観測にまつわる問題

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チベット高原にある世界2番目の大きさの内陸塩湖

2012-10-15 00:48:51 | 日記
中国最大の湖 大雨で面積最大(NHKニュース 10月14日 5時33分)

>びわ湖のおよそ6倍の広さがある中国最大の湖「青海湖」

「中国」最大の湖というのは間違いではないが、青海省というところは、本来チベット人の土地なのである。チベット自治区だけがチベットではなく、チベット人伝統の居住地は青海省及び周辺の四川省の一部なども含んでいるのであって、チベット最大の湖という方が的確と言える。何故なら、ヒマラヤ(チョモランマ/エベレスト)が中国最大の山というのは、事実として間違いではなくとも、ニュアンスとして可笑しいのであって、やはりヒマラヤがチベットであるのと同様、青海湖(チベット名ツォ・ゴンポ)はチベットだと言えるからである。

また、青海湖(ツォ・ゴンポ)はアメリカユタ州のグレートソルト湖についで世界2番目の大きさの内陸塩湖だといい、湖の周囲を走る自転車レースは、世界で最も高所を走る自転車レースだということである(つまりやはり青海湖はチベットなのである。中国史=漢民族史にチベット高原の存在感はほとんど無く、伝統的にチベット高原(ウィキペディア)はチベット人の住処と考えて間違いはない)。

要するにこの元記事を読むと、中国にこういう湖がある(間違いではない)と印象を抱いてしまうのだろうが、実際はチベット(高原)の湖だという表現の方が的確に湖の実態(海抜3,205メートルの高地)をイメージできるのであって、あまり不適切な表現が広まるのは望ましくないと思う。

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