トリCのブログ

ジャンル問わず現場に近いスタンスで書いていきます

人を選ぶこと、選ばれることの重要性

2013-10-26 21:34:32 | 政治

安倍首相の親密度 プーチン露大統領>オバマ米大統領


 


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131026/plc13102618000008-n1.htm


 


 身近なところで会社を経営している人に聞いた話で共通していたのは「取引相手を選ぶ」だ。ネットでも長い事同じサイトで書き込んでいると知り合いが出来る。その中でもこの人はもの(世の中)を良く知っている、と感じる人は総じて相手や自分を良く観察し慎重だ。


 

慎重というのは最初はひどくとっつきにくい、という意味だ。相手がどのレベルにあるのかを測る時間が欲しいのだろう。形式ばった返答からフランクな態度に変わるのにはやはり何度も話し合いどういう人間なのかを見せる必要がある。

 

会社でもネットでも結局は「相手との信頼」。これが後々大きく物事を左右する。良い取引相手とたくさん関係を結んでいる企業は間違いなく伸びる。反対に相手を出し抜く様なまねをする企業は取引相手も同様であり血で血を洗う駆け引きが展開され傍から見ていれば面白いが長くは続かない。そこらへんは韓国や中国の企業と多くの取引をしている企業はそのうち喰われる運命にあると自覚するべきだろう。

 

日本は二次大戦でひどくアメリカにやられたが当時アジアでアメリカが信頼していたのは中国だった。日本はアメリカで何をしていたかと言えば形式的な公文書や付き合いで完全に形にはまっていた。それは日本的に言えば相手が国であるから形式を重んじてそうしたのであるがアメリカから見たら得体のしれない何を考えているのか分からない暗い連中だったろう。その結果、アメリカは(愛嬌があって犬みたいな)中国側の言いたい放題を信じた。アメリカにも見る目がなかったのもあるが日本の態度も問題だった。

 

さて、ロシアとの関係だが長年日本はロシアがよく分からない得体のしれない蛮族国家として警戒してきた。今ですらそうだろう。これは形式を重んじる日本と長年信じる相棒がいなかった孤独なヒグマの関係から生まれた状況だ。

 

だからプーチンと安倍の関係はおそらく極めてまれな出来事なのだ。さかのぼれば安倍氏の父親の晋太郎氏はソ連崩壊(解放)を招いたゴルバチョフ氏と日本の今後を問いあった仲でロシア側からすればあの一家は信頼できるという認識があるのだろう。

 

個人的な世界観で言えばロシアと親密になるのは悪い事ではない。駆け引きばかりの中国、朝鮮に対してロシアは日本を脅威とは認識していない。アメリカがそうだったように日本は「付き合ってみればいい奴」なのは手前味噌でも自信を持って言える。ロシア、アメリカを友邦に持つ国家は今のところぎりぎりでフランス程度でありそのフランスも駆け引き上そうしている打算的な面が強い。日本は世界のいたるところの大国と親密になれる杞憂な存在になれるという事だ。打算的ではなく真摯に相手に礼を尽くす。この精神は2千年続いてきた日本の常識として今後も延々と続くだろう。


代償が大きすぎた慰安婦問題

2013-10-24 19:01:17 | 政治

 最近の東アジアの流れはこうだ。日本民主党の議員と主要マスコミが東アジアの諸国に弱いのを見抜いていた韓国、中国は押されても押し返す事は出来ない日本の体質を利用し「ここは押すべき」と確信した。韓国は円高を日本に押し付けサムソン帝国と韓流でこの世の春を謳歌し中国は懸案の台湾対策とエネルギー問題で日本の領土を奪い取る政策を強行。


 

民主党の読みはこうだ。「東アジアに優しくない自民党だから韓国も中国も反日なのだ」という確信のもとに相手が急に親日&親民主党になるだろう、と。これで自民党の右派(+維新)は壊滅状態になり親米一辺倒だった日本の政治は東アジア共同体というEUアジア版にとって代わるだろう。----そういう思いがあったはずだ。

 

この読みが甘いのは中韓北の政治をあまりにも知らなすぎる点にある。そもそも民主党そのものが自民党を倒すというその一点で怨念を燃やしていた存在であり外の世界など政権交代の道具でしかない意識があったはずだ。その為に自民党の後ろ盾であるアメリカを毛嫌い親中だ、親韓だとやってきたわけだ。

