イスタンブール いすたんぶーる Istanbul ４

　バスは海沿いのレストランの前に停まった。そこには他にもバスが数台。

　そして、
「あなたはDongYangHotelからですね。あちらのバスに乗ってください。」

　？！このバスじゃないの？

　なんかペルーを思い出した。あのときと同じだ。それぞれのホテルからお客を連れてきて、バスの集まっているところでバスを乗り換え、それぞれの目的コースに行く。そういうシステムだった。

　小雨のぱらつく中、指定されたバスに乗っていた。

　そうそう、トルコは流石にイスラムの国。朝6時になると、モスクから大音響のコーラン(だっけ？)が流れてくる。

ただ、お祈りに来ている人がいるかどうかは解りません。見た感じ、モスクに向かって人が集まっている気配はなかった。

　しばらくすると、俺の乗ったバスにも人がどんどん入ってきた。

　ちなみにそのバスは、方角から言ってボス歩ラス海峡の脇だった。

降る雨が何とも気に入らない。腫れていればきっとすばらしい景色になるんだと思う。

でも、雨で寒いとなると、気分まで沈んでくる。でも、天気に影響受けない観光地なんていうのは基本的にないわけで、これも単なる巡り合わせと考えるべきでしょう。

　すると、そのバスに日本人女性3人が乗ってきた。それもそろいもそろって私の好きではない、むしろ嫌いなタイプばかり。

どうしてこうなんだろうねぇ。

イスタンブール いすたんぶーる Istanbul ３

　そしてロビーの一つしかないソファに座っていたら、今回お願いしたツアー会社の人がやってきた。

「オフィスに行きましょう。」

日本語だった。そのオフィスはホテルの通りを挟んだ反対側にあった。　

オフィスに入ったら、電気が付いていない。

「今、停電なんです。道のこちら側が停電しているようです。」

日本じゃ、停電なんて、ホントにないよね。ちなみにタイはあります。私の住んでいる高級なはずのアパートでさえ、停電する。

家に帰って、ステレオの電気時計が消えているときがある。こういうときは停電した証拠。

ちなみに私の部屋のステレオって、日本を出るときに車から外してきたもの。

音楽を聴くときには？！ずぼらな私にとっては、このタイプが一番いい。常にオートで音楽が流れてくる。

もっとも日本で使っていたステレオはあげて来ちゃったし、タイで新しく買おうにも、気に入ったのがないもんで、未だにカーステを使ってます。

　で、停電しているモンだから、オフィスのPCが動かず、おまけにカード読み取り機が機能しないので、支払いは本日のツアーから帰ってきてからにした。

　まもなく、迎えのバスがやってきた。

「いってらっしゃい。」

なんだ、あんたがガイドするんじゃないのか。

と言うことで、ようやくイスタンブールツアーが始まります。

イスタンブール いすたんぶーる Istanbul ２

　DongYangHotelはエレベータ無し。多分2階建ての小さなホテル。地下もあるのかも。

　部屋に入ると、スチームが効いており暖かかった。部屋は道路側で窓から路面電車が見えた。

　今回失敗したこと。それは靴。タイ仕様夏物のメッシュの靴。これは大失敗。足下から冷えてくる。早速スチームで靴と靴下を乾かす。

　まず、部屋を見渡してみると、イーサネットケーブルがあった。早速今回買ったEEEPC900に繋いでみると、ネットは繋がった。

　続いて浴室。バスタブなしのシャワーのみ。無印？シャンプーとノーブランド？石鹸。

　TVはなんとエロコマーシャルばっかり。

トルコってこんなのがこの時間から流れているのか？と思った。

トルコ語だから何言っているかわからないが、どうも昔日本にあったダイヤルQ2みたいな感じ。

　機内で寝たのでそんなに眠くない。

