伊豆のアマゴたち

伊豆は河津川など、10月末日まで釣りができる河川があるのはご存じの通りです。そこでGO TOを利用して妻への感謝と渓流シーズンの締めくくりを兼ね、出掛けて来ました。

不安定な社会情勢で釣行回数が激減してしまったのは皆さんと同じです。来年こそは落ち着きを取り戻し、たくさん笑いたいですね。





今回の伊豆で一番驚いたのはこのアマゴたち。上は私が釣ったアマゴ、下は前日に若林さんが釣ったアマゴです。

釣り終了後に合流して情報交換していたら、まったく同じ場所で同じようなアマゴを釣っていたことがわかりました。その場で写真を見比べたところ黒ずんだメスでパーマークは8個、尾びれ下縁が赤く染まっているところ、小斑点の多さなど瓜二つ、最初は同じアマゴかと思っていましたが、帰宅後に若林さんがつぶさに見比べた結果パーマークの形状などにわずかな違いがあることが判明。確かに背にかけての黒点に違いがありますし、尾びれから4つめのパーマーク形状が異なるようです。

でもこれだけ似通ったアマゴが同じ場所にいるって、もしかして姉妹たったのかな、なんて冗談を言い交わしたところ。最終釣行、川からのちょっとした贈り物でしょうか。はたまた謎かけでしょうか。

ちなみにミノーはどちらも50MDでした。



最後ですし、いろいろなミノーで釣ってみました。これは40MD。



ソリスト50MD2フラットサイド 銀毛アマゴカラーでアマゴ、お約束です。



40ストレート。このサイズが多かったので来年にも期待が持てそうです。





最後は気持のよい流れを選び、のんびり歩いて終了。皆さん今シーズンも有り難うございました、感謝感謝です。

伊豆のアマゴタックル
ロッド：レヴェルトラウト5.0MT
リール：2000番にナイロン5lb
ミノー：50MD、ソリスト50MD2フラットサイド、ソリストシャッド50、40MD、40ストレートなど

Photo＆Report by 小平

紅葉の大尻沼、ファットでレインボーは中野さん

栃木の中野さん、週末は大尻沼へ出掛けたそうです。いやあ見事な紅葉ですね！

のんびりボートを浮かべて、キャッチはオマケと言ったところでしょうか。ところで中野さん大尻沼初めてだったんですね、意外です。





「フットコンのバウデッキを新調し、初の大尻沼にチャレンジしてきました。
解禁当初は大型が何本も上がっていたとの事で期待してましたが、やはりシーズン終盤はスレ切っており、反応は悪かったです。

色々試してもチェイスのみで、諦めて帰ろうとした時、信頼のファット85タイプ2のデッドスローただ巻きでガツンとヒット。
紅葉の中釣りが出来るだけで楽しかったですが、魚が見れてなお良かったです。」





中野さんの大尻沼タックル
ロッド：6.5フィート
リール：c3000　pe0.8ナイロンリーダー10lb
ルアー：ファット85タイプ2 グリーンゴールドヤマメ

Photo＆Report by 中野さん

ワカサギ、オイカワ

ワカサギとオイカワカラーに手を入れてみました。





新しいワカサギは部分的にオーロラを取り入れています。色合いや顔付きを変えても、長くご愛用いただいてきたイメージを失わないよう留意しました。

写真のモデルは50ストレート、大きなサイズもお楽しみに。





オイカワも同様です。下の写真は我が家のオイカワ水槽で現在のところ婚姻色が出ている最後のオス。このオスは凄く頑張っています。婚姻色が出てからざっと8ヶ月以上が経過しているでしょうか。飼育に適合した個体ならでは、自然界ではあり得ない長期間。そろそろ限界も感じますが、もうひと頑張りといったところ。

このオイカワに敬意を表して。

我が家では9つの水槽が稼働していますが、この90cm日淡水槽では幼魚も入れてオイカワ×10、タモロコ、カマツカ×3、トウヨシノボリ、シマヨシノボリ、ゴクラクハゼ、ボウズハゼ×3、ドジョウが元気に混泳しています。混泳していたウグイは別水槽へ移動、スミウキゴリ2匹は立派に大型化し、少し前にお星様となり旅立ちました。

Photo＆Report by 小平

犀川のブラウンはファットMDで、岩﨑さんです

岐阜の岩﨑さん、長野の犀川へと出掛けてきたそうです。
ファット85MDでカッコいい面構えのブラウンをキャッチ、レポートが届きました。

ファットと言えば湖のイメージを強く持っている方も多いでしょうが、なんのなんの。本流でもよい仕事をしてくれます。岩﨑さんも固定観念に囚われず、どんどん使いたいと書いてくれました。

個人的に本流では特にtype2とMDに出番があります。かつて二度のモンゴルではあの太く、強い流れを攻略するのにファットMDがとても頼りになる存在だったこと、少し懐かしく思い出しました。