 

ならば特定アジア国家も反日という道具で現状の政権が維持されているとなぜ気が付かないのか。あちらの立場からすれば反日を捨てるのは日本がアメリカを捨てるのと大差ない。それだけのデメリットをもってどうして反日を捨てられるのか。もしそういう事態になるとしたらだが日本側が工作し各国民がいつの間にか台湾並みに親日になっていた場合だけだ。事実、韓国は世界各国の余りの自国低評価を改善するためのツールとして韓流を政府として推進した。

 

こういう中で韓国も中国も日本民主党のお花畑理想論をあっさりと捨てた。北朝鮮は割愛するが日韓、日中関係を壊すため韓国内、日本国内で世論を反日、反韓反中にする方向で工作している。これらの流れが結果的に竹島への大統領上陸や中国の領土問題紛争・デモと繋がり民主党がこの煽りを食って倒れ再び東アジアに厳しい、とりわけ自民の中でも強硬派の安倍氏にバトンが繋がる。

 

各国共に敵は内部にあり、それを抑える為に反日(日本の場合売日行為)をやった結果日本の世論の不興を買いはるばるアメリカまで行って反日運動をしなければならないくらい日本世論が彼らの甘えを容認しなくなった。東アジア諸国の政権党と日本の中の反日野党・マスコミは自民党+日本世論が自分たちの手から離れていく事態に戦々恐々としている。何故かと言えば当然。彼らの国内にいる反政権派が屍から起き上がってくるからだ。

 

これらの事態から慰安婦問題は反日利用勢力だけのカードではなくなってきている。むしろ日本の保守側が反日勢力を日本の利権から引き離す工作として利用しているのだ。反日勢力が荒れれば荒れるほど日本の世論や企業は韓国や中国から離れていく。早くも時代はASEAN、などという記事が出始めているがこれはかなり反日利用勢力にとっては痛い代償となりそうな予感がするのだ。


いいともの思い出

2013-10-22 20:43:43 | 社会

 ギネスにも載っているフジテレビ黄金時代を支えた昼の番組、笑っていいとも!が来年幕を閉じる。


番組が始まった1982年は爆発的な第1次お笑いブームの終焉近く。この番組が始まったのも漫才メンバーが仕切っていた笑ってる場合ですよ!が視聴率を保てなくなったのが理由だった。スピードとテンポを重視した漫才ブームの後だけに間を開けるタモリの空虚な笑いは当時ひどく場違いで「この番組もすぐに終わるだろう」と誰もが思ったものだ。特に第1回のテレホンショッキングは名前の通りかけた相手にアポなしで次の日の昼にアルタに呼ぶという強引さで企画としては生の芸能人の当惑や素の声などを期待した意地の悪いものだった。1回目の桜田淳子などは電話相手に断られそうになったり友達の輪っというジェスチャーは異常なレベルで流行し学生の飲み会ではやたらとこれが起こった。実家の地元で放送され始めたのが半年ばかりズレた影響ですっかり東京では廃れた頃に飲み会で(友達の輪を)強要されて閉口したのも思い出だ。


ツイッター炎上目的の幼稚さ

2013-10-20 19:12:00 | 社会

 世間から注目を浴びたいという欲求はアイドルになるとか若手芸人になるといった方向で昔から若年層の大きな関心事だ。世の中には多種多様な仕事や趣味が存在するが若い時はその範囲が当然ながら限定される。その限定された世界観の中で注目される仕事が芸能界やスポーツ選手だ。


 

しかし注目されるだけあってそれを目指す人の数も半端ではない。一見お手軽に見えるアイドルなども容姿が良く歌唱力が一定以上ありトークが上手く自然と注目を浴びられる天然の性格という大前提の中から宝くじで選ばれる様なものだ。スポーツ選手などは小学生の時点で大体子供でも自分は無理、と分かってしまう。

 

狭い世界観と競争率の高さが相まって世間から注目されるお手軽なものはそうそうありはしない。

 

それに応えられるツールとしてツイッター(でバカをやる)となる。

 

今回のソバ屋(ソバ屋のバイトがツイッター炎上で閉店、会社が倒産)は違うが大手チェーン店という皆が知っている土台がありそこの店員が店員としてあるまじき行為をした、という要素があれば注目は浴びられる。ソバ屋は個人経営であり皆に知られているわけではないので炎上したのは前提がずれているのだが本来の目的は「皆が知っているあの店でこんな事が!」だ。