集合まではあと1時間半くらい。寝るほどでもない時間だ。

かといって、もう一回ブルーモスクを見に行こうかな、とも思ったが、どうも雨模様。

せっかくのイスタンブールではあるが、傘持ってくるの忘れたので、部屋でネットやっていた。

　そうしているうちに集合時間になったので、ロビーに降りた。

　ロビーに降りたら、フロントマンが変わっていた。彼は夜通し起きていたので、交代なのかな。

ふつー

　おはようござい！

　本日のバンコクは朝からすごい霧。おかげで今朝スワンなブーム空港に到着するはずの飛行機が、ドンムアン空港に行っちゃった。

その人をこれから空港に迎えに行き、そのまま遊びに行きます。

　バンコクはようやく暖かくなりました。

イスタンブール いすたんぶーる Istanbul １

　28/Dec/08の話。

　BKKより夜中に飛んだ飛行機TK060便は、早朝、イスタンブール空港に着いた。
BKKからイスタンブールになんか行く人いないんじゃない？フルフラットエコノミーで行けるんじゃないかな？と勝手に想像していたが、いえいえ残念ながら、満席でした。
　機内食は不味かった。何料理か解らないが、とにかく不味かった。食べられそうなものだけを口に入れた。これを想定して、ラウンジでしっかり食べてきたのがよかった。
　イスタンブール空港について、やはり予想通り寒い。イミグレを通るのも当然初めての空港ではあるが、本当に間違いなく、空港って世界どこに行っても同じような作りである。迷うようにはできていない。空港側だって、迷ってもらうとあとが面倒くさいから、一生懸命迷わないように作っているのではないかと思う。

ちなみにこれがイスタンブール空港のイミグレ。

　　

　空港にはお迎えが来ており、私の名前のプラカードを持っていたこともあり、すぐにわかった。
　まずお迎えの人に、
「ＡＴＭはどこにある？トルコリラ持っていないんだ。」
「あそこだよ。」
指さしてくれたのですぐわかった。しかし、PLUSの表示があるにもかかわらず、バンコク銀行も新生銀行カードも受け付けてもらえず。このPLUSって気紛れですね。世界各国に通用するところと、通用しないところがある。
　金が下ろせないが、車に乗り込んだ。ぼろい車だった。

　彼に
「助手席でもいいか？」
「いいよ。問題ない。」
40分くらい走った。なんか写真で見たことのある建物が見えてきた。
「あれ、ブルーモスクか？」
「そうだ。」
「あなたにお願いしたいことがある。あの建物を写真撮りたい。エキストラでいいから、綺麗に見えるところに連れて行ってくれないか？」
まだあたりは真っ暗だが、ライトアップされており、とても綺麗に見えた。
イスタンブールについて、まず一発目の写真を納めたかった。
　しかし、彼は
「解った。」
と言いながら、モスクの方に向かっている。私のイメージはどっか離れた高台なんだけれど。　
　そして彼が連れて行ってくれたのは、モスクの真ん前、このときの写真の場所だった。

http://blog.goo.ne.jp/05junk02-aphroce/e/291ff4444e1539b1794af8ce67e15ec4

　イメージと少し違うけれど、なかなか良い眺め。ほんの少しの間写真を撮ってすぐ車に乗り込む。
　「ホテルはどこなんだ？」
「すぐ近くだよ。」

　　　　　　　　　　

　そうなの？それを先に言ってよ。それだったらなにもここで停まらなくたって、よかったのに。
　彼の言葉通り、ホテルはホント近くだった。ブルーモスクから歩いて5分の距離だった。
　ホテルはDongYangHotel。こぢんまりした小さな街中のホテル。
ロビーに入ると小さなレセプション(銭湯の番台と同じくらいの大きさ)があり、部屋の鍵をくれた。
　送ってきた彼は、
「8：30に迎えに来るから。」
と言って去っていった。

