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てらまち・ねっと



 全国学力テストは、昨年度に続いて2回目。
 全国の小学6年と中学3年のほぼ全員約223万人が参加したという。
 実施には昨年度約70億円、本年度約60億円、合計130億円だという。

 昨日のブログでは公開を巡って鳥取県が熱いとした
   ⇒ ◆学力テスト/鳥取県南部町教委が公開。全国初/県教委は非公開で提訴された

 今日は、知事が突っ走る大阪や全国を見る。

 テストの結果の公表には主として序列化の懸念に関しての賛否両論がある。もちろん、私は賛成。もちろん、結果の分析・活用がされなければ意味がないのは当然。そもそも必要かの議論もだし。

● 墨田区立学校・幼稚園一覧
  例: 緑小学校 ⇒ 平成20年9月30日 平成20年度「全国学力・学習状況調査(文部科学省)」における「教科に関する調査」結果の公表について
  例: 墨田中学校 ⇒ 平成20年9月30日 文部科学省 平成20年度 「全国学力・学習状況調査」結果 /平成20年度 授業改善プラン などへのリンク

● 平成20年度 全国学力・学習状況調査 浜松市全体の調査結果

● 宇都宮の学校 リンク 
   例: 宇都宮市立清原南小学校 ⇒ 全国学力・学習状況調査の結果を公表しました。
   例: 宇都宮市立清原中学校 ⇒ 全国学力・学習状況調査の結果

● 毎日新聞 全国学力テスト アーカイブ

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●【教育】学力テスト 結果公開迫る声続々 地方の反乱 戸惑う文科省   産経 2008.9.24 08:49
大阪府の市町村教育長を集めた会議で、学力テスト結果の公表を要請する綛山哲男府教委教育長=10日午後、大阪府庁
 ■「無用な競争」文科相牽制
 大阪府の橋下徹知事が要求した全国学力テストの市町村別データ公表の是非について各地で議論となっている。予算を絡め市町村教育委員会に公開を迫った橋下知事に続いて、寺田典城秋田県知事は「私の責任で公開」、平井伸治鳥取県知事も非開示なら予算に差を付けると発言した。文部科学省は、いったん「市町村教委に要請するのは問題ない」と橋下知事の行動を容認してしまったため、“地方の反乱”に困惑気味だ。

 橋下知事は、全国学力テストで2年連続して、大阪府の成績が低迷したことを受け、今月1日、府教委に対し原因究明のため市町村ごとの成績の公表を各教委に要求するよう指示した。
 橋下知事は躊躇(ちゅうちょ)する府教委に対し「解散だ」と挑発。非開示の市町村には予算で差を付ける意向も示した(後に撤回)。

 寺田秋田県知事は8日、県内市町村がデータを開示していないことについて「もしできないのなら、私の責任で公表せざるを得ないのかなと考えている」と述べ、知事自ら公表する考えがあることを明らかにしている。
 平井鳥取県知事も9日、テストの情報開示をしている市町村としていないところに(財政的)差をつける考え方もある」と述べ、橋下大阪府知事同様、予算面で差をつける考えを示した。

 文科省は、こうした議論に戸惑っている。
 橋下知事は3日、陳情などで上京、文科省で銭谷真美事務次官と面談した際、銭谷事務次官から「府教委が市町村教委にデータ開示を要請するのは問題ない」と“お墨付き”を得ている。それが発言をさらに過激にさせたとの見方もある。

 文科省では、学力テストの実施要領で市町村教委が自らの結果を公表することを認める一方、都道府県教委が管内の市町村別結果を一律に公表することは認めていない。今年8月、鳥取県の情報公開審議会が市町村別と学校別結果を開示するよう答申したが、県教委は「序列化を招く」と開示を見送った際も、文科省はこの要領の存在を強調していた。

 鈴木恒夫文科相は9日、こうした動きを牽制(けんせい)、「無用な競争になる。実施要領を守ってほしい」とし、テストの目的はデータを集めることにあると強調した。非開示と予算を絡めることにも「知事としての思いは分かるが、お金の問題にまで広げるべきではない」と苦言を呈した。

 ただ、全員を対象とする学力テストについて、文科省のスタンスは微妙に動いている。
 当初は全国的なデータを集め、教委学校の指導法改善に利用するとしていたが、抽出テストと大差のない傾向が出てくると、「児童、生徒ひとりひとりの学力を把握する」と強調する。

 お茶の水女子大の耳塚寛明教授は「分析が甘い。これなら抽出調査で十分だ」と指摘する。文科省は全員調査の必要性をきちんと示めさなければ、データ公開を迫る意見を押さえることは難しそうだ。
                   ◇
 ≪結果分析部署 文科省が新設≫
 文部科学省は、全国学力テストの結果を多面的に分析し、学校現場の取り組みに反映させる部署を学力テスト実施本部内に新設した。
 新部署は文科省と国立教育政策研究所の職員ら5人で構成。専門家や大学に昨年と今年のテスト結果を研究してもらい、成績が伸びた学校の指導方法や、生活・学習習慣と正答率との関係などを調査する。