 

そもそもがこの様な炎上目的である上にバイト気分どころか真正のバイトなのだから企業の損害がどれほどの価値かも理解してはいないだろう。ツイッターで人気者になりたい的な行為が大手企業のイメージの低下を呼び株価下落を誘う。レベル的には個人宅を狙った放火よりも損害ははるかに大きい。バイトの首と店長が怒り心頭になる程度の想像しかしていないだろうからこんな行為をするわけだ。

 

 

 


韓国の嘘をついてもいい文化

2013-10-14 20:41:22 | 政治

 アメリカなどの海外掲示板で日本と韓国の話題、今ならグレンデール市の市長が像を立てなきゃよかった的な後悔を告白していてそれに関して「生粋のアメリカ人」が「何で俺らが国際関係に巻き込まれなきゃいかんのよ、いいかげんにしてほしいわ」という書き込みをすると別の「生粋のアメリカ人」が「これもそれも全ては日本が韓国に謝罪しないからこうなった」というまるで朝鮮学校の捏造教科書に洗脳されたような書き込みを即座にするのだ。


 

韓国人の癖として嘘をついても自分が悪くはない、相手が悪い、というスタンスがある。その副作用として良く事情が分からない第三者を味方につけようと嘘八百の感動巨編の作り話を朗々と語ってしまう。敵対する相手と正面切って論戦するとどう考えても分が悪いので自分に味方しそうな連中を巻き込んで「ほうら、こんなにウリに味方する人が多い。嘘をついているのはお前だ!」とするわけだ。

 

こういった性癖は韓国という国が何千年と積み上げてきた文化なので決して侮れない。同じスタンスで日本の村事情を書いてみればこうなる。日本の場合、盗みをしたり嘘をついたり家庭内で不和があった場合住んでいる地域で長年に渡りもやっとした迫害にあう。近所同士で楽しそうに話している時に悪い噂の家の人間が話に加わろうとすると短時間でその集会が終わってしまったり、という村八分だ。

 

この為、日本ではとにかく周辺の人間から浮き上がる行為はご法度となる。もちろん、嘘や盗みは絶対だめだ。それが世界で驚かれる民度を達成した要因なのだがこれを外国相手にまでしてしまうのが日本の悪い所だ。韓国はとにかく嘘を貫き通し周囲を味方につけようと躍起になる。日本はそういう相手に日本のやり方である「そんなんじゃ村八分になるのに…」と言ってそのうち韓国が孤立するのを期待する。

 

で、当事者ではない第三者の国の多くは両者の主張を聞き裁定を下す。韓国は叫ぶ(嘘だが)。日本は黙っている。これでは非常に分が悪い。

 

よく日本の識者とかいう連中が「韓国とおなじ土俵に上がったらダメ。もっと大人の対応を」などと言うがそれは日本の村の常識をベースにした世界では通用しないローカルルールなのだ。自民党の河野洋平氏は韓国の主張を聞き入れ政府として謝罪を行った。これなどは日本の村社会で通じる「とにかく謝罪して和の乱れを収める事で周囲の尊厳と同情をもらえる」という長年の経験で行ったのだろうが相手は百戦錬磨の「より上手に嘘を貫き通して相手を二度と立ち上がらせない」という文化の民族だという点を全く理解していない愚策だった。

 

政治に過去の歴史が必須なのは(外国)人の考え方を学ぶ、という点にある。年百年経とうが変わらない各国のノリがそこにはあるわけでそれを学ばずして政治をやればどういう不和が起こりやがては戦争にまで突入するか。日本で識者を自任する方々はとりあえず身近なところで中国や韓国の歴史を覚えてほしい。そうすれば彼らが何故にあそこまで嘘の方便で堂々と世界に向けて日本を非難するメンタリティを持てるのか理解できるはずだ。「ここは日本が大人の対応として中国や韓国の意見を聞き入れて」がいかに相手を理解していないか、自分が日本の常識にとらわれているかが見えてくるわけで。


切りたい人々

2013-10-12 20:03:24 | 政治

日本が戦後の安保政策から抜け出そうとしている。周辺国の問題と過去の歴史から推測する未来への展開を考えた場合、これは正しいのは間違いない。


 

