07系発 運営日記

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第二の金融危機

2010年05月09日 | 経済問題
 報道されてからやや遅いブログ更新になり非常に申し訳ございません。
 名古屋に戻るのは、本日の夕方でしてそれ前までに、更新のほうをさせて頂きます。

 ゴールデンウィークに潜んだ経済問題。なぜ、ギリシャで騒いでしまったのか。

 ギリシャの借金が多く、その数字をごまかし、ユーロに加入したことが発端なのです。ユーロに加入する審査は厳しく、ギリシャは「私の国は、借金はありませんよ(あるいは、少ないですよ)」という具合に、ユーロに入ってしまったのです。その後、ギリシャの政権が変わり、借金額が大きいことがギリシャの国民にバレてしまいました。その結果、ユーロ圏全体の問題となってしまったのです。

 もしギリシャが破産したら、ユーロも大変なことになりかねないので、各国は条件付きの援助の対策を行っているのです。その条件が、簡単にいえば、「質素倹約」なのです。ギリシャの国は、国民に質素倹約を指示しています。ところが、ギリシャの国民にとっては、「寝耳に水」の質素倹約を指示していることによって、デモが起こってしまったというものです。

 サブプライム問題と異なり、今回のギリシャ問題は、国の安定性にかかっています。ギリシャだけでなく、ギリシャよりも酷いのは、日本です。ギリシャの借金を上回る巨額の借金を日本は抱えています。そこに追い打ちをかけるかのように、ユーロの円高が進み、海外進出しているメーカー会社は損失額が大きく、第二のリーマンショックではないかと指摘しているジャーナリーも中にいます。

 この金融危機によって、「対策を練る」⇒「少しは改善し安定」⇒「そして下落し」⇒「対策を練って」、という『スパイラルが起きて、低迷している状態』での安定が続いていきます。こうする低迷社会で生きていく私たちの雇用状況ははさらに悪化していくと私は分析しています。「もっと、日本がこうするべきだ!」ではなく、世界が一つになって、問題解決していかなければならいものである、と認識しなければいけないのではないか、と私は思うのです。何か、間違っていれば、ご指摘を頂きたいと思っております。

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