ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

東古屋湖解禁前漁獲調査(メーカー日)へ。

2019年02月26日 | 湖レポート2019年
昨日2/25は栃木県東古屋湖へと。鬼怒川漁協さんに招待いただき、解禁前漁獲調査最終日(メーカー日)に参加してきました。



今年は暖かく氷も張っておらず、快適に釣りを楽しんできました。当日一番デカかったスーパーレインボーはまだ食いが渋かった10:00ごろファット70にガツン。ぐねぐねウニウニ、しかしネットイン寸前でポロリ。確認するとフックが伸ばされていたという大失態。

日が差し水温上昇とともに食いも上昇、コンスタントにヒットが続くタイミングもあり、十分にレインボーのファイトを堪能させてもらいました。

ただ総じてレンジは深かったため、ファットtype3やファットMD、またはその場でウェイトを貼りサスペンド~シンキングチューンしたミノーが活躍しましたね。



ファット85type2アカキン スローシンキングチューンにヒットしたレインボー。







レンジが深いときtype3は必携です。湖用のクランク60mも大活躍でした。最近さっぱり制作していないけど、やっぱりこれ釣れる。ミノーイングとはまた違う楽しみ方がありますね。





実はシャローを狙ってtype1でも釣れました。ファット70type1ヒメマス、どこでも活躍してくれる頼もしいファット70。



後半は下流で。レインボーの引き込みを76MTでいなす八橋さん。途中からは115ストレートヨコアイを動かして誘って食わせて、に夢中の八橋さんでした。今年はロングミノーのヨコアイモデルも皆さんに使っていただければと、かなり久し振りに一定数を制作しています。



やはりミノー、型が揃いました。

東古屋湖は3/2解禁です。今年はZANMAIカップやりたいですね。

東古屋湖タックル
ロッド
①レヴェルトラウト7.6MT ステラC3000+PE1号+ナイロンリーダー12lb
②レヴェルトラウト6.2MT バンキッシュ2000にナイロン8lb直結

ヒットがあったルアー
ファット70type1、ファット70type3、ファット70MD(ウェイトチューン)、ファット85type2(ウェイトチューン)、クランク60、70MDS、115ストレートヨコアイ

Photo&Report by小平




3/9は相模川で。

2019年02月20日 | イベントのお知らせ
先に告知しました`EXPLORERS相模川サクラマスダービー`開催決定にともない、スタートイベントを開催するそうです。BBQをやったりと相模川に親しんでもらう趣旨で考えているそうです。いいですねえ。

サクラマスだけでなく相模川水系の渓流の話もしたいね、とのことでした。私も手伝いにお邪魔しますので、皆さんお気軽にどうぞ。お預かりした告知内容は以下の通りです。

サクラマスダービーは必ずエクスプローラーズさんにお申し込みいただきますが、こちらのスタートイベントはZANMAIでも受け付けたいと思います。

EXPLORERS 相模川サクラマスダービー スタートイベント

日時:2019年3月9日(土)
集合場所:三川合流 右岸側駐車場
集合時間:10時〜

目的:
相模川サクラマスダービー参加者及び「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」に興味のある方で、本流釣りや相模川をあまりご存知ない方に相模川見ながら語ろう会を開催します。ZANMAI小平氏と今回の鱒の森に相模川サクラマスの寄稿をされた、木岡弘充さんにトークして頂きます。

内容:
本流フィッシングレクチャー:※希望者 小平・石関
本流ルアーについて: 小平
相模川サクラマス釣りについて: 木岡弘充さん

BBQ:EXPLORERS
※持ち込み料理大歓迎です。

みんなで楽しく、早春の相模川で川見ながら話ししましょう。



トキシンさんがイラストを描いてくれたステッカー、参加者さんに当日プレゼントするそうですよ。



ゲストは今号の鱒の森で`相模川水系にスーパーヤマメを追う`を寄稿している木岡さんに依頼したそうです。ロコアングラーからどんな話が聞けるか楽しみですね。


・EXPLORERSさんホームページ
http://explorers.shop/

・ZANMAIへ申し込まれる方は小平までメールでお願いします。
kodaira@basil.ocn.ne.jp



エクスプローラーズさんによるサクラマスダービー

2019年02月20日 | イベントのお知らせ
相模川サクラマス復活への願いを込めて、横浜の釣り具や&カフェ、エクスプローラーズさんが`EXPLORERS相模川サクラマスダービー`を開催します。告知をお預かりしました。

