トリCのブログ

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焦った朴政権

2015-12-28 21:19:59 | 政治

日韓で慰安婦問題の最終解決の折り合いで合意がなされたと発表された。


ポイントになるのは「政府間では」これ以上この問題を蒸し返す事が出来なくなる、という点にある。


恐らく民間ベースではこれからも慰安婦ネタで延々と世界中で騒動を起こすことは変わりない。ただしこれに韓国政府が乗じて人気取りを出来なくするのが今回の合意だ。


そうなるとどういう展開になるか。海外で慰安婦像を設置しても韓国政府は「支援したくても日本政府と合意したから慰安婦の活動には支援できないんですよぉ」というアピール含むスタンスになる。正直なところ韓国政府側は慰安婦ネタで日本国民が総反韓状態になり韓流やサムソン製品の不買運動になり政治的に強気に出れば出るほど経済でマイナスになる状況が生まれている。日本と違って韓国は総国民で外貨獲得こそが国家の為、という意識が強い。女子ゴルフ、韓国人Jリーガー、韓流、海外売春、などは国家的に英雄扱いとなる。同じ様なキラーコンテンツにサムソンやヒュンダイがある。これらは全て「富を韓国国内に持ち帰れ」が合言葉だ。その努力を韓国政府がドバドバと海に捨てている「ヘル朝鮮」が現状だ。


そんなわけで短期的に見れば頑なだった日本政府から支援を引き出すという政治的勝利とこれまでの経済的損失の責任をうまく覆い隠すことが出来る。朴政権は鳩山や菅と同じで自身の政治的勝利と歴史に汚点を残したくないという点において同じ道を歩んでいる。


しかしこうした政府の思惑をいくらアピールしたところで偽りの歴史にすっかり洗脳された韓国民はそういう政府を次第に「腰抜け」とみなすだろう。これは次の革新系政府だろうが同じで結果的に「あの時あんな妥結案を飲まなければ」と朴政権は河野しちゃうわけだ。革新系の韓国政党(要は反米親北政権)は水曜の慰安婦デモと同様いつまでたっても「あれなー、あれがあるから保守政党はダメなんだよなあ」とネチネチ言い続ける事となる。


かと言って親北政党が政権を握ったとして「あの合意は国賊の朴政権のやった事だから」と反日を復活させればそれを日本が「待ってました」と報復できる。もう一つ重要な事に海外メディアは中国を除いて圧倒的に韓国が悪い、という方向で報道される。これだけやられてもし日本が報復せずただの遺憾で済ますなら政権交代が待っている。保守政権でなくとも自民党のリベラル派や民主党の親韓・親中政権にまで圧力を与える事になる。

 

政治は時の勢いだけでやったら後に利用される。自民党内で河野氏が安倍氏に政争で負けたのは「これで勝ち組になれる」と確信した官房長官談話を後々利用された点にある。朴政権は自身の手柄として今回の妥結案を宣伝するだろうが後々の韓国政権や日本の左翼系政治家に重い鎖を繋げた事になるだろう。

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差別を連発する連中

2015-12-02 16:11:40 | 政治

ISに関しての認識をひとつ。欧米がこの惨状を招いた、自業自得、という主張があるがこれは強者対弱者という視点で政治を見てしまう人に多い。


この前、アンケートで日本人は中国や韓国を信用していないという結果が出た。この結果に韓国世論では「我々が日本を嫌うのは至極当然だが日本が韓国を嫌う意味がさっぱり分からない」といった意見が結構な賛同を得ていた。


この韓国人の感覚に対してあれだけやっておいてそのセリフはないだろ、と日本人なら思うだろうが彼らの視点は完全に強者対弱者ベースなので本当にそう思っている。


この思い込みは非常にやっかいだ。映画やテレビドラマを例にとるが権力側は悪い奴でそうでない方は良い人に描かれる。釣り目は悪い人でたれ目は良い人、東京の人間は冷たくて田舎はあたたかい、いくらでもある。


