎。

説得力は、リスクを取る覚悟から生まれる。

匿名人は、何らリスクを取っていない。リスクを取る覚悟がない。
だから説得力がない。

 ※ 内田樹風に言えば、言葉に「身体性」がない。
   脳から出た言葉は危うい。
   心と身体と結びついた言葉ではないと、がっぷり四つで言論するに値しない。

このように考えて、20年近く、私は匿名人と議論していない。私と同じ土俵に立っているとみなしていない。議論する価値のない相手とみなしている。そう。見下させていただいてます。

ないしは、私の人生の中で、優先順位がものすごく低い。匿名人と議論するほど私は時間を余らせてないです。そこに私の人生のエネルギーを投入したくない。

19年前、そう思った。これは今も毫も変わってない。

これが私の考えです。

むしろ僕は子どもたちに教えたい。

匿名で人様を批判をするような人間になるな、と。

卑怯な人間になるな、というのとほとんど等しい。

ーーーーーー

僕みたいな考えを持つ実名の人は、他にもいるだろう。

そう考えると、匿名の人は、実名の人に自分の言葉を届けようと思ったら、実名人がするよりも10倍くらい、丁寧に、謙虚に、礼と意を尽くして、よほど言葉を選んで、語らないといけない。

匿名の人が、実名人に対して、対等みたいな目線で語りかけただけで、実名の人は、「なんだ匿名のくせに偉そうに」って思う。だから言葉が届かない。

そう。

匿名の人は、普通に語るだけでは、実名人に言葉が届かないんです。どんないいことを言っても。

言い方の問題です。

匿名人が、偉そうに上から目線で語るだけで、それは「実名の人には決して届かない遠吠え」なんです。失礼ですが、マスターベーションなんです。

匿名人が普通に語るだけで、マスターベーションになっちゃうんです。

「パヨク」と書いただけで、左翼陣営には届かない。
「ネトウヨ」と書いただけで、保守陣営には届かない。
「岸田」と呼び捨てにしたら、岸田首相はおろか、知的階層には届かない。
「マスゴミ」と書いただけで、マスメディアには届かない。

司馬遼太郎『峠』の言葉を使えば、「ごまめの歯ぎしり」なんです。

礼儀は最強の武器。




だから、ゆえあって匿名で語らざるを得ない方は、マスターベーションにならないように、言い方に気を付けてみてはいかがでしょうか。

熱さと烈しさの中に、抑制と気品が滲み出ている。

そんな言葉が、最もパワフルで、説得的で、刺さる。

そう思って、私はいつも修行しています。

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友人が名誉教授に

2024年05月10日 | 友人・知人
大学時代の友人が名誉教授に。

大学時代、一緒に会社作ろう的に張り合ってた友人の哲学者荒谷大輔さんが、名誉教授になってる。

同じ1993年大学入学。40代でも名誉教授になれるんですね。

私も負けずに頑張る💪‼️




最近、贈与に関する本は多いですね。



時代が発達して、takerではなくgiver が求められるからだろうか。



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プロフェッショナルとは

2024年05月10日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
プロフェッショナルとは?

