「やってみるもんだ?!タイだ!インドだ!早期退職だ!!

2005年7月10日より始めました。
タイ駐在、インド駐在を経て
2021年7月をもって早期退職!

E-C-GA-KI 4

2005-08-09 22:34:38 | Weblog
 石垣島ダイビング二日目。
 
 本日、一本目はチャンバードロップ。その名の通り、DEEPな世界です。ゲストは私含め二人。ほかの方々はフツ~のポイントへ。
 当然ねらいはアケボノハゼ、スジクロユリハゼ!偶然にももう一人の方はアケボノ狙い、私はスジクロ狙い、ということで、住み分け完璧!

 潜りながら、なんかここ、来た事ある!って気がしました。以前もアケボノと、ニチリンを狙ったところです。まずはアケボノ。私も見つけられた。元々撮る気はなかったので、今回デビューの水中ライトを用い、照明係をやろうと思った、のだけれど、その方は、ガイドさんと別のを狙っている。んじゃあ、一枚くらい撮ってやろうと水中ライトを放し(当然体のどっかに紐でくっついていると思った)、カメラを構えた。
 したら、アケボノ君は引っ込んじゃった。まぁ、いいや。どうせ狙ってなかったし。

 そうして、今度は私のスジクロの番。ガイドさんと、スジクロを狙いに行く。すぐ見つかった。ゆっくり近づく。カメラを構え、まずは一枚目。ストロボをパシャッ!これは、スジクロ君を落ち着かせるため。距離的にまだまだ離れているので、当然写真にはならない。それを何枚かやりながら、ゆっくり近づく。すると、背面モニターにだんだんしっかりとした像が見えるようになる。ひれが広がった瞬間を捕らえようと、集中力を高める。しかしこれがうまくいかないんだなぁ。背面モニターちっちゃすぎてちゃんと見えないのです。鰭が広がったかどうかは感でシャッター押すしかない。でもデジカメってこれができるからいいよね。銀塩だと写真があがるまでわからないから。でもそれが楽しみという人もいるらしい。

 それでも水中写真何回もやっていると、何となく感じるものがある。今日の写真はうまくいった!と。今回はその気がした。相手がちょっと小ぶり、養魚だったが、何となくうまくいったと感じた。この水深だと水底にいられる時間はわずか。でも今回はかなり粘った!

 それでもやっぱり上がらねばならない。マンタスクランブルもそうだが、まだそこにいるのに上がらなくてはならないときがある。元々我々はここにいてはいけない生物。それを科学の力でいられるだけ。決してのぼせ上がってはいけません。科学の力を借りても、やっぱり限界はあるのです。目の前のスジクロ君に惜別。

 そして上がってくるとき、ふとライトがないのに気が付く。まぁ、どっかに紐でくっついているんだろう、と思った。でも、待てよ。あれに紐って付けてたっけ??付けてはおいたが、それはアケボノ照らすときにはずしたじゃん???!!!
 やっぱりあの深度では頭ってちゃんと働かない?それとも年か?(自爆)   そうなんです。ライトは+浮力のため、きっと今頃は椰子の実のごとく、海面を漂っていることでしょう。ターゲットライトに固定するため、ナットをボンドで接着してあるPanasonicの黒いライトです。どなたか漂流しているのを見つけた場合はご一報下さい。入っている電池は同じくPanasonicのニッカドです。

 まぁ、もう諦めるしかない。こっちは超長時間の減圧中。ここで上がれば体がおかしくなる。しゃ~ないよね。この減圧、非常に寒い!水温は27度以上はあるのに、ここでじっとしているとなると、やっぱり体温は奪われます。ウエットも裏地の付いているちゃんとしたのを買った方がいいですね。何回催したことか。そのたびに海水を入れ、また冷える。たまりません。

 二本目に行く前に、お食事。一本目のポイントが遠いため、もう一本潜ったら、腹へってしょうがないからね。ここで、レンズもワイドに切り替えます。最初っからワイドを持って、確実にそれが役に立つって、ポイントはどこでしょう?
 