以下の参加要項をよくご覧いただき、直接エクスプローラーズさんへお申し込みください。ZANMAIでは受け付けておりません。

EXPLORERS相模川サクラマスダービー2019

参加要項

期間:2019年3月1日から6月30日まで
エリア:相模川湘南大橋上流から上流〜相模川新小倉橋、中津川魚止め堰堤下流まで
※各河川魚止め堰堤及びダム下流まで
ターゲット魚種:サクラマス
釣法:竿釣り(ルアー・フライ・餌釣り・テンカラ他)
※除く、引掛け釣り

参加資格:上記を承諾した上で事前申込(登録・寄付)をされた方
参加費:森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクトへの1,000円以上の寄付

表彰:
ファーストフィッシュ賞
ビックフィッシュ賞
フォトジェニック賞
最多釣果賞
Etc

賞品:ハンドメイドビルダーによる相模川スペシャルカラールアー達
協力ビルダー、ZANMAI小平氏、Cadenza米津氏、魚じゃらし工房原村氏、SchindlerLure酒向氏、麗’s中本氏、STAYGOLD金氏、鱒moku辻氏の7名のビルダーの方々にご協力頂きました。いずれも、唯一無二の相模川ダービースペシャルカラーを塗って頂きました。


*ひとつ、小平より補足です。

相模川での釣りには相模川漁業組合連合会の遊漁券が必要です。まだサクラマスが魚種認定されていない相模川ではヤマメの遊漁券をお買い求めください。2018年の年券を持っている方は2019年3月末日まで有効。2019年券は4/1から有効と変則ですが、発売日の発表がされていません。わかり次第お伝えします。2019年券を購入する方も昨年度年券を所持していないと、3月中の釣りは日釣り券を購入する必要があるのでご注意ください。

以下が相模川漁業組合連合会HPアドレスです。参考にしてください。

http://sagamigawa-gyoren.jp/index.html

こちらは中津川漁協HP。相模川は各組合が連合して成り立っています、どちらの単位漁協で年券など購入しても、連合内すべてで有効なので心配無用です。

http://www.nakatugawa-gyokyou.jp/


Report by 小平



`丹沢の釣り人大反省会`

2019年02月19日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
週末は「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」へのチャリティーイベント、`丹沢の釣り人大反省会`に夕方からですが顔を出してきました。

着いてみると店外に人が溢れているじゃないか!

PJブログに簡単ですが様子をアップしました。

https://blog.goo.ne.jp/moritokawatoumiwotunagu

そこかしこで相模川や丹沢のこれからを語り合う釣り人たち。

まだ緒に就いたばかりの「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」、楽しく長ーい道程を歩いて行きましょう。

Report by 小平

さて、仕上げ。

2019年02月15日 | 制作状況
今日はファットやストレート、ビートアップなどのボディを仕上げています。

目玉を入れ、塗装仕上げをして最終コーティングを数回といったところです。



オリジナルアイもひとつひとつ、私の手で作っています。



たくさん作り置いた中から上の写真のようにできるだけ同じアイを探し、ペアにしていきます。

ZANMAIのオリジナルアイは下地に独特の素材を使っているため、塗料を一滴ずつ落として黒目を作らなくてはなりません。

この作り方だとどうしても黒目にバラツキが出ます、当然ですね。そこで左右でできるだけ似通ったアイを探し出さなければならないのです。



目を入れて仮接着をしたファット85クリアーチャートGG。



仮接着を乾燥中。ぶら下げずに乾燥させるのにも理由があります。

まだ塗装が終わっていないミノーもあるのですが、写真でわかるでしょうか。このあと最終塗装を施し、色止めをしてから最終コーティング工程に入ります。

まだまだ完成までには遠く、多くの工程を残してはいますが、目入れを終えるといくらかホッとするものです。

Photo&Report by 小平

夜光貝

2019年02月13日 | 制作状況
よい夜光貝が入手できました。



これですよ、これ。

夜光貝を活かしきるためにはこの幅と長さが大切です。


さて、どうカットしようかな。何本取れるかな。

解禁には間に合いませんでしたが、妥協せず制作します。


Photo&Report by 小平

丹沢渓畔林調査

2019年02月12日 | 日記
先日は神奈川県内水面試験場による、今年初めての丹沢渓畔林・渓流魚調査がありました。





「相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら」の館員さんたちも応援に駆けつけて。



この川は定点観測地として年に二度、渓畔林調査を実施しています。渓畔林とは渓流に沿って谷底や斜面に繁茂する森林のことで、生息するヤマメやイワナなどの渓流魚、落下・底生昆虫、渓流の流速などを調べるとその周囲がどのような状態にあるか、具体的なデータが得られるそうです。

