私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ゴーン・ガール

2014-12-17 21:17:22 | 映画鑑賞
5年目の結婚記念日の朝、妻が失踪する。
何故妻が失踪したのかわからない夫。そして失踪でなく妻が殺害されたと思われる痕跡が次々と見つかる。
夫はいい夫だったのか。妻は毎日の生活に満足していたのか。。。。。
誰もがいい妻が夫に殺されたと思い込み、夫は少しずつ外堀を埋められ、身動き出来なくなっていく。

映画を見ながら、本屋で立ち読みをした「察しない男 説明しない女」を思い出した。
タイトルは男と女という言葉を使っているが、性別というよりはタイプ別という風に考える本だったと思うのだが、これもまさしくそんな話だと思った。

妻が結婚生活に対してどんな不満を持っているのか察しない男。
何故あんな様々な痕跡を残して失踪したのか全くもって説明をしない女
(いや 最終的に説明はなされたかもしれないが、それを説明と呼んでいいものなのかどうか・・・)

自分にとっていい人なんてそれぞれ違うはず。それが結婚相手なら尚更だ。
そんなちょっとした考え方の違いが雪だるまのように大きくなり、自分の手では止められなくなる。一番のサスペンスは人の心の闇の奥深さだ。

一番最後の最後の結末。非常に怖いのだが、映像で見るとなんだかちょっとあっけにとられる終わり方だ。
最後の最後の結末は、映像でなく文章で読み、その状況を想像した方が何倍も怖いものになるんじゃないだろうか。

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もちろん映画は私が思い出した本 「察しない男 説明しない女」とは何の関係もないし、この本のタイトルの雰囲気とはちょっとかけ離れたサスペンス映画だ。


察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方
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