ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

ブランク作り

2019年01月31日 | 制作状況
「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」ブログも無事にスタートしましたし、ZANMAIブログでは制作状況などバシバシアップしていきたいと思っています。本当かなあ。



毎月のうち1週間ほど集中的に行うのが、ブランク作り。

バルサ板から切り出し、仮組みしたのちカット、サンディングして成形。サンドペーパーの番手を変えて仕上げたら仮組みを外して、ウェイトやワイヤーを組んでいきます。

ZANMAIのミノーはバルサにしては丈夫とよく言われますが、使用しているセルロースが頑丈なだけで無く、この際に面倒でも2~3の手間を掛けることでより頑丈に仕上げることができます。

ルアー制作において基本中の基本であり、最も大切な作業と言ってもいいであろう、このブランクス工程。ご存じの通りバルサは板によって、また部位によって差が激しいため、削り方も組み方も少しずつ変えるのがZANMAIのやり方です。

一例として、ウェイト。バルサに合わせヤスリで重量や形状を微調整します。ウェイト一個ずつ、すべてやります。この微調整も年を追うごとに、かつてよりずっと緻密に行うようになりました。組み上げるまでの時間は掛かる一方ですが、見えない場所ほど肝心ですからね。

このブランクス制作ウィークも終盤に差し掛かり、昨日から徐々にブランクスの下地コーティングを始めたところです。


Photo&Report by 小平

「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」ブログ開設のお知らせ。

2019年01月30日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」ブログを作りました。

https://blog.goo.ne.jp/moritokawatoumiwotunagu

今朝もZANMAIブログに丹沢の釣り人大反省会のこと、Gijie誌レポート掲載号発売のお知らせをしたばかり。このようなお知らせを中心に掲載するための専用ブログです。

関連して取り上げて欲しい情報、お知らせがありましたら、小平まで一報ください。皆さんに役立つ情報をお待ちしています。

もちろんしばらくの間、重要なお知らせはZANMAIブログやCatch&Cleanブログにもあわせ掲載しますので、ご安心ください。

「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」ブログも皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

小平


第3回丹沢の釣り人大反省会、Gijie新春号

2019年01月30日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
来る2月17日に3回目の開催となる`丹沢の釣り人大反省会`が開催されます。

https://sakuramasu.jimdo.com/


反省会とは名ばかり、丹沢のヤマメや相模川のサクラマス復活を願う釣り人が集い、放流資金を募ったり、「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」の説明会を兼ねたり。

そんな気軽な集まりです。

2018年、まずやれることはやりました。今年ももちろん秋に二回目の放流会を予定していますし、他にもあんなこと、こんなこと。さてどこまでやれるかな。

まずは何よりも昨年の放流成果があるのか、否か。いよいよシーズンイン目前、楽しみですね。

 




Gijie新春号が発売になりました。

今号ではいつも力を貸してくれる若林氏が「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」第一回放流会の模様をレポートしてくれています。

若林さん有り難うございます。
 
 
また、EXPLORERSさん主催で第一回相模川サクラマスダービーが開催されます。

いま告知概要を練っているそうなので、届き次第掲載しますね。こちらも楽しみですね!


Photo&Report by小平



ミノーをお届けしました。

2019年01月28日 | 納品のお知らせ
いくらかですが、ミノーを取扱店さんにお届けしました。



どちらもすべて20th記念ボックス入りです。


*山梨県甲府市 グッドフェローズさん

ファット85type1各色をお届けしました。
https://ameblo.jp/good-fellows8kh/entry-12435231183.html?fbclid=IwAR21aDaOMpnshs-SWZEV40goWYE2qD9VEE4W-O8cG9T58-DGxqqqIiAAgEQ

