カシコン銀行 クレジットカード作り １１

　そして、また最初からやり直し。

　今度は最初から疑って作業をする。

今度も、来ないかもしれないな。

でも、お姉さんの言っていた“メッセンジャー”は使わず、また持参することにした。

会社にも一枚書類を作ってもらわなければならないのであるが、理由はそのままありのままを言った。

そうしたら、全く四の五の言うことなく、作ってくれた。

やはりそういう国。よくあること？みたい？？！！

　そして再度持参。

今度は話は早い。そしてそのお姉さん、全書類のコピーを取った。

　へぇ～。気が利いてるね。

たぶんそんなの当たり前でしょ！と考える日本の皆さん。

ここは日本じゃないのだよ。

　そして、またクレジットカード会社の反応を待つこととなりました。

カシコン銀行 クレジットカード作り １０

　このとき思った。

　絶対にカシコン銀行のクレジットカードを手に入れよう！

こんなことではめげないぞ？！

とかなんとか言っていますが、結局はこのお姉さんに惚れたって事です。

こんな単純なことで惚れるという脳構造に私はもうタイ化（退化？！）してます。

　そして次の日、職場に電話があった。

「いろいろ聞いたみたけれど、ラチがあきません。もう一回必要書類一式そろえてもらえますか？ただ、今度は窓口に来る必要はありません。郵送でもメッセンジャーでも大丈夫です。」

　予想していた答え。

このお姉さんが本当にクレジットカード会社に問い合わせたかどうかは私の確認できるところではない。

ただ、何となく、これしかないだろうな、という答えでした。

だいたい、必要書類を自分たちで無くしておいて、それを書類が足りないとの賜る（のたまわる）国民。

絶対再調査なんかするわけ無い。

　でも、私はそれを受け入れた。

はいはい、そろえますよ！　（軽いノリっ！）

カシコン銀行 クレジットカード作り ９

　2，3日後、カシコン銀行のお姉さんのところに行って、事情を話す事にしました。

　そのお姉さんは私のことを覚えており、ニッコリ笑って対応してくれました。

そして事情を話すと

「そんなことないわ。私だってちゃんと確認して送ったのに。きっと何かの間違いだわ。

私が明日クレジットカード会社の方に連絡する。何がどうなったか、聞いてみる。」

と言って、最後に私に向かって、

「こと～か～（ゴメンナサイ）。」

と言った。

　この瞬間、私はこのお姉さんを好きになった。

　私の予想したReactionは

「私は全部チェックして送った。私は悪くない。クレジットカード会社の方に聞いてみて。私は悪くない。」

と言うと思った。

だいたいタイ人って言うのはそんな感じ。

すぐ言い訳して、自分は悪くないという言い訳は達者な国民性。

　ところがこのお姉さん、僕に向かって謝った。

クレジットカード会社に電話で確かめると言ってくれて、その上お詫びが入った。

こういうReactionは恐らくタイでは初体験！！！

カシコン銀行 クレジットカード作り ８

　「理由はこちらではわかりません。2日前に郵送で書類を送っていますので、それを確認して下さい。」

なんでやねん？ちゃんと書類用意して、窓口のお姉さんも確認して送ったはず。

でもそのオペレーターは、こちらでは解らない、と言うので、その郵便を待つしかなかった。

　で、その次の日にその郵便が到着。

それによると、「労働許可証のコピーと、給与証明書がない。」

　そんなわけないでしょ？全部確認して、カシコン銀行の窓口のお姉さんに渡したし、

お姉さんも、確認して送ったはず。

　こういう事が起きるのがタイなんですねぇ。

当たり前のことが当たり前に行われない。

日本だったらブチ切れの場面ですが、ここはタイです。

　もう一回カシコン銀行のお姉さんのところに行くことにしました。

カシコン銀行 クレジットカード作り ７

　で、普通だったら、このまま私はKasikorn BankのCredit cardを手に入れることができるはず？！です。

　しかし、そうはいかないのがこの国なんですねぇ。

　で、2週間経てど、反応がない。

で、カシコン銀行のCredit card担当のところに電話して、

「日本語のできるオペレーターをお願いします。」＜＝ここまではタイ語でいう。

私のタイ語力はせいぜいこの程度。このあとは日本語。

「2週間ほど前に、Fashion　IslandのKasikorn Bankから、Credit cardの申し込みをしたのですが、どうなってますか？」

「お客様、Passport　No.をお願いします。」

　皆様、自分のPassport　No.覚えていますか？

私覚えています。記入する機会が非常に多いため、いい加減覚えます。

そうしたら、オペレーター曰く

「却下になっています。」

あらいな？？？？

カシコン銀行 クレジットカード作り ６

で、次の日、そのApplication　Formが届きました。

そしたら、全部タイ語。・・・・・マッタク解らん。

「大丈夫です。私が全部教えます。」

と言うことだったんだけれど、前もってこういうのを見つけておいたので、これを参考に書くことにした。＝＝＝＝＞＞＞ http://www.kasikornbank.com/JBICenter/CenterOfSampleFile/Pages/CenterOfSampleFile.aspx