現状がどうしてこうなったかを再認識するとこうなる。

 

日本による天皇制を主体とするアジア覇権(民族解放)の軍事的野望を抑え込む。

共産主義の蔓延を防ぐ為にコントロールされた自衛部隊の創設と米軍の占領政策。

日本の民主主義政治の定着、資本主義の強化。政治の中道化。

 

何の事はない、アメリカが考えたのはイラクへの政策と大差ない。危険な政治集団が抹殺され周辺国に伝染病のごとく政治思想が伝播しなくなりさえすれば米軍は撤退し自主独立する事が出来たのだ。

 

で、イラクではそうなって日本では何故まだ米軍がいるのか。それは日本がアメリカの予想以上に影響力の強い国家に変貌した事が主因だろう。少し考えてみれば先のイラクがこうなったらどうだろう。

 

フセイン政権滅亡後、米軍管轄下に置かれたイラクは民主化が一気に進み経済大国として台頭し始める。欧州の大国をしのぐ規模まで成長し中東の経済成長に多大な影響力を与えるに至る。周辺国家は相変わらずイラクの国力を恐れ大国になったことで軍事大国化に繋がる行為には何が何でも猛反発。その結果米軍が撤退する機会を失う。----というシナリオ

 

米軍が抜け出す機会はあった。しかも日本に駐留する初期の意図は民族主義を抑え込む事と共産主義国家が日本を解放する為に仕掛けてくることを止める事だったのだからもはや意味がない。右翼思想と左翼思想も両方どちらも力が圧倒的に足りない。要は日本が望めば1990年代には米軍撤退は可能ではあった。

 

つまり日本の世論がこれを全く望まなかったわけだ。米軍撤退を望んだのは左翼と右翼陣営だけであり日本の多数の有権者と周辺特定アジア国家は望まない。これがずっと続いてきたぬるま湯だ。

 

 

この状態はかなりいびつな状況だと言える。世界的にトップクラスの民主主義と経済力を持つ国日本が「軍事大国になってアジア制覇をもくろみ再び世界戦争を始める」という妄想にとりつかれた人々の必死の反対にあっているわけだ。冗談ではなく議論の中心がこれなのである。韓国の反日は以前書いたことだが政治思想ではない。反日教という宗教なのだ。宗教なんだから自分たちの団体を乱す邪悪なモノが必要となりそれが「日本・軍事大国・アジア覇権」という偉い人の預言であり別に韓国に限った事ではない。公明党の信者、おっと支持者にもそれを危惧する人が多いという意味なのだろう。

 

政治と宗教は切り離すべきだ。これは多くの人が思う事だろう。

 

その結論として俺は宗教団体である公明党と宗教国家と化した韓国は日本の政治から切り離すのが妥当だと思うのだ。


北朝鮮の失敗外交

2013-10-09 08:42:00 | 政治

日本と韓国の軋轢が止まらない。日本では竹島と天皇批判がきっかけと言われるがそれはネット住民ではない人達であってネットはずっと前から反韓国だ。ではネットでそういう方向に導いたのは誰かと言えばそれよりもずっと前から韓国がとんでも国家だと認識していた人たちが拡散したのが一点。その他に韓国と日本と米国が仲が悪くなれば軍事的にメリットがある北朝鮮系の人間が「在日韓国人」として日本のネット民に悪態をついたのがもう一点(韓国国内でも同様の工作はしている)。更には2chなど面白ニュースを取り上げるまとめサイトに常時掲載される韓国ネタも大きい。


 


じゃあ北朝鮮が喜んでいるかといえばそこは微妙だ。日本から離れた韓国は中国寄りにシフトし北朝鮮は段々と中国離れが進んでいる。韓国の背後には米国と中国が(一応)保障としてついているとして北朝鮮には誰もいないという状況に今後どんどんと加速していく。韓国と日本の離反工作を成功させたのもつかの間、北朝鮮は今後戦争を仕掛けるわけにもいかずロシアに庇護を求めようとするだろうが予想では日本とロシアが急速に接近する確率が高くロシアはのってこないだろう。中北韓 対 日台米豪印露+ASEANの対立に北朝鮮と韓国が勝ち組に入ろうと右往左往する図が今後30年は続くのではないだろうか。