*埼玉県さいたま市 キャスティング岩槻インター店さん

ファット70と85type1、type2各色をお届けしました。


*愛知県春日井市 ザ・ナチュラリスト リバーサイドさん

新春展示即売会を終えたばかりのナチュラリストさんですが、ソリスト、ストレート、ファット、ビートアップなど各モデルの店頭販売分を納めてきました。


よろしくお願いいたします。

シーラカンス

2019年01月27日 | 日記
ナチュラリストさんでのイベントからの帰り、沼津港深海水族館 シーラカンスミュージアムへ立ち寄ってみた。

実は再訪問。2~3年前の前回は夏休み中だったためか、入館をためらうほどの混雑ぶり。暑さにも負けてビールを飲みに行ってしまったため、今回が念願の初入館。









本命の冷凍保存されたシーラカンスは2体。



シーラカンスには背骨が無いみたい。





知名度、人気ともに上昇中のメンダコ。非常に脆く飼育が難しいらしく、入手した時点ですでに死んでいる個体も多いそう。

この日はこのメンダコのイベントがあって、触ってもいいというので遠慮無く手のひらに乗せてみた。生臭いドクダミのような臭いが手について取れなくてまいった。

他にも発光しながら真っ暗な水槽を群泳するヒカリキンメダイ、5年以上絶食しても生きながらえたことで話題になった、ダイオウグソクムシなど、興味深い展示ばかりだった。

今年7月には深海の生物を捕獲するという、ライド型シューティングアトラクションが隣にオープンするそう。うおー乗りたい!

Photo&Report by 小平



New!ソリスト60MD&DDフラットサイド

2019年01月24日 | 制作状況
2019年新作の渓流・本流用フラットサイドモデルをご紹介します。

フラットサイドは数モデルの新作を予定していますが、まずはソリスト60MD、ソリスト60DDからリリースです。



先日のナチュラリストさんイベントでお披露目しましたが、バルサ板から自身の手で削り出すフルハンドメイド。今回そう多くはご用意出来なかったため、アナウンスは控えておりました。ご了承ください。

*ソリスト60MD・ソリスト60DDフラットサイド
スロー気味のシンキング約4.5g(フックレス)
¥4.800(税別)20th記念ボックス入り¥5.100(税別)


*ホームページでのミノー紹介ページが更新できていません、ここで60mmのラインナップをあらためて。重量は目安としてください。

・60MD フローティング約3g スローシンキングおよそ5g強 シンキングおよそ6g強 
体高の無いMD。リリースからすでに10数年が経過しても色褪せないスタンダードMD。

・ソリスト60DD フローティング約4g シンキング約5.5g ヘビーシンキング約7.5g
体高を出しアピールを増したソリストシリーズのDD。

・ソリストシャッド60 シンキングおよそ6g強
安定感とアピール力の両立が持ち味。

・60ストレート スローシンキングおよそ5g弱
2017年に仲間入りのストレートモデル。


渓流域から里川、小規模本流まで広く活躍するので何かと便利な60mmです。

Photo&Report by 小平

ナチュラリストさん!

2019年01月23日 | イベントのお知らせ
ザ・ナチュラリスト リバーサイドさんでの新春展示即売会には多くの方々のご来店をいただきました。

年末年始もなく掛かりっきりで制作したミノーたち、皆さんに喜んでいただけましたでしょうか。

















皆さんに頑張る力をいただきました。

ご来店いただいた皆さん、両日とも寒い中で開店を待っていただいた皆さん、お心遣いをいただいた皆さん、有り難うございました。


次回は3月24日(日)、群馬県高崎市 サンビーム高崎店さんでの展示即売会です。

またイチから制作に励みます。


Photo&Report by 小平

thanks 20th!

