夫人の増改築は12時の鐘で霊から支持されるものだった。
当初は8つ今は100以上でまだ続く。
南北戦争で兄弟を失ったこの高性能な銃に恨みを持つ男の怨霊だった。
壮絶な闘い、撃たれ生還時の弾を霊に撃ち成仏へ?


実在のお話?で、ここは観光名所にもなっているとか?
南北戦争で、南に勝った北軍への恨み節。
家族を殺された南部兵士が、ウィンチェスター社に行き、社員15人もの関係ない人達を銃殺し、一室の中の椅子に座り、やって来た複数の警官に銃弾を浴びせられる。
その男の呪いがウィンチェスター家に残り、一族を憑りつき殺そうとする。
そんな呪いを知っている夫人は、増改築を繰り返し、ウィンチェスター社の幹部に疑問を抱かせていた・・・頭がおかしいのでは・・と・・
幹部は、精神的に異常じゃないかと思い、精神科医に精神鑑定を頼みに行く。
精神科医は、初め断ったが、病院や薬などの夫妻が300ほどあり、それの倍を払うという事で引き受ける事に。
霊など信用していない彼だったが、異常な光景や現象を目の当たりにして、この夫人を信用する事に・・・
亡き妻の事を精神疾患と診断した事を後悔していた医師は、この家に起こった現象を信じ、夫人と共に戦う決心を・・・
相手の力は強く、銃をぶっ放しても貫通してしまう。
そこで、医師が生還した時の弾を込めて撃つと、霊にあたり、倒れてしまう。
医師は過去、銃で撃たれ3分間生死を彷徨った事があった。
彼は、その時の銃弾を加工して記念に持っていた。
その弾は、あの世と現世を繋ぐ道具だと夫人は言ったのであった。
邪悪な霊は消滅したが、夫人はこれからも増改築を続けると云う。
それは、この銃で犠牲になった人達の寄り所の為であった。
夜12時の鐘の元で霊との交信が始まり、自動書記のように夫人は設計図を描き始めるのであった。
それは、亡くなった人が住んでいた部屋の再現であった。
誰の部屋かはわからないが、夫人は供養の意味も含めて行うのだろう。
医師は、報告書に夫人は正常であると社の幹部に送ったそうである。