ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

第二回チャリティー「丹沢大反省会」

2018年07月31日 | 相模川サクラマス復活PJ(仮)
台風一過の29日、相模川からほど近い大和市のくらげ亭にて、第二回丹沢ヤマメ・相模川サクラマス復活PJへのチャリティー「丹沢大反省会」が開催され、私も参加してきました。

当日の午前中はみっちり工房仕事で、14:00のスタートに少し遅れて着。するとすでに大勢の方で大賑わいの店内。遅いよ!の声と笑顔に迎えてもらって苦笑い。皆さんもっとのんびりかと思っていました。


発起人である私はざっくりとこれまでの経緯と、今秋放流予定であるサクラマス候補の様子、今後への期待や見通しなどを話しました。

バトンタッチした回帰マス連絡会の伊藤さんはサクラマスという魚の不思議についてしばし。長年の研究を要約しての話ですから、一度聞いただけではとても理解できる話ではなかったと思います。私もそうですが、また同様の機会にじっくりとお話し願うことにしましょう。

最後はアングラーズリパブリックの飯田さんが、相模川のあれこれや釣り人として今後どのように行動すべきか、などを話してくださりました。「参加することがとても大事。釣り人は数は多いのにどうしても烏合の衆で終わってしまう。これではいけない。」という言葉には、飯田さんの長年の経験から滲み出た様々が凝縮されていたと感じましたし、私自身しっかり受け止めたつもりです。


当日集まった放流資金ですが、最後に主催者さんからざっくりとした発表がありました。金額に多少の変動がありそうとのことで、後日あらためてお知らせしたいと思います。

当日参加できなかった方々からも募金をいただいているとのことです。有り難うございます。キャッチ&クリーン事務局へ募金いただいた方々、私が各イベントで置いた募金箱へ募金いただいた皆さんにも同様に御礼申し上げます。

また気持ちだけですが、西日本豪雨の被災地へ募金したく思います。金額や募金先はこちらもあらためて主催者さんからお知らせがあるはずです。

なお第一回、第二回の「丹沢大反省会」ですが、簡単にレポートとして関係する漁協さんに報告したいと思います。神奈川のトラウトアングラーの気持ちを知ってもらわなくてはいけませんからね。


2018年今後のスケジュール

・二回目の養魚場視察
お盆過ぎの週末に二度目の視察をします。8月25日か26日になりそうですね。
お願いしている幼魚の選別という、大切な話をする視察です。視察を希望される方は連絡ください。

・キャッチ&クリーン中津川
10月21日(日)に開催します。 
例年通り河川清掃とヤマメ稚魚放流を予定しています。詳細は後日に。

・相模川サクラマス復活PJ 放流会
初回放流を11月どこかの週末で予定しています。お盆過ぎの養魚場視察後に相談して決定したいと思います。

他にも11月にはキャッチ&クリーン芦ノ湖が開催されます。秋は怒濤のスケジュールですが、万障繰り合わせご参加ください。









第二回「丹沢大反省会」の様子です。入れ替わり立ち替わりで大賑わい。

写真は相模の釣り師さんから拝借しました。


Report by 小平

丹沢、源流大イワナ

2018年07月26日 | 渓流・本流2018
先日の続編を。


谷も狭まり、姿を見せるイワナとヤマメの数が逆転した。そろそろこの日の釣りも詰めに掛かるとき。橋本さんが右俣に、私と八橋さんは左俣に進んだ。

ここまで来てもまだ姿を現す堰堤をうんざりしながら越え、枝沢をさっとチェックしたりしながら奥へと進んだ。途中で尺はあろうイワナの姿は見たが、ニョロッと出てきてそれっきり。少し前から大きいのが釣れそうな雰囲気を感じていたのだけれど。

小さな落ち込みに大岩が絡む、いかにもという場所だった。岩の下から黒い影がすっ飛んできたと思った瞬間、ガツンときた衝撃と黒い影の大きさに源流大イワナを確信した。チリチリとドラグを鳴らしながら黙々と上流へ向かって泳ぐさまに、その力強さに、このイワナの顔が見たいと願った。







41cmの雌、本流や水量のある渓ではともかく、ここは神奈川・丹沢の原頭近く。丹沢源流では私自身経験のない大イワナだった。



体側にあった古傷。へこみとして残っていて、その時の傷の大きさを感じさせた。この傷とともにたぶん長年、ここで生き抜いてきたのだろう。

この色合い、この胸びれ。もうたまらん。しっかりとリリースできてよかった。

ロッドはレヴェルトラウト5.0MT。ひたすら上流へと突き進もうとするパワーを受け止め、最後の大暴れをいなし、余裕すら持ってキャッチに繋げられたのはレヴェルトラウトの底力があったからこそ。

