あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

「モコミ」で向田邦子賞!

2021-04-11 | テレビ
先日、朝ドラ『おちょやん』が退屈だうんぬん…と書いた時に、
ドラマ「モコミ」にも触れるつもりが、うっかり忘れていた。

先週終わった小芝風花主演「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」(テレ朝)。
たった30分(全10話)だけど、ホッとできるドラマだった。
このドラマの後枠で放送されていた生田斗真主演「書けないッ!?」より、ずっとよかった。
もしかしたら、1月期にみたドラマのなかでは一番だったかも?

主人公のモコミは「物や植物と対話ができる」という繊細な感性を持つ女の子で、
彼女とその家族を描いたホームドラマだ。
モコミが花や木やぬいぐるみと気持ちを通わせるシーンは、ともすれば茶番になりがちだが、
小芝風花はごく自然に演じていた―さすがは橋部敦子さんの脚本だ。
(笑って泣ける、という意味ではやっぱクドカンの「俺の家の話」が一番だったね)

「モコミ」最終話の録画をなかなか消せないでいたのだが。

そろそろ消そうかな?モコミちゃん。
そう思わせてくれたのは、今朝新聞でみた朗報のおかげ。
このドラマで橋部敦子さんが「優れたテレビドラマの脚本と作家を選ぶ」第39回向田邦子賞を受賞されたのだ。
受賞理由は、
「混濁とした世の中で作品を読むと、ホッとする作風。人物の描き方も安定していた」。
なるほどね~ ナットク!

デリバリー配達員のバイトしながら役者を目指すゆうやを、加藤清史郎クンがさわやかに演じた。
モコミの初恋の人&よき理解者でちた。
(いじょー)

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