あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

マンション管理人さんとの別れ

2021-04-21 | 日記
まずは、最近読んだこんな本↓


『マンション管理員 オロオロ日記』(by フォレスト出版)
自ら立ち上げた広告代理店が不況で破綻した筆者は、妻の提案でマンションの"住み込み管理員“として59歳の時に再スタート。
集合住宅ならではのトラブル ”マンションあるある”が盛りだくさん。
改めてマンション管理員という仕事の大変さを痛感させられる一冊だ。
***
(して本題…)
お別れは突然やってきた。
3年前の帰国時より弊ジムショが借りているマンションの管理人さん
(住み込みではなく 日勤=通い)が突然退職されたのだ。

一週間ほど前、掲示板にこんな↓ 貼り紙が。

びっくり! まさに寝耳に水。
一身上の都合って、なんだろう?
心配だ。大柄でパッと見、お元気そうに見える。
しかし歳が歳だし、もしや命にかかわる病が発覚したとか?

ううぅ~ ボクの性格上、黙ってはいられない。
どのみち管理人さんのおられるマンション入口を出入りするので、
その日のうちに「(貼り紙)見ましたよ! どうされたんですかぁ?」と聞きに行ってしまった。
おそらく他の住人さんも同じように驚いて、尋ねているだろう。
なにせ、築13年目を迎えるこのマンションを丸11年ほど、ずっと面倒をみてこられた方だ。
マンションのことはもちろん、全住人の顔と名前等々...を把握されている。
以前何度か書いたが、「あの管理人さんがいるから、ここに決めた」ようなもの。
本当に頼りになる方なのだ。

うかがってみると・・・
命に係わる病ではなく、とりあえずホッとした。
管理人さんはボクと同じ(← 紹介してもらいましてん)整骨院に通われているのだが。
実は最近あちこちガタがきていて、ひどい時は杖を頼りに歩く時もあるらしい。
どのみち来年70歳の定年を迎えるー 今回はそれをちょっと前倒しにした形での退職となった。

こあま:「管理人さんがおられなくなったら、このマンションの価値は半減しますよ」
管理人:「また、また(笑)」
な~んて笑って受け流しでおられたが。こちらとしては本音である。

最終出勤日は土曜日だった。この日は終日、消防設備点検(年2回)があった。
(例の「ポーピーポーピー 火事です、火事です、火災が発生しています」のアレですわ)

夕刻、消防点検が終わる頃。
もしや最後に管理組合からの花束贈呈とかあるんかな?と思いつつ、下に降りたが・・・
何もなかった。(案外冷たいなぁ… そんなもんかね。皆さん週末はお忙しいし)

仕事を終えた管理人さんにあらためて、最後のお礼を伝えた。
聞けば、マンションの子どもたちからお礼の手紙をもらったらしく、
「管理人冥利に尽きます」と嬉しそうに話しておられた。
(実はボクも午前中に渡したちょっとしたお礼の品にお手紙添えてたんだけどね。ハズカシ、、)

また「子どもたちが一緒に写真を撮ってくれましたわ」と聞きつけると、
ボスちゃん「じゃあ、私もいいですか?」
とスマホを取りいだし、エレベーター前でカシャッ。(自撮り2ショット)

あーあ。きっと管理人さんは帰宅後に
「あのマンションには変わった人がおってな~」
と奥さんと手紙見ながら話してたりして…オホホっ(^_^;)。

ボクたちとっては唯一の地元のお友だち&相談相手でもあった管理人さん。
別れはさみしいが、これで「このマンションに固執する必要がなくなった」と前向きに考えよう。
とはいえ、ママちゃんちに程近い距離なので、
この部屋の持ち主(大家さん)から退居指令が出ない限り、もうしばらく住むことになりそうだ。
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"ホームランは野球の華"ー 魅力たっぷり 阪神・佐藤輝明