ミノーはソリスト40DD、FS(フラットサイド)のクロギン。簡素なカラーリングだけれど、信用できるから出番が多い。凝ったカラーももちろんいいけれど、2色か3色でまとめたこういうカラーが一番好き。



このサイズは多く遊んでくれた、感謝。感謝。また感謝。


神奈川にももっと夢を。

様々に思いを巡らせながら、仲間とふたたび長い時間を掛けて山を下った。

下山中、40あれば源流の大イワナと呼んで差し支えないかと尋ねてみたところ、もちろんとの返答だった。そこで源流大イワナなどといくらか大仰かもしれないが、そう呼ばせてもらうことにした。


タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT
リール&ライン:2000番にナイロン4lb
ミノー:ソリスト40DD、同FS、ソリスト50MD2、同FS、60ストレートなど
偏光サングラス:talexイーズグリーン
 
Photo&Report by 小平


山田さんのいいヤマメ。丹沢大反省会、ラジオ出演のお知らせ。

2018年07月25日 | 渓流・本流2018
いろいろとお知らせを。

*丹沢ヤマメ、相模川サクラマス復活PJへのチャリティー「丹沢大反省会」

まず今週末29日開催予定の有志によるチャリティー「丹沢大反省会」ですが、当日は大和市のお祭りが開催されるため、駅周辺は大変混雑するそうです。車での来店はできる限り控えていただくようにと主催者さんから連絡をもらっています。

どうしても車でという方は近隣駅に駐車いただき、最後は電車で来店いただくのがベストかと思います。会場のくらげ亭は大和駅から徒歩10分ほどです。

台風が来ていますね、さて犯人は誰でしょう。

チャリティーイベント詳細は主催者さんの告知ページをどうそ。興味がある方は気軽に顔を出してください。
https://sakuramasu.jimdo.com/丹沢大説明会/


*ラジオ出演のお知らせ

8/17(金)19:00~20:00
ご存じFMおだわらの釣り番組`BIG FISH`に生出演します。

相模川サクラマス復活PJなどの近況、神奈川の釣りのことなどを話す予定です。
全国どこからでもアプリ不要でスマホなどから簡単に聴けます。お付き合いください。

FMおだわらホームページはこちら
https://fm-odawara.com/ 


さて、埼玉の山田さんから少し前の釣果ですが、北陸某河川でのこれまた素晴らしいヤマメの釣果写真が届きました。



いいですねえ。ミノーをよく見たらアルミを貼っていないバルサ剥き出しのモデルですね。コレ最近制作していないなあ。

縦写真で構図もバッチリだったので、ZANMAIのホームページトップで使わせてもらいました。
http://www.zanmailures.com/


ロッド:レヴェルトラウト5.6MT
ミノー:ソリスト50MD2 サビヤマメ

Photo by 山田さん


北海道、思い出の沢のヤマメ。榊原さんです。

2018年07月23日 | 渓流・本流2018
北海道の榊原さんより便りをいただきました。

思い出ある沢で、思わぬヤマメ。素晴らしいメモリアルワンですね。

北海道のヤマメは漁期や生息数からでしょうか、他にビッグターゲットが多くいるからでしょうか。アメマスなどに比べるといただく便りが極端に少ないのです。ヤマメが降海しやすいからと聞いた記憶もあります。





「○○町という僕の地元なんですが、ザンマイのミノーを降臨させたら1投目でこの沢では中々のサイズが来てくれました!!
この場所は死んだ親父とよく通った場所なので本当に、嬉しい一尾でした!

ヒグマにビクビクしながらですが…笑」



ランドロックサクラマス、オショロコマ、エゾイワナ、アメマス、ニジマス、ブラウン、イトウ。私も様々なトラウトを大好きな北の大地で釣ってきましたが、川でのよいヤマメがすぐには思い出せないのです。

今回ヤマメ便りをいただいてこのことに気がついて、あらためて北海道のヤマメを意識してみたいと思いました。ヤマメ狙いの北国、なんだかうずうずしてきましたよ。


ミノー:50ストレート

Photo&Report by 榊原さん

奥飛騨の本流ヤマメにイワナ、横山さんです。

2018年07月22日 | 渓流・本流2018
岐阜の横山学さん、三成さんは従兄弟同士で奥飛騨へ出掛けてきたそうです。

本流のヤマメにイワナ、どちらもコンディション良好で夏を感じさせますね。





「泣き尺でしたが、素晴らしい体高の一匹でした。」by 学さん

ロッド:レヴェルトラウト62MT花梨
ミノー:ソリスト50MD2 サクラヤマメ

1月のイベントでお買い上げいただいたサクラヤマメに無事入魂。有り難うございます。






「レヴェルトラウト68を持って、久しぶりに奥飛騨に行って来ました‼️
お陰さまで41cmのイワナが釣れました‼️

ルアーは僕のルアーのプロトでしたが、相性も良くて、使いやすかったです!

