2-0。
宮本がオフサイド・ラインの裏を狙ったロング・ボールを入れてくるあたり、神戸も研究してきているのかと思った。しかし、立ち上がりの神戸DFラインが揃わないところを突いて、エジの先制ゴール。
駒場の芝は以前ほどふかふかな感じでもなく、前節の横浜戦より、選手はやりやすそうな雰囲気でゲームに入っている。ボランチに入った細貝がアタック意識を強く持ち、ゴール前まで顔を出す。また、元気(少し疲れているのか25分くらいのシュート・ミスは?)、直輝のコンビネーションはお互いの動きをよく理解しており、42分くらいに元気が右サイドに流れてDFをひきつけたところでの直輝のシュートは惜しかった。
というように、前節とは違う動きで崩している中で高原がゴール。2点目。
後半30分くらいに神戸ボールで3人くらいがフリーになったところは目をつぶったが、都築の神セーブ! 今期は都築、山岸、レディースの山郷、すべて神。
結局、横浜のようにプレスをかけてくる相手でなければ、浦和ペースでのサッカーができる、ということが確認できただけでもある。勝てたことはもちろんプラスだが、優勝を目指して鹿島に付いていくためにはまだまだ厳しい状況ということなのだろう。