07系発 運営日記

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大学生に問う。

2010年01月25日 | blog
「就活くたばれデモ」東京でも開催 2ちゃんとグーグルが学生をつないだ

 ネット加熱による、デモ。人事という立場でみると、彼らはまだ、社会を知らない。いや知ろうとしない大学生が増えている。

 私も同様に就職活動をして、新卒採用でSEに就いた。ところが、その会社が経済状況の不安定により、8支店あったのが、2支店潰れるのほどの『不景気』という3文字によって、人員整理にあった。ところが、今、大学でバイトをしていた時のWeb会社に入社できて、こういう立場にたっている。何が言いたいのか。つまり、彼らは大学での経験数が少ないのである。大学生は『アルバイト』と『単位取得』のためだけに大学に行っている。大学のそもそもの定義は、『教育の最高教育機関』である。いわば、自ら問題を提起し、解決していく能力を養うのが、大学である。
 
 今では、多くの高校生が、大学進学希望をする。なぜ、大学進学を好むのか。私は、高校でパソコンというツールを使って、分析をすることが大好きで仕方なかった、。大学に入って、さらにデータ分析応用などの単位を取得し応用力をつけ、自分の研究分野でもある、ネットワークを勉強した。ゼミの先生が、NTTという企業を出ておられる方について、勉強をした。最終的に、サーバー運営まで持っていくことができて、これは何よりの研究であった。

 一見、高校生でも出来る人はいるかもしれない。卒論は、ネットワークデータベースに挑戦。データベースだけに時間を取られ、ネットワークまで持っていくことができなかった。ただ、今では、ネットワークを自宅で組むほどまでになった。

 こういう大学生が少なくなっていると私は思う。「こういうことを研究したい」というのが、大学の本来の意味である。「専門として知識を増やすこと」をしているのは専門学校の本来の意味である。今、人事が見ているのは、【即戦力】である。

 つまり、大学卒業者の採用枠が年々減り、専門学校卒業者の採用枠が増えている。年々早期化しているのは、そのせいである。専門学校入学者に対してへの情報を教えているため、大学生にとってみれば、『早期化である』とでしか見れないだろう。

 <<大手企業『キヤノン』が、宣言したのは先月下旬。「3月までの業績を見た上で新卒採用を行うか判断する」と説明。併せて、就職活動の時期が早いことについて「学生のみなさんから学ぶ機会を奪っているのではないか」とし、採用するなら選考は夏休み中にする考えを示している。>>(引用:http://www.asahi.com/national/update/0106/TKY201001060437.html

 このように、前もって説明している会社もあることから、我が社も夏採用を検討しているさなかでもある。このようなデモ行為をやるのであれば、社会に出てもっと情報を探すとか、社会を知るとか、1社でも多く企業を回ることをしてほしい。

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