掛けた場所がガンガン瀬で、取り込みに苦労しましたが、ロッドの粘りのあるパワーのお陰で、取り込むことができました!
ありがとうございますッ‼️」by 三成さん

三成さんはご存じの方もいるでしょうが、BLACK CAT LURESというご自身のハンドメイドミノーブランドで頑張っていますよ。


Photo&Report by 学さん、三成さん


夏ヤマメ、釣ってもらいたいし釣りたいし。

2018年07月19日 | 渓流・本流2018
丹沢へガイド役で出掛けてきた。

ホームリバーが先日の豪雨でしばらく駄目なので初めての丹沢を案内して欲しいという、静岡の橋本さん。地元だけれどまったく渓流には出掛けられていない八橋さんにも声を掛け、3人釣行となった。

お二人とも初めての山なので、珍しく気合いを入れて集合は2:00。支度を終え、談笑しながら定刻までのんびり待っていると、あれれ。そりゃないよぉ。

いくらか出鼻をくじかれたが、一同気を取り直して歩く。早朝から鳴くヒグラシが暑い一日を予感させる。10年ほど前、大型台風直撃で大きな被害を受ける以前の、このあたりの川のこと。釣れるヤマメやイワナ、橋本さんが苦手らしいカエルのこと。丹沢のクマのこと。

ちなみに私は丹沢でクマに出会ったことは無いけれど、八橋さんは昨年、二度目の渓流釣行および初の単独釣行となった丹沢の別の山で、なんとばったりクマに遭遇。堰堤を越えたらそこにクマがいたそう。初単独でばったりとは、なんたる確率。その天文学的遭遇率がクマじゃなくて、40ぐらいの大ヤマメだったらねえ。

そんなことを話しながら、目的の川に着。荷物をデポしてさっそく釣り上がった。





追いにせよ、アタックにせよ、もう完全に夏ヤマメのそれ。橋本さんが体高のある良型を釣った。ベテランの橋本さん、ホームリバーはアマゴになるから、滅多に顔を見ないヤマメに嬉しそう。やった。





八橋さんも美しいヤマメをキャッチ。二年ぶりのヤマメにこちらも破顔一笑。やったやった。

ミノーはソリスト50MD2 FSの限定カラー、イチゴヤマメ。この日は40DDも50MD2もFSが大アタリだった。



ソリスト50MD2 FSを踊らせる。猛烈に追うヤマメ、カンッと金属的な余韻だけを残して泳ぎ去るヤマメ。どれも夏ヤマメの精悍さで、フッキングできないヤマメも多いのだがまあいいか。そう思わせてくれる。





適当に抜きつ抜かれつしながら、3人とも飛び出てくるヤマメの高速アタックにもう夢中。みな日頃はいろいろ抱えていて、下界で藻掻いたり喘いだりしているのだけれど、ジャブジャブ歩いて夏ヤマメに歓喜しているこの時だけは、川に流せてしまうんだよね。きっと。





さっきからポツポツとイワナが交じってきた。谷も狭まり、尾根の気配を感じる。そろそろ詰めにかかろうか。

そこで話し合い右俣、左俣に分かれることにした。

このあとちょっといいイワナに出会えたのだけれど、そのお話しはまた次回に。

*渓流ヤマメタックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT
リール:2000番にナイロン5lb
ミノー:ソリスト50MD2 FS、ソリスト40DDFS、ソリストシャッド50ほか

Photo&Report by 小平


60ストレートで狙う本流のヤマメ、山田さんです。

2018年07月18日 | 渓流・本流2018
埼玉の山田さんから便りをいただきました。

新潟の中規模河川でヤマメを追いかけているそうです。いいヤマメたちですねえ。

主力ミノーのひとつとしていただいているのが60ストレート。渓流域からちょっとした本流まで幅広く出番があるミノーです。

「まだまだ使いこなせていない」とおっしゃる山田さん。可能性を感じます。













上がパールアユ、下がイチゴヤマメですね。


ミノー:60ストレート各種

Photo&Report by 山田さん


山陰、豪雨の影響は。タンブリとは。

2018年07月17日 | 渓流・本流2018
被災地の皆さんは復旧に追われて釣りどころではないかもしれませんが、ホームリバーの様子が気になるところだと思います。
豪雨の影響はどの程度だったのか。渓魚たちは無事なのか。