釣り目のお金持ちの女の子が不平不満を言えば自分勝手で世の中を知らないお嬢様が何言ってる、となるがたれ目の貧乏な女の子が同じことを言えば苦労している上に不幸が舞い込んできて可哀そう、となる。


こういった思い込みが強い人は「他人の気持ちがよく分かる自分」という自負が強い。ところがカテゴリーで人を判別している無自覚な差別主義者なので実際は全く分かってはいない。韓国人が自分たちは世界的にもトップレベルの善良な民族であり日本人は世界でも1,2を争ういびつな嘘つき民族である、となるのは彼らからしたら韓国人は弱者・田舎・貧しい・正直者であり日本人は強者・都会・裕福・偽善者という前提が社会常識となっているからだ。これだけコンボがそろえば間違いなく日本人は地面にひれ伏させていい相手、となる。加えて私は弱者側だから他人の気持ちがよく分かる、という自負心がある為に日本人以上に日本人の歪な心が分かる、となる。


自分たちを弱者に置き換え自身の正当化に利用し相手を強者カテゴライズしバッシングする事がいかにやっかいで救いのない人間を作り上げるか韓国を例にしてみた。

 

猿対猿の喧嘩を周囲で楽しむ欧米のひとコマ漫画(猿は日韓)があるがこの図の根本的な誤りは「どっちもどっち、似た者同士が自らを省みず低レベルに相手を罵る」という認識であるところだ。実際は韓国のカテゴライズ差別意識がこの歪を招いているのだがあちらにはそこが見えていない。


答えの見えない日韓関係を例にしたのはもちろん中東と欧米の関係がこれだからだ。日本や欧米が問題解決に真摯に対応したところで金持ちが舌打ちしながら道端に金を投げ捨てる図にしか彼らには見えない。何度謝罪したところで相手が色眼鏡でこちらを見ている限りこれは終わらない。


新潟日報の部長職の人間がツイッターで口汚く差別発言を繰り返していた。典型的なカテゴライズ人間だ。彼は自分のことを弱者の擁護者と設定したうえで偏見に満ちた強者側の人間を成敗する立場にあると確信していたのだろう。韓国人やISと同じ論法と言っていい。


この件に関してしばき隊の弁護士はツイッターで以下の様に書いている。


「日本国内で『日本人は誰でも殺せ』との内容は、
日本人という優位にある集団に対するものであり、差別にはあたらないと思います。
例えば、『日本人女性をレイプしろ』との内容は日本人であることについては差別とはなりませんが女性差別であると考えます」。
「重要なのは、被支配的地位にあるということ」


先に書いたカテゴライズ差別を見事に体現した書き込みだ。


ただしこれは何も奇特な世間知らずだけがなる病気ではない。圧倒的に環境がこういう人間を作り上げてしまう。ある程度年齢が上の世代なら知っていると思うがかつての日本ではロシアとアメリカは批判して良い国、半島と中国は批判してはいけない国、という暗黙のルールが世間にもあった。今の取り残されたマスコミの話ではない。一般世間の話だ。


こういうスタンスのマスコミはよく親中とか親韓などと言われる。しかしかつての日本の世間がそれほどまでに親中、親韓だったのかと言えばそうではない。単にロシアやアメリカは強者だから叩いてよくてそれ以外の周辺国は日本と比べれば圧倒的弱者だったから叩いてはいけない対象だっただけだ。こうした弱小国を批判するとどうなるか。差別主義者と呼ばれるわけである。


ISが跋扈する中東(の世論)でもこれと同じ事が起こっている。欧米は強者で我々は弱者なのだから欧米相手には何を批判しようが許される。ただし欧米が我々を批判するのは絶対に許さない。こういう常識が充満しているだろう。


こういった被害者意識が充満している地域の問題解決方法は正直ない。強者側と差別されている側が真摯に対応すればよいわけでも弱者代表を気取る自称正義の味方を袋叩きにしようとも何も解決はしない。自浄能力に頼って当の被害者側が目を覚ますまで関係を断ち切って放置するしかない。

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