　こういうものを書くのは初めてではなかったので、比較的楽にできた。

解らないところを聞いて追記し、必要書類を集めた。

①Application　Form
②Passport
③Work　Parmit
④給与証明書
⑤Statement（Bankok Bankの通帳）

詳しくはこちらを＝＝＝＝＞＞＞ http://www.kasikornbank.com/JBICenter/ProductService/Personal/Credit/Pages/Visa.aspx

　これを持って、サテライトに行った。

ちょうど日本からの出張者が来ており、そいつを連れて夕食に行く事にしていたので、それの前にチャラッとカシコン銀行のサテライトに行き、窓口でお願いに行った。

　まずは、カシコン銀行の銀行口座を開設を行った。

　タイスタッフがいてくれたおかげで、とってもスム～ズ。あっという間に通帳と、ATMカードを手にすることができた。

次に本命のCredit card。

こちらも必要書類はすべてチェックしてもらい、その銀行の窓口で対応してくれたお姉さんが、

「書類はすべて揃っています。私の方からCredit card会社の方に送っておきます。2週間ほどお待ち下さい。」

　ということで、無事手続きが終わり、食事に行きました。

カシコン銀行 クレジットカード作り ５

　と言うことで、サテライトの方に行くことにしました。

サテライトの方なら、20：00くらいまでやっているとのこと。

　そうしたら、なんとタイスタッフが、

「一緒に行きましょうか？Fashion　Island(巨大ショッピングモールの名前)なら、会社の帰りにいつも買い物していますから。」

なんと優しい、そしてなんと心強いことでしょう。

　以前定期預金口座を開設に一人で行ったとき、その支店に普通のやりとりを英語できる人がいなかったので、何とかタイ語と身振り手振りでやった苦労がありました。

そのときは、ちょっとあとから英語のできるスタッフが来てくれて、何とかなりました。

　それに対し、今度はタイ語の堪能なタイ人？スタッフが一緒に行ってくれるという、この上ない心強い味方を得ました。

さらに、

「今夜、私が行ってきて、applicationもらってきますから、それ書いてから行きましょう。」

　ありがたいことです。

カシコン銀行 クレジットカード作り 4

普段、日曜などに買い物に行くと、スーパーマーケット内に各銀行のサテライトがあります。

日曜でもしっかりあいています。

と言うことで、勝手に　“タイの銀行って、平日の夜でも、日曜日でもやっているもの。”と思い込んでました。

　でも、土曜日や日曜日に遊びから帰ってきて、15：00頃銀行の支店に行くと、いつも開いていません。

　なんで？と、これまたタイスタッフに聞いてみたら、

「銀行の支店はお休みですが、スーパーマーケット内にあるサテライトはやっています。」

あぁ、そうなの。

一律に全部締めてしまうどっかの国の銀行とは大違いですな。サービス業の手本ですな。

ついでにですが、タイはあちこちにATMが有り、基本的にどこでおろしても、手数料はかかりません。

たまに手数料取られるところもあるのですが、未だにその法則が理解できません。

日本みたいに、高額な手数料ではなく、30円くらいの手数料なので、あまり真剣に調査する気になれないのです。

そう考えると、日本の銀行のATM手数料って高すぎるよな。

異常です。

カシコン銀行 クレジットカード作り 3

　こんな事はどうでもよくて、話を戻しますが,、カシコン銀行って、衝動的に利用価値が高い！と思ったからです。

Bangkok Bankっていうと、タイでは、上層階級の人が使う銀行だそうです（らしい）。

それに対し、Kasikorn Bankって、タイ農民銀行とも言われ、庶民向けの銀行だそうです（らしい）。

別の理由として、正確なところはよくわからんが、Golf場の割引サービスがあります。

なぜ、正確なところは行ってみないとわからないかというと、仮にHpに載ってたとしても、HPが更新されていない、なんてことはタイでは当たり前。

ただ、Bangkok　Bankっていうところは、そういうHPにさえない。

年会費無料で、そういうサービスがあるなら持ってみようと思った。

　で、最寄りのカシコン銀行に作りに行くことにしました。