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私の平均余命83.846歳(厚生労働省H28年度データ)を24時として、私の生きて来た人生は上の通りです。後残り時間は?

2016(平成28)年5月場所

2016年05月25日 17時37分44秒 | 今場所は・・?


        「王者の貫禄復活?白鵬優勝」






昨年の琴奨菊の優勝が、まだ記憶にあり、もしかして、今度は稀勢の里の優勝が見られるのではと、誰もが期待をした事でしょう。



しかし、直接対決の13日目に、健闘はしたけれど、惜しくも白鵬の執念と気合で稀勢の里は負けてしまいました。


                    







稀勢の里は、白鵬の鬼門なのに、ここ一番の時に負けてしまい、これは、白鵬の横綱としてのプライドですよね。



例えが悪いかもしれませんが、サル山のボスをかけての争いと似てるような気がしますね・・・絶対にボス座を明け渡さないと・・・



白鵬は、王者と云えども、余裕をかまさず全力で闘う処が、今場所でしたね。



もう、そのガッツと云うか闘志は、「土佐犬」そのもので、悪い癖も出ます。
あれだけ注意されていても出てしまうんですね・・・「ダメ押し」・・



ダメ押しをした後に、我に返って、落ちた力士に手を差し伸べるシーンを見えます。
本人は気を付けているんでしょうが、闘争心のエネルギーが分別をなくしているんでしょうね。


                    





                    



優勝後のNHKの番組で、ダメ押しはしないと宣言してました。
白鵬曰く、相手を攻めて最後で逆転負けをした事も多くあり、最後の最後まで気を抜かないようにする意識から出てしまう・・っと言っています。



まぁ、それだけに気合が観ている者にも伝わり、面白いんでしょうけどね。
最近の白鵬は、左で張って、右でかちあげが目立ってきており、このかちあげが横綱としては危険行為だとも云われております。





                    





                    







37回の優勝、全勝記録では12回とトップであります。
これからもこの記録も伸び、まだまだ白鵬時代が続くんでしょうね。



休場はあっても、そう大きな怪我はないのも強みであります。
たいていは、負けなかったら怪我しないわ・・・ね・・・




そして、横綱候補と云われ、誰もが期待をしていた照ノ富士は、怪我に苦しみ、大関の地位も危ういカドバンになってしまいました。



                    



見ていても痛々しいくらい、誰もが休場したらっと思っても、本人の意思で最後まで取り続けたんですね。


照ノ富士の記事が載っていました。

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「前のオレに戻りたいな。
出来ない自分に腹が立つ。
力を出そうと思ったらケガをする。
出さなかったら負ける…」。

昨年秋場所で左膝を負傷し、さらに右膝も痛め、今年初場所では右鎖骨を骨折。
春場所では左肘も痛めた。
度重なるケガで稽古も十分に出来ず、大関まで駆け上がった闘争心もそがれている。

師匠の伊勢ケ浜親方は「まずはケガを治してから、稽古できないと勝てない」と話す。
休場の可能性を問われた照ノ富士は「出るよ」と否定し、「休んでも一緒だから」とこぼした。
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怪我がなければ、100%力を出せるのに、悔しい思いをする力士も多い事でしょう・・・アスリート全般に怪我や健康管理も含めて、その人の力量なんでしょうね。



先場所の好成績、「ホウ!」の掛け声で人気がある琴勇輝、今場所は「あれ?・・言わないの?」っと思った人も多いでしょう。







これも、記事に載っていました。


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「やってくれー、頼む」と懇願するファンまでいた。
「やってほしいという感じは分かった。(雄たけびを)消しただけで仕切りや動作をする時に変というのはなかった。(ルーティンをやらない)空気感は味わえたからね」。

三段目から続けていたルーティンを絶っても、影響はないと言い切った。
琴勇輝のルーティンには以前から物言いをつけられていた。
昨年春場所前の力士会で白鵬から注意されたが、独特の動作を貫いてきた。

“決定打”は場所前の力士会。審判部から「土俵上で雄たけびを上げるとは、昔なら考えられない。目に余る」と厳しく指摘され、封印を決断した。
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しかし、結果は7勝8敗と負け越しで終わり、やっぱり、声を出さないで、気合入れが充分じゃなかったからだと言う人もいる。


この辺が、ほかの格闘技と違って、声を出したり、ポーズをしたりと日本独特の精神ルールが個人の自己表現を遮っているんでしょうね。



物足りないようだけど、それが日本の伝統と思えば仕方ないのかもしれませんね。
たぶん、表現豊かな外人は不思議だと思うんでしょうけどね。
如何せん、皮肉にもほとんどが外人力士ですけどね。



琴奨菊は、また前場所で学ばなかったのか、相手の変化で星2つ落としましたね。


                    







一度も負け越しをした事がなかった正代は、初めて負け越しです。
でも、前半の7日間、3横綱、4大関と取り組みされて、不調の照ノ富士には勝ったももの、早6日目で6敗してしまっている・・・そらそうやろ、これは、一度も負け越しをしていない正代へのイジメの取り組み・・か?っと思ってしまう。




いつもいつも老体にムチ打って土俵に上がるテーピングだらけの安美錦、早2日目の栃ノ心戦で、やっちゃいました。



しかし、あれっ!っと思った人は多いでしょう、栃ノ心が土俵を割り、負けだと思ったら、安美錦の膝がガクっと来て倒れていて、軍配が栃ノ心に上がったんですね。


でも、物言いがつかない・・スローで見ても微妙なのに、誰も物言いをつけないのはおかしいですよね・・っといっても、取り直しになっても、安美錦は立てないでしょうけどね。






                    





                    



最長老なので、引退の文字が・・・・でも、一般で言うと働き盛りの37歳ですけどね。
ご本人は引退はしないといっております。





帰り入幕の遠藤・・・みんなの期待と人気で、11勝と絶好調でした。
永谷園もホッとした事でしょう。



同じく大砂嵐も帰って来て、前半本領が出ましたが、後半ちょっと元気薄なのが気になりますね。



私の地元の近畿勢は、今一つの成績で、期待の勢いが5日目で鶴竜を破ったものの結果4勝でボロボロ、妙義龍、徳勝龍も6勝で負け越し、豪栄道、大翔丸は9勝でした。
十両の宇良が上がってきたら、また面白くなるかもしれません。(^-^)






                    















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