2019年01月14日 | イベントのお知らせ
1999年に産声をあげたZANMAIは今年、20周年を迎えることができました。

ようやく成人ですね。



山あり谷ありの20年間でした。

そんな20年間を少しずつ振り返ってみるのも悪くないかと思いますが、まずはなんと言っても支えていただいた皆さんに感謝です。
 
そこで感謝の気持ちを込めて20th anniversaryボックスを作りました、しばらくはこの記念ボックスにミノーを入れてお届けします。

 
さあいよいよ今週末は愛知のザ・ナチュラリスト リバーサイドさんにて新春イベントです。

*2019年01月19日(土) 13:00~21:30
*2019年01月20日(日) 13:00~16:00

少しでもいいミノーを作って皆さんにご覧いただきたく、この三連休もみっちり工房仕事に励んでいます。

今年も横浜で開催されるフィッシングショーに重なっていますが、愛知で皆さんをお待ちしていまーす。

 
Photo&Report by 小平

日淡、底物たち

2019年01月09日 | 水槽
塗装工程ど真ん中、一度目の塗装色止めを終えて乾燥させているところ。少々休憩。

我が家で水槽飼育している底物を少し紹介してみます。ここで言う底物とはハゼ科やカジカ科などの総称です。あまり泳ぎ回らずに底付近でじーっとしているタイプが多いですが、これが実に可愛い。神経質なくせに気が強く、貪欲な魚が多い気がしていますがどうでしょう。

私の底物好きにはいささかの歴史があり、横浜港でマハゼやチチブを釣っては持ち帰り飼育していた10代を原点としています。







いい顔してるでしょう、ドンコです。

もともと県内には生息しておらず、カワムツと同様に国内移入種となるドンコですが、徐々に生息範囲を広げているようです。

ほとんど底にべったりでじーっとしていますが、希に下の写真のように水草に乗っかってポケーッとしています。水中でサスペンドしているように見えますが、違うんです。身体をうまく水草に押し当ててじっとしているんです。

これを相模川水系で獲った時には一瞬アユカケかとぬか喜びしましたが、国内移入種のドンコでした。貪欲で可愛いヤツです。



こちらはカワアナゴ。穴子の仲間ではありません。

このように岩陰などから顔を出していると、見る角度によって穴子によく似ているからこの名が付いたと聞きました。この個体で20cmぐらい、ドンコに比べるとずっとナイーブな印象です。コイツはこれまで人工飼料に餌付いてくれないので、時々エビなどを獲ってこなくてはなりません。

長生きするともっと大きくなるので大切に育てたいと思っています。



こちらはニホンナマズ。3cmぐらいの幼魚から大切に飼っていますが、みるみるうちに大きく育っています。なんでも食べますがけっこう神経質ですね。同じ大きさの幼魚を2匹同じ水槽で飼っていましたが、すぐに優劣ができて片方をボロボロにしてしまい、気がついたときには手遅れでした。

こやつもそのうちもっと大きな水槽に引っ越しさせなければ。





ゴクラクハゼです。10cmぐらいあり、ゴクラクでは最大サイズと言っていいでしょう。やっぱり貪欲で周囲の小魚を蹴散らして我が物顔していますが、このふてぶてしい顔つき、たまりませんね。



これはスミウキゴリ。オス1匹、メス2匹をひとつの水槽で飼っています。オスは少し前に婚姻色が出ていて綺麗でしたが、臆病なのでなかなかよい写真を撮らせてもらえません。

底物では他にもドジョウ各種、ヨシノボリなどいろいろいますが、また今度。


Photo&Report by 小平

日淡たち

2019年01月08日 | 水槽
我が家では日本淡水魚を中心にして9~10個の水槽が稼働しています。

ほとんどが県内の川から釣りなどで採捕してきた個体で、特にオイカワと底物が好き。



90cm水槽で混泳するオイカワとカワムツ。



婚姻色が出ているオイカワが2匹いて、昨年夏からメスを追いかけ水槽内で何度も産卵行動を起こすほど元気だった個体がついにきのう、力尽きました。

上の写真は昨年9月。このオイカワがもっとも元気だった頃です。いったん婚姻色が出ると消耗が激しいため、自然環境下ではそれほど持たないのが普通ですが、このオイカワは8月に婚姻色が出てからずーっと頑張っていました。





年末に急に細くなり、そろそろかな・・とは思っていました。左の若いオイカワと比べると体色は黒ずみ、体高やハリに差があるのがわかります。

ありがとうオイカワさん。君は美しかった。