前巻、宋禁軍・童貫を討ったところでそろそろ完結かと思っていたのだが、
まったく終わらない。
水滸伝リメイクでリアリティを追求した結果、単なる好漢武勇伝で終わらないことはもちろん承知だが、楊令に新たな建国、しかも戦を前提としない構想を持たせるというのは驚いた。こうなると呉用、杜興の存在感が増してくるのは当然で、さらにまったりとしてくるわけだ。
あまりにまったりしているわけにもいかず、韓世忠が拠った梁山湖に李俊と項充で攻め込むあたりはビビッド。二世の行く末、公孫勝や戴宋の今後、女真から西夏、契丹と地理的にも広がる要素をどうまとめるのか。まだまだ続きそうな空気。
まったく終わらない。
水滸伝リメイクでリアリティを追求した結果、単なる好漢武勇伝で終わらないことはもちろん承知だが、楊令に新たな建国、しかも戦を前提としない構想を持たせるというのは驚いた。こうなると呉用、杜興の存在感が増してくるのは当然で、さらにまったりとしてくるわけだ。
あまりにまったりしているわけにもいかず、韓世忠が拠った梁山湖に李俊と項充で攻め込むあたりはビビッド。二世の行く末、公孫勝や戴宋の今後、女真から西夏、契丹と地理的にも広がる要素をどうまとめるのか。まだまだ続きそうな空気。