07系発 運営日記

ホームページ運営日記と最近気になったニュースを取り上げます。twitterに参加しています。

情報化社会の中で生きる私たち

2008年05月25日 | 教育問題
 いや~、便利な世界になりました。
 土曜日に日立グループの説明会で大阪まで行ってきました。もちろん新幹線で。その帰りに用事があり東京まで行きました。新大阪から東京はさすがに遠いし、金も掛かりました。しかし、携帯電話1本ですべてが予約できる時代とはさすが21世紀です。
 そんな中で問題されている携帯です。実はこんなことがネット上に出ておりました。

 asahi.com:携帯持つ中2の16%、1日にメール50通超 PTA調査 - 教育
携帯はどこまで発展するのか。第4世代携帯電話が2010年にもしかしたら出る傾向があるらしい。それに向けてか、KDDIが動き出している。どこまで携帯を発展させるのか私には理解できない。また、どこまでIT化するのかさえ分からない。  今、まさに『情報爆発』が起きている。そのため高校で「情報」という教科を勉強していることだろう。便利になる一方、リスクが大きくなる。それをどのように対処していけばよいのか。
 ある高校では、授業中に携帯ばかりが気になっていて集中できてない子が増えているというのが多くなっている。このことについては、しっかりと県の教育委員会が指導を徹底すべきことではないだろうか。

日本語が理解できない??

2008年05月22日 | 教育問題
 実は大学でTAをやっておりまして(以前にも書いたか)、今年度は大変だとつくづく思っております。というのは、データ分析という講義がありまして2年生の必修科目であり、少人数制のため6クラスに分けてあり各クラスにTAを配置しています。あるクラスでは2人体制でTAが入ります。
 そこでの講義のことです。先週あたりからクロス集計(ピポッドテーブル)を扱う章に入ってから質問がものすごく来るようになりました。今週はヒストグラムでした。講義そのものは、各クラスによって遅れたり早かったりと教え方があるせいか、「分からない」の連発。「どこがどのように分からない?」と聞いても「言っていることがよく分からない」と言われるため、どう教えたらよいかが不明。「言っていることが分からない」って基本的に日本語が理解できないということなのか。テキストもあるし、読めば分かるのに読まずに進める人が多い。
 読んでもそれが、「この先どのように関わるのか?」ということも聞かれてしまい、私が「金融業や事務職はエクセルでの作業が8割だ」ということをいうと「僕(わたし)はそんな職業は望んでいない」と学生から言われてこちらも対処ができない。そもそも、なぜテキストを熟読しないのか。日本語が読めないとは別に、読んでも理解できないという。あぁ、この先が思いやられる・・・・。

これからの地球・・・どう考える?

2008年05月19日 | 環境問題
 四川省でおきた大地震ですが、3万人を超える死者ということが報じられ、日に日に増えていく一方です。余震が続く中での、救助も大変だなぁと思いつつただただテレビの前で見ているだけで助けやることすらできない。できることといえば、義援金を出すことしかできません。
 こうなる環境の変化を作ってしまっている私たちにも問題はあるのです。もちろん、世界中の人たちが協力しなければできないこと。それが地球温暖化なのです。温暖化対策をしている会社だけでなく、我々個人としての場でもできることから始めていけたらよいと思っています。
 これは、私が大学のレポートに提出した内容の一部の抜粋です。
『環境問題とは技術的な問題であると同時に、南北経済格差が深くかかわっている問題でもあります。成長の抑制と発展の両立という難問に人類は立ち向かわなければなりません。実際に効果のある、具体的な方策は取り組み始まったばかりです。
 私たちの文明を維持していくには、第一に、地球自体が一つの完結したシステムになっているということを忘れてはいけない。現に、アマゾンなどの熱帯林の減少が日本の気象に影響を及ぼしている。自分のまわりの美観だけを考えてゴミを捨てがちである。しかし、ゴミの全てが焼却されるわけではない。多くのゴミは自分の視野から消えただけで、どこか別の場所では山と積まれているのである。ゴミ捨て場で始まった小さな環境破壊が、いずれは、自分たちの住む環境に悪影響を及ぼす。地球は、生態系の循環を通して、一つにつながっているシステムであることを、私たちは常に意識するべき必要がある。
 地球環境は、私たちの世代のものではない。現在の環境を壊すというのは将来世代の人々が住む環境をもうばっていることになり、私たちが資源を使えば使うほど、将来世代の人々が使う分を減らしていくことになる。環境をめぐる倫理の問題は同世代における地域間の倫理だけでなく、世代間の倫理問題を含む。
 環境問題は、人間社会がもたらした問題である。地球規模で生じている大きな環境問題も、もとをただせば一人一人の人間の行動から発しているのである。環境問題に関する科学的な知識と、倫理的な姿勢をもとに見につけることによって、将来の人々が安心して暮らしていける社会を残さなければならないのではないかと思う。』
これを読んで考えてほしいものだ。

