07系発 運営日記

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学力向上もいいが、世間をみろ

2008年05月15日 | 教育問題
大阪府教委 授業お手本見せます 指導主事派遣 学力向上へ「注目」(産経新聞) - goo ニュース
 今や、学力を上げるのが当たり前というような考えが出てきてしまっていることに残念だ。いくら、数学力がないとか、語学力が低いからと言って学力を上げるために教科書を変えるというような策も出ているが、これで本当に学力は上がるだろうか。
 そもそも、学力は応用ができなくてはいけいないのかと言いたい。応用なんて基礎が出来ていれば、それを展開していけ良いだけのことなのに、応用ばかりを盛り込む授業は生徒がついていけるだろうか。
 なぜ小学校があって、なぜ中学があるか、簡単に言えばなぜ義務教育を受けなくてはいけいないのかにつきる。そもそも義務教育の定義は、教育基本法(平成18年法律第120号)の第5条2項で「義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。」と規定している。何が言いたいのか、生活に必要な基礎知識を教える場であるということに対して、応用はどうだろうかと言いたい。
 学力向上もいいが、もっと世界に目を向けて必要な知識をもっと教えるべきだ。例えば、「道徳心」を教えるとか・・・。