昨秋11月に相模川支流中津川ダム下で実施した、ヤマメ発眼卵放流の孵化率調査をやってきました。
無事に孵化していれば積算時間から12月中旬頃に浮上を済ませていると想定され、新年早々ですがこの時期に調べないといけません。
発眼卵専用のWVB(バイバートボックス)を引き上げ、死卵をカウントしています。
こちらでは虫かごを調べています。孵化率を調べるのにはWVBや虫かごが適しています。
塩ビ管で直まき放流した箇所も石積みを崩し、出来るだけ調べました。
結果ですがほぼ期待通り、全体として高孵化率と呼べる95%以上の孵化を確認。死卵ゼロだった箇所もあれば一定数出た箇所もあるなど、多少のバラツキはありましたが、これには複数の要因が考えらるので今後の課題とします。
支流は昨年に続き100%近くの孵化率でした。上の画像には浮上しきっていないヤマメ稚魚の姿が複数匹写っています。わかりますか?
貴子さんが温かいスープを準備して、調査を終えた皆さんをお出迎え。
秋にもっと親魚が残っている環境を作るのが目標。高孵化率を得られたこと自体は喜ばしいのですが、スタートラインに過ぎません。川に力が残っていなければ河川環境を根底から変えなけばなりません。改善では追いつかないと言うことですね。そういう意味でまずはひと安心かもしれませんが、釣り人など関係者でやるべきことは山積みです。
参加の皆さんお疲れ様でした。またあらためまして、ハンドクラフトエキシビションでのチャリティーなど、ご寄付をいただく皆さまに感謝いたします。
主催:キャッチ&クリーンおよび森と川と海を繋ぐ相模川サクラマス復活PJ
協力:中津川漁協ほか
レポート:小平
無事に孵化していれば積算時間から12月中旬頃に浮上を済ませていると想定され、新年早々ですがこの時期に調べないといけません。
発眼卵専用のWVB(バイバートボックス)を引き上げ、死卵をカウントしています。
こちらでは虫かごを調べています。孵化率を調べるのにはWVBや虫かごが適しています。
塩ビ管で直まき放流した箇所も石積みを崩し、出来るだけ調べました。
結果ですがほぼ期待通り、全体として高孵化率と呼べる95%以上の孵化を確認。死卵ゼロだった箇所もあれば一定数出た箇所もあるなど、多少のバラツキはありましたが、これには複数の要因が考えらるので今後の課題とします。
支流は昨年に続き100%近くの孵化率でした。上の画像には浮上しきっていないヤマメ稚魚の姿が複数匹写っています。わかりますか?
貴子さんが温かいスープを準備して、調査を終えた皆さんをお出迎え。
秋にもっと親魚が残っている環境を作るのが目標。高孵化率を得られたこと自体は喜ばしいのですが、スタートラインに過ぎません。川に力が残っていなければ河川環境を根底から変えなけばなりません。改善では追いつかないと言うことですね。そういう意味でまずはひと安心かもしれませんが、釣り人など関係者でやるべきことは山積みです。
参加の皆さんお疲れ様でした。またあらためまして、ハンドクラフトエキシビションでのチャリティーなど、ご寄付をいただく皆さまに感謝いたします。
主催:キャッチ&クリーンおよび森と川と海を繋ぐ相模川サクラマス復活PJ
協力:中津川漁協ほか
レポート:小平