後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

11の宗派の違うキリスト教会が合同で祈祷会を開催しました

2012年01月29日 | 日記・エッセイ・コラム

過去の歴史を振り返ると宗派の違うキリスト教会同士が争ったり、戦争をしました。

流石に最近はそのようなことが無くなりましたが、宗派の違う教会の間の壁は高く、なかなか自由な交流が出来ません。

そこで小金井市にある11の教会が3年前に「小金井市キリスト教ネットワーク」を作り、共同の祈祷会や、共同の合唱隊をつくり活動を進めています。

今日は午後からこの11の教会の第3回合同祈祷会がカトリック小金井教会でありました。

教会が」違うと祈祷会の式次第が違います。讃美歌も違います。しかし最大公約数的な共通の式次第と讃美歌を決めて祈るのです。

すべての教会にとって一番重要なことは、イエス様の言葉を大切にし、神を愛して、隣人を愛し、敵を許すことです。この根本的な信仰を強める祈りをし、讃美歌を歌えば宗派の違いは一切消えてしまいます。

今日の合同祈祷会では、最初の讃美歌を全員で歌った瞬間から心が一つになりました。

そして宗派の違う信者が強く、強く結びついたのです。それは感動的な体験でした。一緒にイエス様に祈る。一緒に神に祈る。大震災の被害者の為に祈る。そして小金井市民の全ての人々へ平安があるように祈る。そのような祈祷会でした。

私はカトリックですが、プロテスタントの牧師さん達の信仰の篤さに感動しました。

そして一緒に祈ることの重要さがしみじみ分かったのです。

東日本大震災の直後に、ニューヨークで佛教の諸宗派とキリスト教の諸宗派が被害者のために合同で祈祷会を開催したというニュースを見ました。その重要性を今日しみじみと理解出来たのです。

下に今日の合同祈祷祭とその後の茶話会の写真を掲載致します。

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祈祷会では小金井市キリスト教ネットワーク合唱隊が上の写真のように讃美歌の美しい合唱を聞かせてくれました。祈祷会の参加者は200人位でした。

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祈祷会の後であった茶話会の様子です。日本キリスト教団小金井教会の主任牧師の丸山和則牧師が軽妙な司会をしました。親しみう深い司会ぶりで皆が和気あいあいという雰囲気になりました。もう3回目なのでお互いに打ちとけあって来ました。

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司会の丸山牧師の挨拶の間はみんなが神妙にしています。

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挨拶が終わるとすぐなごやかな雰囲気になりました。参加者が会場から溢れ、廊下まで人の輪が出来ていました。

カトリック小金井教会のヨセフ・ディン神父様と日本キリスト教団小金井教会の丸山和則牧師様しか私は知っている人が居ません。回りは全員知らない人ばかりです。しかし不思議なことにその見知らぬ人々が以前から親しくしていた人々のように感じたのです。緊張しません。寛いでテーブルの上のお菓子を食べ、紅茶を飲んで来ました。こんなに寛ぐ茶話会は久しぶりでした。

今日の合同祈祷会の報告です。お読み頂きまして有難う御座いました。


冬の弱々しい陽射しを浴びて航行している風景です・・・詩情漂って、、、

2012年01月29日 | 写真

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・コメント

この写真を拝見し、しばらくして、贈りもののように詩が流れてきました。どうもありがとうございます。ストレートではなく、レコードの針が飛んだような感じかもしれませんが、どことなく浮かんできましたので静かにご報告します

あなたの 部屋が どんなに 汚れていても

愛 の ひかり の おまじない が
かかり はじめて いる よ

あなたが どんなに 汚い 仕事を はじめて いても

愛 の ひかり の おまじない が
かかり はじめて いる よ

あなたの 耳に どんなに つらい 事が 聞こえてきても

愛 の ひかり の おまじない が
かかり はじめて いる よ

あなたの 目に どんなに つらい現実が 映ってきても

愛 の ひかり の おまじない が
かかり はじめて いる よ

小さな ゴミまで 光り はじめて いる よ

さあ 勇気 を 出そう

全員が 全員  輝いて いくん だ

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画家の人生、そのリスクと歓喜・・・下田昭二郎画伯の絵画の世界

2012年01月29日 | 日記・エッセイ・コラム

世の中には本当にいろいろな職業があります。自分には才能が無くて出来ない職業に、画家やクラシックの音楽家があります。とても魅力を感じる職業です。

彼等は生活に必要なお金のことを忘れて、美しいものの創造に献身しているのです。収入が少なくともビクともしません。とてもリスキイな人生です。

しかし、自分が満足する芸術を創った時の歓喜が大きいのです。歓喜で心が温かくなり、顔が光り輝くのです。

あえてゴッホの例を取上げるまでもありません。死ぬまで絵が売れなくて、貧乏だった彼の絵は、現在、世界中の人々に絶賛されています。

日本にも有名な画家が沢山居ます。しかしその有名な画家達の周辺には数千人、いや数万人の無名な画家がそれぞれの人生をあゆんでいるのです。

作品の絵画がそこそこ売れます。日動画廊のような店からも絵を売っています。絵画教室を経営して子供に絵画の面白さを伝えます。大きな建物の壁画や天井画の注文も受けます。個展も開催します。

そんな画家を見つけて、このブログでご紹介して来ました。

郡山に在住の村田 旭画伯と名古屋に在住の三輪 修画伯です。それぞれ何度かこのブログで作品をご紹介してきました。以下の記事をクリックするとご覧頂けます:福島県、郡山に輝く画家ー村田 旭の美の世界ー  三輪修画伯の独自の画風の確立への苦悩 です。

さて今日は3人目の画家をご紹介したいと思います。

熊本に在住の下田昭二郎画伯です。下田昭二郎のアトリエ:http://shimoda-syojiro.blog.ocn.ne.jp/blog/ をご覧頂くといろいろな作品の写真が楽しめます。

下田さんは長崎のハウステンボスの壁画や熊本の八千代座劇場の天井画のような大作を描きました。熊本で何度も個展も開催し、絵画も売れています。

私はこのように地方に住み、地方で活動して、地方文化を豊かにしている画家を尊敬しています。そのような方々へ幸いが多く訪れるようにと祈っています。

以下に下田昭二郎画伯の作品をご紹介致します。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

後藤和弘(藤山杜人)

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上の絵画には孔子公園の建物の絵も含まれています。