普段からの日本食のすすめ

　元気なときは何も考えずに、いろんなもの食べますが、体調崩したとき、やっぱり日本食を食べます。

これは体が要求しているわけで、年を取るとともにその傾向は強くなります。

　私も元気なときには、とにかくタイ飯。カオマンガイが大好き。

しかし、疲れたり、体調崩すと絶対日本食。

　ということは、普段から日本食を努めて摂取していると言うことは、きっと体にいいに違いない。

　この前日本に帰ったとき、後輩が魚を買ってきて、自分で裁いて刺身を作ってくれました。

これがうまいのなんの！

これを食べただけで日本に帰った価値があったと思ったほど。

　なんてことを切に感じるようになったと言うことは、私も年取ったということでしょうか？

　と、書きながらも絶対に認めたくない自分がここにいます。

　と思いながらも認めざるを得ない自分もいます。

ANAのフルフラットシート

　もう当分乗れないと思いますが？！ANAのBKK-NRT間のビジネスクラスには、フルフラットシート機構を備えた機体があります。

しかし、正直な感想、これ、よくないです。

フルフラットに電動でなる分、シート下にいろいろな機構が入り、結果、シートのクッションが減り、とっても堅いです。

私は座ったままでも寝られる、会議中でも寝られる？！ので、フルフラットシートになる必要はありません。

そんなことよりも、座った瞬間にわかる、あの堅さはやめてほしいです。

　シートの左右もフィーリングでは狭いです。絶対寸法を測ったわけではありませんが、とても狭く感じます。

　ちゅう感じで、いいことありません。

　何も最後のビジネスクラス出張の帰りでこの機体になるとは思わなかった。

日本異常乾燥地帯。

　年末に日本に行ったときの感想。

　日本に住んでいるときは全然感じませんでしたが、この時期の日本って、異常です。

よく異常乾燥注意報とかTVで言ってます。

日本にいるときは、全く何も感じませんでした。

しかし、タイに住んでから、この時期日本に行ってみると、ホントにそれを感じます。

のどがあっという間にイガイガになり、ペットボトルが手放せません。

普段はほとんどペットボトルなんか携帯しないのですが、今回はずっと持ち歩いてました。

日本に住むと、きっと人間強くなります。

反対に、私はどんどん退化andタイ化してます。

そろそろ我慢できなくなってきた

　寒い！寒すぎっ！

ここ数日、タイの気温は異常です。

何でこんな思いをしなきゃならないのって言うほど寒いです。

Ｔシャツ短パンではとてもいられません。

打ちっ放しに行っても汗かきません。

ＧＹＭでも汗流せません。

まさか泡盛をお湯割りにして飲むとは思わなかった。

何とかして下さい。

無生活感！

　これから、と言うか今までもそうだったが、思いっきり生活感のない世界を作りたいのです。

自分自身の今住んでいるところを思いっきり生活感なくそうと思います。

目指せ連ドラの部屋です。

　少なくとも、キッチンはそれが達成できている。実際なんにもないから。

とにかくものをこれ以上部屋に入れない。増やさない。減らす！

パソコンの部品が転がっているものをなんとかせねば・・・。

実弾射撃２

　こちらはロングライフルでの成績。

やはりゴルゴ１３には慣れません。

　実際撃ってみて解ったこと。

よく映画で打ち合いやっているが、あれ全部嘘だね。

あんなに動きながらパンパンやって当たるはずがない。

単純に写真撮っててもそうだが、乗り物に乗っているとき、体が安定しない時って、まともな写真にはならない。

それと同じで、動きながら打って当たるはず無い。

映画は映画で楽しみましょう。

初体験！実弾射撃

　過去ログ
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　ちょうど一ヶ月前の12月13日、金曜日だったらおもしろかったかもしれないが、土曜日に軍の訓練施設に行ってきました。