2021-04-15 | 野球
ホームランは野球の華であることを
あらためて実感する、今日この頃。

そう思わせてくれたのは、この選手。

阪神タイガースのドラ1位ルーキー佐藤輝明。

昨秋のドラフト。阪神・矢野監督が彼をくじで引き当てた時は「まさかの強運!」と思いつつ、あまり興味はなかった。
そもそも”矢野阪神”にそれほど愛着はなく、近大時代の佐藤選手のプレーを見たこともない。
しかも佐藤くん、イケメンには程遠い…(ゴメン)。

だが開幕のヤクルト戦、堂々スタメンに名を連ねた「佐藤輝」。

「な、なんだ? この落ち着きは」
ルーキーでありながら、バッターボックスで醸しだす雰囲気はすでにベテラン選手。
どの球も”狙ってる”ようなフルスイングで、たとえ空振りでもスタンドがどよめく。
おもしろい。これはおもしろいぞ〜と思って見ていたら。
開幕2試合目にはプロ初安打がなんとホームランに。

昨夜、カープ森下投手から打った“甲子園初アーチ“直後の(ももくろ)Zポーズ。

ホームラン直後のこのポーズ↑ をみるたび、思わずプッと吹き出してしまう。
虎ファンの友人曰く、
「全くイケメンでないのが清々しいくらい」。
たしかにたしかに。ヘタにイケメンでニヤけた選手より、昭和を彷彿とさせる風貌に好感が持てる。

いつ、ホームランが飛び出すかわからないワクワク感ー 
それを味わうために今季はタイガース中継を観ようじゃないか。
ニューヒーロー佐藤のホームランはボクたち野球ファンの希望の光。
なぜならその一発は、この出口の見えない現実世界をほんの一瞬、忘れさせてくれるから。

*蛇足その1*
「ヤフー知恵袋」より。
Q)なんで野球の華はホームランなんですか?(略)

A)あらゆる球技は定められたグラウンド(アイスホッケーはリンク)内で試合進行します。
 しかし野球の本塁打だけは、グラウンド内ではなく観客席(スタンド)を巻き込みます。

★ホームランはスタンドを巻き込む、か。なるほど言い得て妙だな~と感心しきり。

*蛇足その2 佐藤のパパちゃん*
佐藤輝明選手のプロフィールを今さらながらネットで調べたところ・・・。
お父上は某関西有名私大の准教授で元柔道家。柔道家としてもかなりの成績を残しておられるようだ。
(佐藤のあの落ち着きは柔道家である父の厳しい教育の賜物だったのかぁ~ ナットク)
すでにオッサン⁉ っぽい佐藤選手...のパパちゃん。しかも柔道家ってことで、
勝手に上村春樹氏か山下泰裕氏のようなお父上を想像していた。
が・・・お父上のウェキペディア(あるんですよ!)をみて、ボスちゃんずっこけた。
なんとボスちゃんより年下だったのら。あははは!
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NHKよるドラ「きれいのくに」がおもしろい

2021-04-14 | テレビ
昨日始まったドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジ)はちっともよくなかった。
ややこしいタイトルからしてイヤ~な予感がしたが、やはり奇をてらった内容だった。
かつて「東京ラブストーリー」で名を馳せた脚本家・坂元裕二のドラマは、
芦田愛菜ちゃんが名子役ぶりをみせた「Mother」(日テレ)などすばらしいシリアス作品がある一方で。
「最高の離婚」(瑛太、尾野真千子ほか)のような会話劇、とにかくセリフの応酬が多すぎて煩わしいのも。
今回はいきなり伊藤沙莉によるナレーションが始まり、三度の離婚歴がある主人公・大豆田とわ子(松たか子)の
状況説明が続いて、あーあという感じ。

松たか子ありきのドラマなのだろう。(他局だが坂元作品「カルテット」が成功したしね)
彼女が演じる大豆田とわ子はバツ3で子持ち、設計事務所の社長さん。
不思議なのは、別れた元夫3人がいまだに彼女の生活圏内にいて、いまだ未練ありげにかかわってくることだ。