あれこれと・・・・

2008年05月17日 | blog
 ここ数日、日が変わってからの書き込みで時間を戻しています。
 さて、書きたいことが山ほどありまして、何から書いてよいやら・・・・。
 まずは、四川省の地震ですが、2万人もの人が亡くなっているのではというのが報道の情報です。そもそも、今回の地震は阪神淡路島大震災以上の規模で起こってしまって、日本から中国へ援助に行かれた方が31人もいます。他国も援助に行っていますが、また地震が起こるのではないかという見方もあります。北京オリンピックを控えた今、中国では大変です。

「小中学生に携帯電話持たせるな」教育再生懇提言へ

今や、固定電話が減少し1人1台は携帯を持つようになってしまっている。小学生・中学生は携帯電話は必要かというのが私から問いかけたい。子ども(キッズ)携帯なんていうのを出した会社がまず問題だ。なぜ、義務教育を受けている人間が携帯電話を必要とするのですか。ある親子さんは、「塾に行かせているため、携帯電話が必要だ」という。まぁ、確かに公衆電話が減っていく一方なので携帯が必需品となるわけだが、そもそも、子どもにはある程度の機能だけで十分だと思う。それには、有害な情報を与えるかもしれないというのが、教育再生懇談会で出された。子どもは、電話とメールさえできれば十分である。まだ、未熟な子どもで必要な知識を知らない人が多いためにどの情報が正しいか、正しくないかの判断ができにくい。私が考えるものとしては、情報サービスの提供サイトはキッズ携帯からのアクセスをできないようにすればいいだけのことなのではないの。ただ、メールと電話だけという機能で良いのでは?ぶっちゃけいうと、キッズ携帯にカメラとか「着うた」とかは不必要だということをまず、携帯会社は知ってほしい。

学力向上もいいが、世間をみろ

2008年05月15日 | 教育問題
大阪府教委 授業お手本見せます 指導主事派遣 学力向上へ「注目」(産経新聞) - goo ニュース
 今や、学力を上げるのが当たり前というような考えが出てきてしまっていることに残念だ。いくら、数学力がないとか、語学力が低いからと言って学力を上げるために教科書を変えるというような策も出ているが、これで本当に学力は上がるだろうか。
 そもそも、学力は応用ができなくてはいけいないのかと言いたい。応用なんて基礎が出来ていれば、それを展開していけ良いだけのことなのに、応用ばかりを盛り込む授業は生徒がついていけるだろうか。
 なぜ小学校があって、なぜ中学があるか、簡単に言えばなぜ義務教育を受けなくてはいけいないのかにつきる。そもそも義務教育の定義は、教育基本法(平成18年法律第120号)の第5条2項で「義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。」と規定している。何が言いたいのか、生活に必要な基礎知識を教える場であるということに対して、応用はどうだろうかと言いたい。
 学力向上もいいが、もっと世界に目を向けて必要な知識をもっと教えるべきだ。例えば、「道徳心」を教えるとか・・・。