「県内の河川がシーズンを終えて間もないですが、今回が本当の今シーズン最後となる他県へ釣りに行ってきました。
前日からの急な冷え込みや渇水で、状況は厳しいと聞いていたので、友人のアドバイスを受け水量の安定したポイントへ。
いつかの大雨の影響か、流芯近くに倒木が入っていたのでファット85mmMDを倒木の前に送り込み誘いを入れると…ドスン！
50㎝には届きませんでしたが、パワフルな良いブラウンが出てくれました♪

今回、水深のある本流で深場を探りたかった為、ファット85mmMDを選択しました。同じファットのtype2は本流で頻繁に使用するのですが、70mm・85mmMDもtype2同様しっかり飛び、押しの強い本流でも安定した泳ぎと、MDだからこその潜り込みにレンジキープ力がとても高く丁寧にボトム付近を攻めることが出来ました。

来シーズン以降、本流用のレギュラー入り確定です(^^)」





岩﨑さんの犀川タックル
ロッド:レヴェルトラウト7.6MT
リール:2500番
ライン:PE0.8号リーダー10lb
ルアー:ファット85mmMDピンクバックヤマメ

Photo＆Report by 岩﨑さん

サビアマゴ、銀毛アマゴ

こちらも今回から新色に仲間入り、サビアマゴです。





落ち着いたトーンでまとめています、写真のモデルはソリスト50DD。





前回制作から新色に仲間入りの銀毛アマゴ。モデルになってもらったのは写真上がソリスト60DD、下が70MDです。

ソリスト60DDと70MDで何かを変えているのがわかりますか。

正解、目玉の色ですね。モデルごとに意識して変えているわけではなく、無作為にいろいろ試しています。この銀毛アマゴもウロコの剥がれ方が一本ごとに異なりますし、当然、世界中でたった一本のミノーです。新色ですがワンオフとも言えますね。

Photo＆Report by 小平

ミノー完成、納品しました

フルハンドメイドミノー120本ほど、今回制作分も無事に完成。取扱店さんや皆さんのもとに旅立って行きました。
新色があります、順に紹介したいと思います。

＊山形県天童市　丸栄つり具さん
今回は50MDシンキングを届けしました。カラー豊富ですよ。

＊埼玉県熊谷市　プロショップオオツカ熊谷店さん
新色やリニューアルカラーを交ぜつつ、40mm、50mm、60mmいろいろ揃えてお届けしました。
フローティングもあります。

＊山梨県甲府市　グッドフェローズさん
昨日は山梨に所用があり、お店に直接お届けしてきました。
新色やリニューアルカラーを交ぜつつ、40mm＆50mmの各モデルを揃えてお届けしました。フローティングもお見逃しなく。

＊愛知県春日井市　ナチュラリスト・リバーサイド店さん
今回は50ストレートやソリスト50MD2フラットサイドを中心にお届けです。新色、リニューアルカラーももちろん。



新色のひとつ、ブラックヤマメ。
これにだけヒットが集中することもあるほど、夏を中心とした盛期で非常に強いカラーです。イベントでの限定カラーとしてとても好評でしたが、しばらくは開催出来そうもありません。新色として取扱店さんにお届けすることで皆さんに喜んでいただければ！

伊豆のアマゴと40DD、永井さんです

神奈川の永井さんより便りをいただきました、久し振りの登場ですね。

いろいろ好きなミノーはあるけれど、永井さんにとって切り札的存在なのがソリスト40DDだそうです。かねてより40DDをこれは餌だと言い、語り始めたら止まりませんよ、と40DD愛に溢れたひと言も。

「９月中旬のとある金曜日、雨も上がりそうで仲間と湘南より伊豆半島に向かい先ずは西伊豆の支流に到着しました。
ポツポツとチェイスありロリアマゴが何とか3匹顔出してくれました。

その後2R目、場所変え東伊豆へ。此処は魚影が濃くて最初からチェイスがありポツポツと、そこで大場所、この一投は逃せ無い。
深さを考えザンマイソリストDD、これしか連れて来れないと確信して一投目のキャスト。流心の奥にバッチリ決まり、ここでザンマイソリストDDまさに発揮！落ちてから2回のトゥイッチでボトム付近まで一気に潜ってくれ、連れて来たのは今日1のナイスアマゴンガッチリ、ドラグ出るわ、手元は、ブルブル何とかキャッチ❗️❗️ この1匹に会いたかったんです。



「ソリストDD無しにはたぶんキャッチ出来ませんでした。お世辞抜きですょ！
本当に奥深いところの魚を呼んでくれる餌です。皆さまも、一度ぜひ大場所の深い所に投げてみて下さい。良く釣れる餌です。」