また、同調査は水産学部の学生さんにとって研究員さんや先輩からたくさんの知識、経験を教わる貴重なフィールドワークの場でもあるようです。



渓流魚の食性を調べているところ。イワナたちはトビゲラなどたくさん食べていたようでひと安心。



今回の調査で話題になったのはこのカエル。ヤマアカガエル、タゴガエル、ナガレタゴガエルなどカエル類の死骸が固まって見つかりました。しかも二カ所で。試験場の研究員さんもはじめて見たとのこと、私も長く渓流を歩いていますが初めて見ました。気になります。

調査に協力してもらったイワナは回復させたのち、すべてもとの流れに返しました。

昨年同時期の調査は大雪の中で実施されましたが、今年の丹沢はほとんど積雪がなくこれからが心配です。冬枯れで流れが細くなっているのは仕方ないとして、今後の降雨に期待するほかありません。



Photo&Report by 小平


Tシャツ・パーカNEWデザイン!

2019年02月09日 | カート販売のお知らせ
オリジナルTシャツ、パーカ、ロンTなどにNEWデザインが仲間入りです。初めて前面プリントをイメージしてデザインしました。

オンラインショップにアップしました、ご覧ください。

http://zanmailures.jp/



















Tシャツ素材は厚みの異なるハイクオリティ5.6oz、スーパーヘビー7.1ozの2種類をご用意。

上の写真ほか、カラーバリエーション豊富です。





ロングスリーブTシャツ5.6oz、ブラックとミックスグレーの2色です。











パーカはジップやポケットの存在からこれまで通りバックプリント、胸部にはロゴプリント。

ジップアップパーカとプルパーカの2種類をご用意。
 




トートバッグも各色揃えました。

よろしくお願いいたします。


手放せない

2019年02月06日 | 制作状況
一昨年のこと。制作中にその瞬間は突然やってきた。

あれ、いつもと違う。この違和感は何だろう。

それからしばらくこの違和感を拭えないままでいた、そこであるときふと街中で目にとまった老眼鏡を買ってみた。あくまでも試しだったから安物も安物、数百円のそれを。



もともと視力がよく眼鏡とは無縁で過ごしてきたため、理由もなく敬遠していたけれど、使ってみて驚いた。

うわ、これまで見えていなかったものが見えるじゃないか。こんな簡単に世界は変わるんだ、と。

けれど見えることすべてが手放しでよしとは限らないでしょ。知らぬが仏、肉眼の可視範囲ならともかく、カメラレンズや拡大鏡、老眼鏡でズームしてみて初めてわかるあれこれに、どこまで時間を掛ければいいのだろう。


足を踏み入れた以上、これから手放せないあらたな制作ツールなのは間違いない。

葛藤も一緒に連れてきたけれど、我が工房へようこそ。

それにしても老眼鏡って、嫌な響きだな。呼び方を考えよう。


Photo&Report by 小平

顔つきと個性

2019年02月04日 | 制作状況
顔つきは大切な個性。

あえてまったく異なるサイズやモデルのミノーたちを撮ってみました。サイズ感やカラーリングに惑わされぬよう、ズームで撮っています。



ソリストシャッド50。



オーダー品の130ストレート、アワビ貼り。



また別のユーザーさんによる、こちらもオーダー品のビートアップ150。


これまで40mmのように小さいミノーでも、200mmのようなビッグミノーでも、印象を大きく決定してしまう顔つきを変えること無く制作してきました。

サイズやモデルが変わってもひと目でそれとわかるよう、同じようにナイフを入れ、同じ手数で出来る限りシンプルに。少しずつ変化しながら、気がつけば文字通り`顔`となる表情が決まっていったのでしょう。

ナイフを入れられるスペースはいくらでもあります。ふと、あらためて意識してみようかと思いました。


Photo&Report by 小平