トリCのブログ

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本当は偉業なのだが松坂に負けるわけ

2006-12-16 11:53:27 | 政治
改正教育基本法は早い話が「公務員は政治活動しちゃいけません」を文面化しただけの話だ。

例えば同じ公務員である自衛隊が法律の抜け道を利用して組織を作り政府の言う事を聞かなくなった。勝手に持論を展開して北朝鮮を信奉し反米を展開…。

さて、政府はどうすればいいでしょうか、って話だね。法律を変えるしかあるまいに。今回はそれ。(というかそうなったら「そんなんでいいのかよっ!」ってのが実際の感覚だと思う)

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なので本当の争点はこの基本法が果して有効に働くか否かが問題であって「これでは自衛隊がまた好き勝手に振舞える」と言うのであれば野党は徹底的に論戦を挑み修正しなくてはならない。それを全くそういったことをしないで拒否するだけじゃあこの上記の実情を知らない人目当ての人気取りなんだろうな、としか思えないわけで。

で、左派系マスコミもそんなに労組が怖いのか具体的な説明をするところがない。かつて総連が怖くて拉致問題を全く報じなかった姿勢から進歩がない。物事は実情を説明して何が本当の争点なのかという前提が無ければ議論にすらならない。それが松坂のメジャー入りという10日も持たないような話題に60年の話題が負ける一因だと思う。