後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

なにも無い、静寂の本栖湖・・・40年寸分変わらぬ風景の秘密

2012年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム

富士五湖の中で一番奥にあるのが本栖湖です。40年前に遊びに行った時と寸分変わらない風景が広がっています。お土産店もホテルも一切見えません。

淋しいくらい何も無いのです。静寂が支配しています。時々、ウグイスの美しい鳴き声が虚空にこだましているだけです。

自然保護の法律が守られているのです。人々が自然を汚さないうように細心の注意をしているのです。法律と人々の心が景観保護の秘密と確信しました。

そんな静寂につつまれた本栖湖の風景をお送りいたします。さわやかな新緑の林から吹いてくる風があなたの頬をなでています。そんなご想像をしながら、お楽しみ下さい。

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・皆様の千円札の裏側をご覧下さい。この写真の右に見える富士山を撮った写真が使われているのです。昨日はあいにく厚い雲が富士山を隠していまし。

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それにしても千円札の裏の富士山の写真は丁寧に撮影してあります。手前の本栖湖の水面に富士山が逆さに写っているのです。風の無い日に撮った写真です。

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上の写真の場所は40年前に子供2人と妻と一緒に何度も泳ぎに行った水辺です。

40年経過しても全く変わらないことに驚いています。昔は若くて元気だった妻が岸辺を走っています。本人は若い時と変わらないと思っているようですが、その後ろ姿が40年の時の流れを感じさせます。(終り)


たかがブログ、しかし内容の深い話し合いも出来るのです

2012年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム

ブログには匿名で勝手な思いつきを書き散らすものです。そのように理解して、軽く無視している人々も多いようです。「今、ブログで忙しい」と言ったら、高校生の孫が、「たかがブログではないか」と言い返します。

別にそれに反論するつもりはありません。

しかし私はかなり真剣にブログを書いているつもりです。本気で書いています。自分の頭で考えたことを書いています。

自分の考えに反対な他の人々の意見も掲載します。

ブログの上で他の人々を勇気づけたり、慰めたりしているつもりです。

人間のすることですから失敗も沢山あります。矛盾したことも書きます。しかし私はいつも真剣に書いています。

「たかがブログ」とは思っていません。

最近、筑摩書房の「宮沢賢治全集」の11巻を本棚から取り出して、賢治の信じた佛教を考えてみました。間違いなく法華経の信者でしたが、どこか他の法華経信者と違うようだと考えてみました。そしてその違いは法華経の布教の方法にあると考えました。浅学非才な私のこの結論は先人によって既に指摘されているかも知れません。

しかしその事をこのブログに書きました。日本人の手で全世界を佛教国にするという発想は悪くない・・・そして宮沢賢治のこと という記事です。

それに対して、青森に住んでいる書家の水木りょうさんという方から下記のコメントを頂きました。

=======水木りょうさんからのコメント=========

まさに後藤さんの解説は的を得てるなぁと感服いたしました。
もし天の指導者が評価を下したとするなら、賢治の精神や行いは菩薩に値したでしょう。師であった智学師は高い霊格はもてども、陰の世界におかれてるかもしれません。
大本であった日蓮も我が教えを誤った方向に解釈した弟子たちを嘆き、自らの教えが足りなかったと反省してるやもしれませんね。
しかし日蓮が降臨されてた時代は、阿弥陀如来の教えが通常でそれを打破するためには、強い行動と絶対理念が必要だったと思っています。だからこそ現在も隆盛を維持してるのかもしれません。

======投稿 :水木りょう==============

水木りょうさんの他のコメントによると彼の父親は賢治の属していた国柱会の信者でした。水木りょうさんは子供として父親の宗教を見ていたのです。

そのような方から上のコメントを頂きました。貴重なコメントとして大変有難く考えています。

これはほんの一例です。真剣にブログを書けば、読んでくれた人が真摯に答えてくれるのです。

たかがブログと笑う人々が居てもそれはそれで良いのです。そう言った高校生の孫と論争しようと一切思いません。それはそれで良いのです。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

後藤和弘(藤山杜人)