 そうです。二本目はマンタスクランブル。昨日も行きましたが、やっぱりまだ飽きておりません。(なんて贅沢なせりふだ!)それに私はマンタスクランブル5連勝中。見られなかったことはない!どうだ!!!ぢ○ー、うらやましいだろぅ!それに幸いなことに、今回は皆さん上手な人ばかりのグループ!
 エントリーの早い私はまたも一番手。バックエントリーで潜り、カメラを受け取り、海底を見たとたん、そこには大きなマンタ君。へっへっへっ!すぐ顔を海面に上げ、
「マンタいるよ!」
まず、女性が一人、飛び込んできた。タイミングよく、私の目の前。すぐに指を指すとマスク越しにニッコリしていた。次に彼女の友達が飛び込んできた。こっちにダッシュをかけてる。その人に対し、「右!」のサインを出す。あなたにとってはそっちのマンタの方が近いよ!
 ってな感じで、あちらこちらにマンタ君はいます。それでも全員が飛び込んでくる頃にはどっかに行ってしまった。
 ここからはガイドさんの腕の見せ所。しかしそこは百戦錬磨のガイドさん。しっかり頭に入っているクリーニングポイントへ。そこには大きなマンタさんがリラックスモードで被クリーニング。
 しかし、ありがたいのか迷惑ななのか、このマンタ君、それからずっとエキジットの時までそこにいました。こっちはじっとしているもんだから、もう寒くって!!!途中でこれまた贅沢にもその場所を離脱しました。そして、みんながまだマンタを見ている後ろで水泳訓練です。体を動かさないと、本当に寒いんです。マンタを横目に水泳訓練。これまた凄い贅沢!これができる石垣島に感謝しましょう。

 そこに一時間近くいて、そろそろ帰る時間。また目の前にいるマンタ君に惜別。しかしここはマンタ交差点。凄いよね。帰り道にもちゃんといますからね。それも大きいのがっが!

 それを眺めていたいけれど、そこは皆さんもう十分堪能したようで、次々にボートに上がっていきます。堪能したのか、エアが無くなったのかはわかりませんが。。。。

 なんでも私のあとにエントリーしてきた女性二人は初めてマンタ見たらしく、感動して一人は涙流しておりました。

 三本目は山原サンドガーデン。
 エントリーしたとたん、ホワイトチップが一匹。それにしても寒い!ここ、水温低いんとちゃう?なのに水底に行くもんだから、益々寒くなる。アカネハゼを探しに行きました。アカネハゼはその名の通り、あかね色のきれいなアホ面のハゼです。でも水深27mだぜ!
 次はプリンセスモノクロなんとか。慶良間にもいますよね。しかしこれは大人になったら何になるかはわかっていないらしい。とてもきれいな魚ではあるが、動きが動きのため、写真に納めるのは難しい。
 そのほか、黄金のジョーフィッシュ。黄色いのです。マブールでジョーが穴から出たのを見たことがある。体は白でした。このジョーはいったい何色なんでしょうね?私の予想では、黄色でなく、白。その根拠は?・・・・ありません。そんな気がするだけ。
 その次はっと、それはマズイ。一本目にDEEPな世界やったので、あっという間にデコがつき始めました。しょうがない。上がるか。。ほかのみんなは遙か下。上から眺めているだけじゃ、何にもわかりません。他にもいろいろ見たらしい。
 そのときは、早めに上がったため、減圧もわずか。でも、健全なダイバーの皆さん、本当はこんな事やっちゃいけないからね。

ちなみにこれが、私の700本目でした。しかしよくもまぁ、こんなに潜っているものだ!
 明日も頑張ります?!ナカモトイロワケハゼあたりを狙いたいです。
コメント (2)
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