世田谷美術館。
用賀駅からの散歩道を行く。
砧公園の緑はとても美しい、
展示室に入ると、まずフリーダ・カーロの「メダリオンをつけた自画像」がある。
50×40の小品だが、その存在感に圧倒される。フリーダの波乱の生涯と、メキシコという国家・文化の変遷を重ね合わせ、この展覧会の意図を瞬時に理解するには恰好の展示だが、それ以前にこの絵の力に惹きこまれてしまうのだ。
メキシコ絵画にはまったく知識がなかったのだが、そこから先の展示には驚かされた。どの作品にも力強い主張がある。シケイロス「メイデーの行進」、アンギアーノ「棘を抜く人」、マニリャ「ソチトル・ピサウアクに捧げるダンス」、メサ「信仰心篤い人たちの頭部」、オロスコ「十字架を自らの手で壊すキリスト」、そのほかエラン、ロサノ、タマヨ、いずれも素晴らしかった。
セレクション、展示、いすれも好印象です。
用賀駅からの散歩道を行く。
砧公園の緑はとても美しい、
展示室に入ると、まずフリーダ・カーロの「メダリオンをつけた自画像」がある。
50×40の小品だが、その存在感に圧倒される。フリーダの波乱の生涯と、メキシコという国家・文化の変遷を重ね合わせ、この展覧会の意図を瞬時に理解するには恰好の展示だが、それ以前にこの絵の力に惹きこまれてしまうのだ。
メキシコ絵画にはまったく知識がなかったのだが、そこから先の展示には驚かされた。どの作品にも力強い主張がある。シケイロス「メイデーの行進」、アンギアーノ「棘を抜く人」、マニリャ「ソチトル・ピサウアクに捧げるダンス」、メサ「信仰心篤い人たちの頭部」、オロスコ「十字架を自らの手で壊すキリスト」、そのほかエラン、ロサノ、タマヨ、いずれも素晴らしかった。
セレクション、展示、いすれも好印象です。