私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

パワハラ

2015-06-04 21:30:42 | 日の目を見ない会社員のブログ
先日、「どういう言葉がパワハラになるのか?」「教育とパワハラの境界線はどこにあるのか?」ということを検討する勉強会に参加。
パワハラと思われる言動・行動例を思いつくままにあげ、それをメンバー同士で更に再確認するという内容だったのだが、一つの言葉でも状況、背景でパワハラに該当するのかしないのかが微妙に変わっていくことを新ためて確認・・・・・

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その発言に至るまでの背景などの説明がないので、混乱をきたすかもしれないが、こんな事例を取り上げて話し合った。

「君の勤務態度、成績では来年度の雇用契約の更新はないと思ってください。」
(もっと具体的に忠告をする必要はあるだろうが、これはパワハラではない)

「会社の寄生虫!!」
(上から目線の人格否定故、パワハラ)

「何度言ったら解るんだ?いい加減にしろ!!」
(この『いい加減にしろ!』の一言が余計でパワハラの仲間入り)

「親の教育、しつけが悪い」
(しつけを持ち出した時点でパワハラ)

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勉強会では、言葉や状況の一つ一つを6つのパワハラ行為の類型を参考にしつつ検討。
「パワハラでは?」と思う状況を検討すると、その一言が余計でパワハラになっているものも多い。
逆にフォローの一言があれば、言われた相手がパワハラに感じないケースもあるということだ。
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私も新入社員だったころ、「いつまでも若いわけじゃないのよ。誰かお付き合いしている人がいたら早く結婚して会社は辞めた方がいいわよ」と言われて、どうしていいか分からなかった時があった。私の未来を心配しての言葉ではないようだったので、これは私的なことに過度に立ち入る個の侵害だったのだろう。
結構土足でずかずかと心の中を侵害されたことが記憶に残っている。

今は心に毛が生えているようで、この類のことは言われても傷つかない自信がある。
(というより、鈍感になって何か言われていても気づいていないのかもしれないが・・・)



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