伊豆のアマゴたち。アマゴカラーでアマゴ。伊豆では珍しいタイプが交じっていますね。



永井さん、今シーズンもいろいろありましたね。お疲れ様でした。もうひと歩きでしょうか。

ミノー：ソリスト40DDほか
Photo＆Report by 永井さん

これぞ甲州イワナ、若林さんです

台風接近で今週の予定が大きく変わってしまいました。残念ですがそれはそれ、雨のお陰で今日はルアーの発送準備に集中できるからよし、です。

さて山梨の若林さんから便りが届いていました。9月のことですが地元の甲州イワナの様子を見に出掛けたそうです。



若林さんをはじめ地元の釣り人は敬意を込めてこの地イワナを｀甲州イワナ｀と呼び、当然ですがシングルバーブレスフックしか使わないなど、大切にしているイワナです。





ミノーはもちろん、50MDで制作した甲州イワナカラー。

タマムシウオとともに再制作のご要望を多くいただきました。グッドフェローズさんからも連絡をいただいているので、またどこかで制作する機会がありそうです、お楽しみに。

ミノー：50MDシンキング 甲州イワナ（グッドフェローズさんオリカラ）
Photo＆Report by 若林さん

最終日のイワナ39cm、岩﨑さんです

岐阜の岩﨑さんより、シーズン最終釣行のレポートが届きました。

締めくくりのイワナはソリストシャッドで39cmだったそうです。
惜しくも40cmまでには僅かに届かなかったようですが、シーズンへの感謝の一本だからサンキューでよかったのかな。いろいろとお見事です！





「今シーズン最後と決めた27日の釣行に満足出来ず、30日の最終日お休みを頂き渓を歩いてきました。
いつも通り朝食を済ませ、子ども達を見送ってから遅がけの出発でしたが、平日と言う事もあり先行者は見当たらずマイペースに支度を済ませ、先ずは本流からの大型の遡上も狙えるポイントに、そこで早速の出会いがありました。

いつも通り、シャッド50を投げるとさっそく大型の魚影が姿を見せてくれましたがバイトまで至らず、一発目からの大型に興奮を抑えながら魚体の戻る先を見つめ、1投・2投・3投と魚体の前にルアーを通した何投目かでついに水面を割る勢いで口を使ってくれました！

遊んでくれたのは39㎝のイワナ。
結果、最終日の釣果はこの1尾だけでしたが、大満足の最終日でした。」





岩﨑さん、今シーズンもたくさんの投稿を有り難うございました。特にサツキマス連発には励まされました。
来年はきっと、もっと川を楽しめるようになりますよね。

岩﨑さんのタックル
ロッド：レヴェルトラウト5.6MT
リール：2､000番
ライン：PE0.6号リーダー10lb
ルアー：ソリストシャッド50　チャートゴールド鏡面仕上げ

Photo＆Report by 岩﨑さん

福島のヤマメで締めくくり、浜川さんです

浜川さんから福島の渓の釣行記を寄せていただきました。浜川さんも初登場ですね、ZANMAIブログへようこそ！

普段ホームにしている山梨の日川では、40MD、40DD(フラットサイドも)、40及び50ストレートを使い分けているそうです。
中々選ぶのは難しいのですが、1番信頼しているのは50ストレートでしょうか、と言う浜川さん。

「シーズン早々の肉離れに、続くコロナ禍と、釣りの出来ない日常が当たり前になってしまっていた自分にとって、この釣行は年に一度の遠足を待ち焦がれた小学生のような状況でありました。」



「ここ数年お世話になっているいつもの渓に、今回もガイド役を快く引き受けてくださった地元の星さんの案内で入りました。
前の週末までは降り続いた雨の影響で入渓が出来ないレベルの増水だったそうで、水がやや引いた今回は大きなチャンスとの事、期待が広がります。
初釣行のでんたさんを先頭に据えて釣り始めて早々に、私の所に出てくれた綺麗なイワナです！」





この日、ヤマメに選択したのはソリスト50MD2だったそうです。

「増水で水の押しが強く、川幅が広がっているシチュエーションということもあり、ある程度ウェイトのあるソリスト50MD2が自分の使い方にマッチしていると感じたのです。これはやや遠投し、狙い通りのポイントにダウンクロスで送り込んだソリスト50MD2に出て来たヤマメ！会心の一尾でした。」



「緩く広がった流れの中の深場を、諦めきれず粘った末に出てくれたヤマメです。綺麗な色を纏っていました！
こちらも同じくソリスト50MD2です。」



「目の前の流れを探った1投目にルアーを追うナイスサイズの魚体を確認。ドキドキを抑えきれずに投げた2投目に出てくれた尺ヤマメです。尺ヤマメなんて何シーズン振りでしたから嬉しさも爆発でした。

着水と同時に大物がバイトしてそのまま引ったくられたりとかで50MD2をロスト、仕方なくインジェクションに切り替えていました。」

あはは、それも釣りですね。美形のヤマメたち、おめでとうございました！

「かつてない試練が人類を待ち受けていた今シーズンでしたが、終盤の釣行でこんなご褒美と楽しい機会が与えられるなんて！
川に魚に友人達、全てに感謝感謝の釣行でした。来シーズンの再訪が今から待ち遠しいです。」

まったくです。皆さんはどのようなシーズンだったでしょうか。よいシーズンだったと言える方は少ないかもしれませんが、数少ない釣行だったからこそフィールドに立てる喜び、幸せを一層噛みしめられたのかもしれませんね。

そろそろ来年のプランが頭をよぎる頃です。必ずやって来る来シーズンが、皆さんにとってより良きものになるよう願うばかりです。

浜川さんのミノー：ソリスト50MD2など
Photo＆Report by 浜川さん