後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

川瀬敏郎氏の生け花の写真をお送りいたします

2014年03月02日 | 写真

立春が過ぎたといえ、まだまだ寒い日々が続いています。

皆様に花々の写真をお送りしようといろいろ考えていますが、この季節は梅の花しかありません。もう何度もこのブログに掲載してしまいました。

あとは温室の中のベコニアやランの花です。それも何度も掲載しました。

花屋さんのサクラソウやシクラメンの花も掲載しました。

そこで今日は趣向を変えて生け花の写真をお送りすることにしました。

現在、京都を中心にして大活躍している川瀬敏郎氏の作品を下にお送りいたします。もともとは池坊流派から出た方で、パリへ留学し、生け花に関する本も多数出版されています。

前衛的な作品も多いのですが、私は池坊らしい静かな作品が好きです。

下の作品も日本の伝統芸術の香り高い傑作と思いいます。

お楽しみ頂ければ嬉しく存じます。

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出典は、https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B7%9D%E7%80%AC%E6%95%8F%E9%83%8E+%E4%BD%9C%E5%93%81%E5%86%99%E7%9C%9F&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=LrYSU6nKLYSvlQXK9oHwCw&ved=0CCUQsAQ&biw=972&bih=499です。

川瀬敏郎氏の言葉:

私は“花をいける”ことを仕事にしている人間です。考えたら“花をいける”ことが仕事というのは、わかったようでわからないようなもののひとつだとお思いになると思うんです。
みなさん何気なく思われるかもしれませんが、“花をいける”という言い方をするのは実は日本だけなんです。ほかの国は、“花を入れる”“アレンジメントする”とか、花を室内装飾するイメージ。そういう見せ方は例えば絵画とか彫刻とか、そのものがいつまでも残るようなモノで、世界各国どこにでもあると思うんです。だけど、個人の存在の在り方を花で表すのは、ある意味で言えば、すぐに枯れてしまう一瞬を、自分を常に表していくという方法で人生を形づくっていく方法は、実は日本というなかにだけ存在した方法論なんですね。例えば、フラワーショップを開いているとか、どこかの会場にいけに行っていれば、「そういうもんですね」というふうに理解していただけるんですけど、“花をいける”ことで自分の在り方を示すこと、それが仕事になることは、日本だけなんです。http://www.kobegakkou-blog.com/blog/2000/05/post-0834.html より。


私の謝肉祭と灰の水曜日・・・暴飲暴食から断食への急変

2014年03月02日 | 日記・エッセイ・コラム

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上と下の写真はフランス南部の二ースのカーニバル風景です。

写真の出典は、http://www.imamiya.jp/world/france/nice.htm です。

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カトリックでの今年、2014年の復活祭に関連した日程は以下の通りです。

謝肉祭(カーニバル):3月4日までの数日間の暴飲暴食と馬鹿騒ぎ

灰の水曜日:3月5日

四旬節:3月5日から40日間(灰の水曜日は実際は復活祭から46日間遡ります。40日というのは安息日すなわち日曜日を抜いて数えたものです。)

四旬節とはキリストが荒野で断食をした40日間になぞらえたもので、この間は肉食を絶ちます。

復活祭:4月20日

さて今日は3月2日なので謝肉祭の期間中です。

謝肉祭は日頃の肉食に感謝して暴飲暴食を楽しむ期間です。ダンスパーティをしたり街に飾り山車を繰り出して、騒々しく楽しみます。上の写真はフランス南部のニースのカーニバルの飾り山車です。

勿論こんな騒ぎはイエス様は困ったものだと見ている筈です。馬鹿な人間が考えた春到来の意味もあるお祭り騒ぎなのです。ですからなにもしないで沈黙を守り、静かに日々を過ごす人も多いのです。

私も去年までは静かにしていました。しかし今年から本当にささやかな謝肉祭をすることにしました。

松坂牛をほんの少し買ってきて今朝塩を振って焼いて食べました。この一年間に食べた全ての肉に感謝して食べました。ついでに魚介類へも感謝しました。

3月4日までは飲食を楽しもうと思います。そして灰の水曜日は朝と昼の食事は断食にします。その後の四旬節は節食の期間です。

こうして復活祭を迎えるのです。

このように生活の調子に変化を与えて暖かい春がやって来るのを待ちます。やがて桜も咲き出すでしょう。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)