私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

世の中の出来事は繋がっている・・・・

2018-01-16 21:23:13 | なんということはない日常
お正月休みに、実家のある中国に帰省した中国人同僚から聞いた話だ。

旧正月に帰国することは難しいので、正月の三が日を挟んで帰国することにした彼女は、チケットが高いため、直行便でなく、乗り換えのある便を選んだらしい。

以前パリやイタリアに遊びに行く際も、「(韓国の)インチョン空港で●●時間ショッピングしました。」と乗り換えに何時間もかけていたので「時間が勿体無いんじゃない?」と、直行便で行く事を提案してみたのだが、彼女にとっては有給休暇を使うことの方が航空運賃を沢山払うよりもハードルが低いらしく、毎回私が思いつかないようなルートであちこち渡航しているようだった。

今回は往路は成田→韓国のインチョン→中国の長沙、復路は中国の長沙→韓国のインチョン→韓国の金浦(ここはバス移動)→羽田という、結構なルートで帰省することにしていたようだった。
往路のインチョンでの待ち時間(4,5時間だったらしい)に大量の化粧品を購入して中国に帰国した彼女は、家族や友人と楽しい時間を過ごして、帰国の途に着いたのだが、思いも着かないことがインチョン空港で起こったらしい。

「あなたはVISAがないので金浦空港には行けません。帰りのチケットをあきらめて、別のチケットを購入してください。」と手続きの際に言われたのだという。要するに金浦に移動は出来ないので、インチョン発日本行きのチケットを別に購入するように言われたのだ。
お正月の混み合う時期、購入できるチケットはビジネスクラスしかなく、決済もクレジットでなく、携帯電話のみと言われたという彼女は、中国の友人に携帯電話に入金してもらったりして大変な思いをして帰国したらしい。
安い方法でと帰省したはずなのに、結局追加で5万円ほど払ってビジネスクラスでインチョンから帰ってきたらしかった。
中国のパスポートを持っている彼女にとって、VISA無しで渡航できる国や場所は限られる。どこかに行く際には毎回のようにVISAの手続きをしてから渡航していたはずなのに・・・

そう思って話を聞いていると「以前はVISAが無くてもインチョンから金浦へ移動できたんですよ。このルートを使おうとしたのは今回初めてじゃないんです。・・・それが去年、急に出来なくなったらしくて・・・
でもその事を知らなかったんですよ。私のほかにも同じような人がいて・・・その人はその日に飛行機に乗ることをあきらめて、空港で一日過ごしてから帰国するようでした・・・」と言う。
(彼女は、毎日同じような人がいるという話を空港で聞いてきたようだった)

彼女曰く、ミサイル問題で急に冷え切った両国関係により、VISA無しでも移動できたインチョン⇔金浦間は、VISAが無ければ移動できなくなってしまったらしいとのこと。

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自分にはあんまり関係ないと思っていたことが、そんな風にどこかで繋がり、自分の事になっていくのだ。