07系発 運営日記

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これからの地球・・・どう考える?

2008年05月19日 | 環境問題
 四川省でおきた大地震ですが、3万人を超える死者ということが報じられ、日に日に増えていく一方です。余震が続く中での、救助も大変だなぁと思いつつただただテレビの前で見ているだけで助けやることすらできない。できることといえば、義援金を出すことしかできません。
 こうなる環境の変化を作ってしまっている私たちにも問題はあるのです。もちろん、世界中の人たちが協力しなければできないこと。それが地球温暖化なのです。温暖化対策をしている会社だけでなく、我々個人としての場でもできることから始めていけたらよいと思っています。
 これは、私が大学のレポートに提出した内容の一部の抜粋です。
『環境問題とは技術的な問題であると同時に、南北経済格差が深くかかわっている問題でもあります。成長の抑制と発展の両立という難問に人類は立ち向かわなければなりません。実際に効果のある、具体的な方策は取り組み始まったばかりです。
 私たちの文明を維持していくには、第一に、地球自体が一つの完結したシステムになっているということを忘れてはいけない。現に、アマゾンなどの熱帯林の減少が日本の気象に影響を及ぼしている。自分のまわりの美観だけを考えてゴミを捨てがちである。しかし、ゴミの全てが焼却されるわけではない。多くのゴミは自分の視野から消えただけで、どこか別の場所では山と積まれているのである。ゴミ捨て場で始まった小さな環境破壊が、いずれは、自分たちの住む環境に悪影響を及ぼす。地球は、生態系の循環を通して、一つにつながっているシステムであることを、私たちは常に意識するべき必要がある。
 地球環境は、私たちの世代のものではない。現在の環境を壊すというのは将来世代の人々が住む環境をもうばっていることになり、私たちが資源を使えば使うほど、将来世代の人々が使う分を減らしていくことになる。環境をめぐる倫理の問題は同世代における地域間の倫理だけでなく、世代間の倫理問題を含む。
 環境問題は、人間社会がもたらした問題である。地球規模で生じている大きな環境問題も、もとをただせば一人一人の人間の行動から発しているのである。環境問題に関する科学的な知識と、倫理的な姿勢をもとに見につけることによって、将来の人々が安心して暮らしていける社会を残さなければならないのではないかと思う。』
これを読んで考えてほしいものだ。