兵庫の福島さんは、ホームとしている鳥取県、千代川支流の様子を見てきたそうです。山陽地方ほど影響を受けなかったのかもしれませんが、やはり冠水などあったみたいですね。渓魚たちは・・なんとか生き延びてくれていたそうです。

釣果画像は山陰地方の地イワナ、タンブリかもしれない個体だそうです。山陰地方の在来イワナと言えばゴギが有名ですが、タンブリは在来として何か特徴を備えているのでしょうか。それともただイワナを指す地方名なのでしょうか。興味深いところですね。



「本日ホーム千代川水系に行ってきました。

特に好んで通っている支流は豪雨の影響は無さそうでしたが、本流を挟んで西側の支流は林道のアスファルトが捲れ上がったりしていました。想像を絶する濁流だったのだろうと思います。本流沿いの国道も一部冠水したようです。

それでも生き残った魚けっこうはいましたので(写真忘れました)、その逞しさは尊敬に値しますね。

写真は標高800m程の高原を流れる小川のイワナです。
おそらく放流はなく、滝で下流とも断絶しているので、雑じり気のないネイティブな個体群かもしれません。だとすると昔ながらのタンブリというやつですね。

模様は他の地域にもいそうですが、なんとなく他の川のイワナより背鰭の前辺りが筋肉質で盛り上がっているような感じがします。」






ミノーはソリスト40DDでしょうか。

Photo&Report by 福島さん

相模川水系のヤマメたち、サスライさんです。

2018年07月15日 | 渓流・本流2018
久しぶりにサスライさんから便りが届きました。

毎年のように相模川の戻りヤマメなどの釣果を送ってくださるサスライさん。今年前半戦もいろいろあったみたい。楽しんでるナア。


「第二回「丹沢の釣り人大反省会」楽しみですね~~。
ぜひとも参加させていただきます。

今年は春から気合入れて初めてダム下メインでサスライましたが^^

反省はいっぱいです。

フックが折られたの2回。

目の前までにきたモンスターに、俺って神かも^^と思った瞬間。
ぴローンっと抜けました。・・二度とバーブレス使いません。←おい、こら、そりゃだめだろ!??

1時間位興奮抜けず、震えてました。神様、そりゃないぜ。
強烈な経験です^^いい経験なのかしら?

散々、追いかけて小戻りかサボりは4匹かな??ゲットできましたが。
こいつらじゃないだよなあ。最大が34cmでした。

画像は34cm&泣き尺です。

でもまだまだ。チャンスありますよね~。
神様、微笑んでくれないかしら??

とりあえず、チャリティーで飲みまくれば釣りの神様微笑むと信じよう♪
(邪な考え^^)

いいネタ、いっぱい落ちてそうだし♪♪
 
ちなみに。例のごとく今年もタックルは魂の戦友ザンマイオンリーです♪」

byサスライさん


読んでいて楽しい釣行記でした(笑)






ダム下本流、34cmヤマメです。しっかり釣りますねえ。

ミノーはソリスト50MD2でしょうか。ロッドはレヴェルトラウト62MTだと思うのですが。68かな。





スレンダーで美しい銀毛ヤマメは泣き尺だそうです。

こちらはソリストシャッド50ですね。上の34cmともどもピンクバックチャート、お好きなんですね。

ほかにも銀毛の28cmなど釣っているそうですよ。

29日にしっかりお話し聞かせていただきます!


Photo&Report by サスライさん

山梨、笛吹川支流でイワナ釣り

2018年07月13日 | 渓流・本流2018
先週ですが、若林さんの案内で笛吹川支流へ出掛けてきました。

雨続きで水量は多かったものの、都度の状況判断を怠ることなく安全第一で川を歩いてきました。しかし、こののちの週末に西日本であれほどの豪雨被害が出るとは。







山梨の渓流に精通している若林さん、この日も信頼していると言っていただく40MDSで尺イワナなどをしっかりキャッチしていました。





若林さんがカメラを構えているその時に。ヒットでしょうか、根掛かりでしょうか。







イワナたちに遊んでもらいました。この日は増水だったこともあり、仕事が早い60ストレートで通しました。

やっぱりいい仕事してくれましたよ。



細心の注意を払いつつ増水の渓を上る。



たぶんアズマヒキガエル高地型。貫禄あるねえ。



イワナタックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT
リール&ライン:2000番にナイロン5lb
ミノー:40MDS、60ストレート

Photo&Report by 若林さん、小平