トリCのブログ

ジャンル問わず現場に近いスタンスで書いていきます

アンパンマン的な筑紫さん

2007-05-16 15:04:58 | 社会
筑紫さんはネット世論で胡散臭さが暴かれてからというもの踏んだり蹴ったりな状態であった。朝日新聞記者の様に大会社の陰に隠れながらしたり顔で記事を書いたら2chやブログであり得ない位叩かれたとしてもそれはその記事単品に対してのもの。次の記事を書く時に多少のプレッシャーが本人にかかるだけである。

しかし毎日テレビに出て持論を言いそれが毎度毎度叩きのネタになるのであればそれは相当なストレスだったはずだ。特に久米宏や筑紫の当初のイメージである「庶民の味方が権力(アメリカや自民党)に果敢に挑む」というスタンスが(日本の世論が特亜利権関連の本質が見えてきたが為に)こいつら単なる特亜の工作員?と思われ始めた辺りから厳しくなっていく。

えーと何の話だっけか?あ、そうそう。正義の味方というものにはアニメだろうが映画だろうが一定の法則がある。まずは誰でも分かる弱者にやさしい事。心が優しくて豊かであること。不正を許さないこと。口は達者ではないけれど事実を歪曲しないこと。そしてこれが大事なのだがこれらのイメージを見た目で実現出来ていることがあげられる。筑紫さんはこの最後の項目で政治に大して思い入れのない人を取り込むのに成功した人だと言える。他の項目はどうなんだって突っ込みは不要だ。何故ならアンパンマンだって見た目で正義の味方で成功しているわけで弱者にはやさしいふりをしておけばいいし心が優しいふりならやーさんだって達者だ。不正を許さないのは敵対する勢力にだけであって身内(朝日新聞とTBS)ならバンバン許す。なにせ正義の為だからナ。口が達者だと朴訥さが消えるのでマイナスになる。事実を歪曲するのは得意だけど子供相手なら楽勝。ただこういったキャラクターの場合、子供はやがて大人になりアンパンマンがそうそう良い人ってわけではない事を知っていく。

しかしこのアニメがこれで衰退するわけではない。何故なら次の世代の子供達がまたこのアニメヒーローに熱中し長寿人気アニメと化すからだ。リアルな筑紫マンにはこれがなかった。次の子供たちがこの正義の味方に熱中しなかったのだ。あろうことか回りを取り囲んで棒でつっつく始末である。本人は「I'll be back」と言っているようだがアンパンマンよりもターミネーターなのだろうか?それにしてもこのターミネーター完全に向こう側のプログラムで動いているわけなのでどちらにしても正義の味方ではないような気もする。

ストックする事の意味をなくすればどうだろう

2007-05-16 11:55:07 | 社会
CPRMは正直、めんどくさすぎ。これに何度かトライしているうちにだんだんDVDで保存しておく事、そのものに疑問が出てくる。

散々コレクターした後にどうせまた次世代高密度メディアが幅を利かせるだけである。そこで考えられるのは映画会社や放送局が自社のHDに大量の作品をストックしておきそれを個人の家に「リアルタイムで」データを配信する方法だ。(つまり超高速通信が必要なのだが)

これならVHS→DVD→ブルーレイ→更に高密度メディアなどというコレクター乞食にならずにすむ。例えば映画『ダイハード』を映画会社と500円で契約した場合、映像機器がどこまで進化していってもダウンロードできる環境さえあれば最新の環境でこの映画を見られるわけだ。こうする事で違法コピーをすること自体が意味がない様に出来る。

もちろんこの場合個人所有のHDやDVDにデータを移行しようという、つまりコレクター系の方々ががんばるだろうがやがてその行為自体が徒労であると気がつくだろう。

ただ現状では転送量の問題がありまだまだメディアに頼るしかないわけで違法コピーとその防止のいたちごっこに一般ユーザーが巻き込まれるのは仕方がないかもしれない。

金を払わないなら見られない様にすれば?

2007-05-16 10:12:00 | 社会
うちでは一年前にデジタル放送に切り替えた。当然ながらテレビやデッキにはカードが入っていてNHKの受信料を払っていなければ「金払え」メッセージが画面1/4を占拠する。

そこでNHKの受信料の担当に電話して手続きを済ますとちゃんと画面からその妨害メッセージが消える。

で、あれば近い将来、全世帯がデジタル放送に移行した時点で受信料を払っていなければ受信できなくする技術くらい簡単だと思うのだが…。

この誰でも考えそうな事が受信料問題に出てこないのは基本中の基本として何か俺の知らない常識でもあるのだろうか?正直、この件に関しては知識が無いのでわからん。

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個人的にはテレビを買った=NHKを見るという論は無理があると思う。例えば俺はテレビでどうしても見たいのはサッカーだけでありスカパーの有料放送さえ契約出来れば他の放送局はいらない状態だ。

NHKが恐れているのはまさにこういう事態なわけで「金を払わなきゃ放送しませんよ!いいんですか本当に!」とツンデレしてみたものの視聴者で本当にそれで困らない人が相当多いはずなのだ。

つまり画面にブロックをかけるとNHKそのものの存在に危機的状況を与える事になるわけだ。学校の給食費を払わない親に対して給食を止めた場合、親が果たして子供に渋々昼ごはんを作るのか、お金を渡すのか、相当数の親が何らかの対策を取るはずだが給食センターと契約する親が激減する可能性もある。結果、NHKや給食センターが騒ぎに騒いだ割に何とかなってしまう世の中に対して危機感を抱いている、という事なのだろうか。