過去の歴史を振り返ると宗派の違うキリスト教会同士が争ったり、戦争をしました。
流石に最近はそのようなことが無くなりましたが、宗派の違う教会の間の壁は高く、なかなか自由な交流が出来ません。
そこで小金井市にある11の教会が3年前に「小金井市キリスト教ネットワーク」を作り、共同の祈祷会や、共同の合唱隊をつくり活動を進めています。
今日は午後からこの11の教会の第3回合同祈祷会がカトリック小金井教会でありました。
教会が」違うと祈祷会の式次第が違います。讃美歌も違います。しかし最大公約数的な共通の式次第と讃美歌を決めて祈るのです。
すべての教会にとって一番重要なことは、イエス様の言葉を大切にし、神を愛して、隣人を愛し、敵を許すことです。この根本的な信仰を強める祈りをし、讃美歌を歌えば宗派の違いは一切消えてしまいます。
今日の合同祈祷会では、最初の讃美歌を全員で歌った瞬間から心が一つになりました。
そして宗派の違う信者が強く、強く結びついたのです。それは感動的な体験でした。一緒にイエス様に祈る。一緒に神に祈る。大震災の被害者の為に祈る。そして小金井市民の全ての人々へ平安があるように祈る。そのような祈祷会でした。
私はカトリックですが、プロテスタントの牧師さん達の信仰の篤さに感動しました。
そして一緒に祈ることの重要さがしみじみ分かったのです。
東日本大震災の直後に、ニューヨークで佛教の諸宗派とキリスト教の諸宗派が被害者のために合同で祈祷会を開催したというニュースを見ました。その重要性を今日しみじみと理解出来たのです。
下に今日の合同祈祷祭とその後の茶話会の写真を掲載致します。
祈祷会では小金井市キリスト教ネットワーク合唱隊が上の写真のように讃美歌の美しい合唱を聞かせてくれました。祈祷会の参加者は200人位でした。
祈祷会の後であった茶話会の様子です。日本キリスト教団小金井教会の主任牧師の丸山和則牧師が軽妙な司会をしました。親しみう深い司会ぶりで皆が和気あいあいという雰囲気になりました。もう3回目なのでお互いに打ちとけあって来ました。
司会の丸山牧師の挨拶の間はみんなが神妙にしています。
挨拶が終わるとすぐなごやかな雰囲気になりました。参加者が会場から溢れ、廊下まで人の輪が出来ていました。
カトリック小金井教会のヨセフ・ディン神父様と日本キリスト教団小金井教会の丸山和則牧師様しか私は知っている人が居ません。回りは全員知らない人ばかりです。しかし不思議なことにその見知らぬ人々が以前から親しくしていた人々のように感じたのです。緊張しません。寛いでテーブルの上のお菓子を食べ、紅茶を飲んで来ました。こんなに寛ぐ茶話会は久しぶりでした。
今日の合同祈祷会の報告です。お読み頂きまして有難う御座いました。
この写真を拝見し、しばらくして、贈りもののように詩が流れてきました。どうもありがとうございます。ストレートではなく、レコードの針が飛んだような感じかもしれませんが、どことなく浮かんできましたので静かにご報告します
あなたの 部屋が どんなに 汚れていても
愛 の ひかり の おまじない が
かかり はじめて いる よ
あなたが どんなに 汚い 仕事を はじめて いても
愛 の ひかり の おまじない が
かかり はじめて いる よ
あなたの 耳に どんなに つらい 事が 聞こえてきても
愛 の ひかり の おまじない が
かかり はじめて いる よ
あなたの 目に どんなに つらい現実が 映ってきても
愛 の ひかり の おまじない が
かかり はじめて いる よ
小さな ゴミまで 光り はじめて いる よ
さあ 勇気 を 出そう
全員が 全員 輝いて いくん だ
投稿 裸心全通(らしんとおる) | 2012/01/29 17:17