いろんな定義があろうが、大前研一は、「自分の技量を一生磨き続けて行く覚悟ができている人」と定義する。

分かる。




今の私の言葉だと「常に自分の限界に挑戦している人」ですね。

「自分の技量を一生磨き続けて行く覚悟ができている人」は、「常に自分の限界に挑戦している人」だろうから、両者は同じことを言っている。

これがプロであり、プロフェッショナリズム。

ちなみにプロフェッショナリズムとインテグリティは、ほとんど同じものだと私は考えています。

インテグリティの語源は「完全」。

不完全な人間が、完全を目指して、謙虚に向上心を持って歩むそのプロセス。

それがインテグリティだ、と私は説明しています。

プロフェッショナリズムにご興味がある方は、以下をどうぞ。



日本一のコンサルだった波頭亮さんの古典的名著。

特に若者に読んでほしい。

自分の殻を破ろうとしないと、若者たる価値がない。

若者とは、「自分の限界に挑戦する気概ある者」を言うのではないか。

この定義からすると、私は死ぬまで「若者」であり続けたい。


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刑務所でも、受刑者を「さん」付け

2024年05月10日 | リーダーシップ・コミュニケーション
刑務所でも、受刑者を呼び捨てにするのではなく、「さん」付けするようになった。

いい流れ、だろう。先日の日経新聞。

10年20年後は、「え、昔は呼び捨てだったの⁉️」と驚かれる時代が来るに違いない。

刑務所でも「さん」付け。

いわんや会社でも「さん」付けはさらに当然視されるだろう。

そうやって、老若男女の、人格が尊重される時代。

ーーーーーー

私も、昨晩、長男中2と話すときに、「⚪︎⚪︎さん」と呼び、子供の人格を尊重して、話しました。

子供のマナーを嗜めるときも、「さん」付けと敬語を心がけるようにしている。

「⚪︎⚪︎! △△しなさい!」とかではなく、「⚪︎⚪︎さん、ちゃんと△△しませんか」「それは△△ですか」みたいに。

ちなみにSPY×FAMILY? かなんかのマンガで「エレガント」という言葉を子供達が気に入っているので、私の子育ては最近「エレガント」だけを使っている。

食卓のマナーも「立ち歩かないでエレガントに」的に。背筋が伸びていないと「エレガントに座ってください」。

言葉遣いが汚いときは「エレガントな言葉遣いをお願いします」と。

私も人のこと、子供に偉そうなことは言えない。エレガントな立ち居振る舞いをして、エレガントな言葉を用い、エレガントな人生を歩まねば。

皆様もエレガントな一日をお送りくださいませ!
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なぜゴミ拾いをするのか

2024年05月10日 | 教育・子育て
毎朝、事務所周りのゴミ拾いをする。たった数分間だけど。

その間だけ、私は天理教信者になっている。

 をしい、ほしい、にくい、かわい、うらみ、はらだち、よく、こうまん

この8つの心の「埃」を取るために、天理教では掃除をたくさんする。

この8つの塵よなくなれ、と念じながらゴミをせっせと拾うんですが、別に、ゴミを拾ったらこの8つの塵・埃がなくなる論理的関係にはない。

だから、ゴミを拾いながら、「なぜ俺はゴミを拾うんだろう」なんて考えることもある。

公徳心を養うため? いろいろ考えはあろうが、一つは、「Giverになるため」。Takerになるのではなく。

「自分はGiverである」ということを自覚するため。ゴミを拾うことによって。

おい、お前はGiverなんだぞ、Takerになってはいけないんだぞ、という思いを、自分の身体に染み込ませて、血肉にし、それを自分の人格の一部にするため。

そう言える。そしてこの「Giverたること」ってのは、実は「公徳心を持つこと」とほとんど等しい。

公徳心のない者はTaker。タバコのポイ捨てをする人。

公徳心のある者はGiver。ゴミを拾う人。

齢50にして、ようやく私もGiverの仲間入りを果たさんとしている。

私の子どもたちにも、長じて、Giverになってほしいと思う。

世にGiverが増えれば、世の中はちょっと良くなる。
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大山鳴動して鼠ゼロ匹

2024年05月10日 | 社会・時事など
大山鳴動して鼠一匹、という。

寄付の不当勧誘に関する新法に基づく、これといった被害はゼロのようだ。

大山鳴動して鼠ゼロ匹。

さもありなん。

そもそも「被害」がないのに被害を作り出そうとする霊感弁連さんの口車に乗せられた部分があるから、、

政治家も、「なんかやった」という国民に対するアピールのために動いだだけの部分もあるから、、

ーーーーーー

そうそう、ネオ霊感弁連さんが「集団交渉!」って息巻いて、東京地方裁判所に献金「被害」の調停を申し立てている件。

家庭連合からの回答に対して、ネオ霊感弁連さんは、もう、1年も、回答を拒絶しています。

陳述書1枚も出さない。個別対応しようとしない。

「被害者」をないがしろにした、「社会運動」としての被害アピール。政治的プロパガンダ。

やれやれ。

不当寄付勧誘、調査97件 消費者庁:日本経済新聞



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