　何とものどかな訓練施設でした。一応訓練生はいるのですが、一般の人も入れるし、施設内は写真撮影お構いなし。機密もへったくれもなし。

やっぱマイペンライの国ですな。

　そこで、生まれて初めて実弾を撃ちました。オートマチック45口径。

　それこそ簡単なレクチャーのあと、自分で弾を込めて、的を狙って撃ちます。

　最初の一発目を撃ったときのあの不思議な感動はなんだったの！！！

　でも、私はゴルゴ13にはなれないこともよくわかりました。

こんな日もあるんです

　昨日のバンコク、とっても寒かったです。

　もっと適切な表現すると、とても涼しかったです。

半袖、短パンではちょっとつらく、夜はなんと部屋の中ですが、ジャージ履いて、長袖のトレーナーを羽織ってました。

　こんなに寒いのは初めて。日本人の私がこんだけ苦しむ？！のですから、タイ人はもっと苦しんだ？

　このまま布団かぶらずにベッドの上にひっくり返ったら、間違いなく朝は風邪ひいてますね。

　明日は暖かくなってほしいものです。

こういう使い方もある

　お気に入りのトルコ紅茶用グラス。

飲んでグラスをお皿に戻したときの音が心地よい。

その心地よい音のためにはスプーンも必要なのです。

従って、このように泡盛を飲むときもお皿とスプーンは装備されます。

いやぁ、いい音です。

純粋な気持ちでのエフェソス。

　過去ブログです。

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　何で私はトルコに来たかったのか。

その理由は長いバスでの道中、いろいろ自問自答して、にっこり笑って理解できました。

　私は最初はトルコに来たかったわけではないのです。

エフェソスに行きたかったのです。

　思い起こせば数十年前、初めてエフェソスの存在をTVで知った。

当時はそれがトルコにあるなんて知らず、とにかく地中海付近に紀元前3世紀頃の文明の遺跡があるらしい。

それを見に行こうと思っていた。

　それがいろいろ絡まって、トロイにもつながってきた。

だから正直言って、カッパドギアやパムッカレはおまけ。

メインは本日行ったエフェソスなんです。世界遺産的に前での2カ所の方が有名ですが、私はこっちが本命でした。

本命だった割には、あっちこっちいろいろ浮気もしたが、ようやくエフェソスに行きたくなった。

それがトルコにあるということがわかり、こうしてくることとなった次第。

　しかし、今日前半はきつかった。

なんか知らないけれど、今日のガイドさん、ものすごく長く話す。

どうせ英語なのでそう長々と話されると疲れてしょうがない。

英語を聞き取ってそれを頭の中で訳して理解するという作業はこの寒い中では苦痛でしかない。

寒い中説明を聞いているとだんだんイライラしてくる。

おまけに後からぞろぞろと団体様ご一行が来るので、人が多くなり、いい写真も撮れなくなる。

だんだん自分でイラついて息が荒くなってくるのがわかる。

　しかし、ガイドさんが一生懸命説明してくれるので、ないがしろにもできず、必死に自分を抑えた。
　
　あこがれのエフェソスの地に来て何でこんな目に遭わなきゃならんのだ？

一生懸命深呼吸している自分に気がついた。何とか平静を保とうとしている。

　あったりまえだ。たかがこんなガイド一匹に俺の夢の地が台無しにされてたまるかっ！

　ものは考えようである。その英語で長々と説明している間、彼の前に立ってはいるものの、目は全く違う方向を向け出す。

そうすると逆にいいものである。彼が長々と話している時間が長い代わりに、私もその場所でいろいろなものが見えてくる。

じっくり見る時間があるのである。顔は彼が指さした方向を向いているものの、目はそれを中心に左右90℃までカバー。

じっくりとビューポイントを探せるのである。

そして彼の話が終わった途端、その目をつけていたポイントに移動する。

なんかいつもよりじっくりあちこちをみている自分に気がつく。

なんかこれもこの長々とされる説明のおかげ？

　そしてあこがれのエフェソスは、やはりエフェソスだった。自分のイメージしたとおり、いや、それ以上だった。

いつの間にか自分で街並みを創造していた。こういう妄想はヤバいよね。

　こうしてま私は自分の夢を、また一つ消した。

そしてまた新しい夢を探す。

人生イタチごっこ？！