小ネタも多い。例えば とわ子が会議中に口内炎があるのに気づいたとか、
お弁当のカレーだかソースだかが白いブラウスに飛び散ったとか。
また網戸がはずれたとかいって、わざわざベランダから落っことすなど、
とわ子のすべてがわざとらしい。
(松さんの上手すぎる風呂場での鼻歌さえも ♪)
会話劇でテンポよく笑わせようとしているのかもしれないが、ボクには逆効果。
でも、こういうドラマが好きな人もいるんだろうね。
***
いいドラマもみっけ。
月曜日にお引っ越ししたNHKよるドラ「きれいのくに」。

これまで質の高いドラマを提供してきたこの「よるドラ」枠。
しかも吉田羊、蓮佛美沙子とくれば、自然と期待は高まる。

うーむ、これはちょっと新しいタイプのドラマだ。ずっと目が離せなかった。
最後にえーっ! そういうことかぁ〜と驚く展開も。
来週月曜の第2回までに再放送もあるかもしれないので、ネタバレはなしってことで(^_-)。


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「モコミ」で向田邦子賞!

2021-04-11 | テレビ
先日、朝ドラ『おちょやん』が退屈だうんぬん…と書いた時に、
ドラマ「モコミ」にも触れるつもりが、うっかり忘れていた。

先週終わった小芝風花主演「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」(テレ朝)。
たった30分(全10話)だけど、ホッとできるドラマだった。
このドラマの後枠で放送されていた生田斗真主演「書けないッ!?」より、ずっとよかった。
もしかしたら、1月期にみたドラマのなかでは一番だったかも?

主人公のモコミは「物や植物と対話ができる」という繊細な感性を持つ女の子で、
彼女とその家族を描いたホームドラマだ。
モコミが花や木やぬいぐるみと気持ちを通わせるシーンは、ともすれば茶番になりがちだが、
小芝風花はごく自然に演じていた―さすがは橋部敦子さんの脚本だ。
(笑って泣ける、という意味ではやっぱクドカンの「俺の家の話」が一番だったね)

「モコミ」最終話の録画をなかなか消せないでいたのだが。

そろそろ消そうかな?モコミちゃん。
そう思わせてくれたのは、今朝新聞でみた朗報のおかげ。
このドラマで橋部敦子さんが「優れたテレビドラマの脚本と作家を選ぶ」第39回向田邦子賞を受賞されたのだ。
受賞理由は、
「混濁とした世の中で作品を読むと、ホッとする作風。人物の描き方も安定していた」。
なるほどね~ ナットク!

デリバリー配達員のバイトしながら役者を目指すゆうやを、加藤清史郎クンがさわやかに演じた。
モコミの初恋の人&よき理解者でちた。
(いじょー)

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「コロナ禍」より「コロナ下」

2021-04-08 | つぶやき
昨年コロナが流行りだしてから、「コロナ」という言葉はここでも避けて通れなくなった。
しかし、ボクが一つだけ気をつけていることがある。
それは「コロナ禍(か)」という言葉を使わないこと。
なんでかって? 
ただ単にキライだから。禍(わざわい)なんて言葉をみずから発したくないのだ。


NHK放送文化研究所のサイトより。

「徹子の部屋」を観ていると、徹子さんは毎回ゲストの方に「コロナ禍はどうお過ごしでしたか?」とコロナ禍をよく使っている。

同じ「コロナ‐カ」の発音でも「コロナ下」なら使ってもいいかな〜と思う。
「コロナ禍」と「コロナ下」。
最近新聞でも、この2つを使い分けている記事を目にする。

見出しに「コロナ下」、
そして…

本文冒頭に「コロナ禍」。

コロナ下の「下」は中国語(下 xia)でもまったく同じ意味で使われている。

知らんがな〜てか (⌒-⌒; )
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