●学力テスト問題、大阪・堺、東大阪、箕面の3市教委が公表へ  産経 2008.9.19 00:24
 大阪府の堺、東大阪、箕面の3市教育委員会は18日、全国学力テストの結果を公表することを決めた。このうち堺と箕面市教委は結果を公表、堺市の平均正答率は小学校が府の平均を若干上回り、中学校は下回り、いずれも全国平均を下回った。箕面市は小中ともに大阪、全国を上回った。両市教委ともにホームページなどで詳細を公表する。

 この日、箕面市教委は臨時の会議を公開で開催、委員らから「過度の競争が生まれる」という意見も出たが、「保護者への説明責任を果たす」などの理由で公表を決定した。学校別の公表は行わない。
 会議終了後、市民団体が「非常識だ」などと声をあげる場面もみられたが、小川修一委員長は「平均正答率を活用することが必要で、公表すれば学校と地域が協力して取り組むことができる」と述べた。

 一方、堺市教委の会議は非公開で行われ、終了後に阪之上清以彌(せいや)委員長は「公表は橋下徹知事の考えとは、まったく関係ない。公表によって保護者に今まで以上に関心を持ってもらえる」と独自の判断を強調。委員から反対意見は出なかったという。
 同様に公表を決めた東大阪市教委は「学校ごとの公表は望ましくない」との付帯意見を付けた。公表時期や方法は今後検討するという。

●全国学力テスト:情報公開、判断を16日まで延期--橋下知事 /大阪 毎日新聞 2008年10月2日 
 ◇市町村の自主性に期待
 府教委から提供された全国学力テストの市町村別結果について、情報公開請求を受けた橋下徹知事は1日、決定期限を延長し、16日までに公開の是非を判断すると発表した。市町村別結果を巡っては、府教委が市町村教委に自主公表を要請しており、橋下知事は「16日までに市町村の判断が出そろうことを期待している」と述べた。・・・

●学力テスト:知事主導に市町村波紋 成績公表巡り  毎日新聞 2008年9月13日 19時32分
 全国学力テストの市町村別成績を公表すべきだ、と主張する一部の知事の動きが波紋を広げている。急先鋒の橋下徹・大阪府知事は、2年連続で低迷した府の成績に「なんだこのザマは」と激怒、一時は公表したかどうかで予算に差をつけることまで明言した。開示を要請された市町村教委の中には、今週にも公表を決断する教委が出る可能性もある。

 小中学校の4分類で34~45位だった大阪府では、橋下知事が今月1日、「市町村別に結果公表すれば、どこの市町村教委が仕事をしていないかわかる」と述べ、公表論議が一気に高まった。・・・

 小学生が2年連続トップだった秋田県の寺田典城知事は「活用は県民の利益につながる。市町村教委が公表しないのなら、知事の責任で公表したい」と、自主的な公表を促す強気の発言に出た。さらに「(山村の)東成瀬村が中学でトップだった」と漏らす一幕も。同じ考えを持つ根岸均教育長らも、11日から市町村教委に説得行脚を始め、今月中に全25自治体を回る。しかし、「点数や順位ばかりが重視される」(湯沢市教委)と、市町村側には公表に慎重な意見が根強い。

 県情報公開審議会が市町村別と学校別成績の開示を答申した鳥取県でも、平井伸治知事が開示を求め、「積極的な市町村にはモデル的に予算をつける」とも発言した。
 文部科学省は競争過熱を警戒し、都道府県による市町村の結果公表を実施要領で禁じている。一方、市町村や学校は公表を許されており、全市町村が公表すれば自治体ランキングができてしまう。しかし、ほぼ全小中学校が平均正答率を学校のホームページで公表する宇都宮市などを除き、公表派は少数だ。
 「切磋琢磨(せっさたくま)はあっていい」と寛容な姿勢を見せていた鈴木恒夫文科相は最近になって懸念を表明。「不適切な競争激化が進むと調査の意義が失われる」「(補助金で差をつけることは)あってはならない」と述べた。
 一方で「知事たちの気持ちは分かる」とも発言。文科省には公表が進めば学力改善につながるとの考えもあり当面は静観の構えだ。

●学力テスト:市町村への公表要請を容認姿勢 鈴木文科相  毎日新聞 2008年9月5日 12時53分
 鈴木恒夫文部科学相は5日の閣議後会見で、都道府県教委が市町村教委に全国学力テストの結果公表を要請することについて「市町村ごとの切磋琢磨(せっさたくま)はあっていい」と述べ容認する姿勢を示した。文科省は「序列化や過度な競争につながる」として、都道府県教委に市町村別データの非公表を求めてきたが、今後は市町村別データ公表の動きが広がる可能性もある。

 大阪府の成績低迷を重視した橋下徹知事の提案で、府教委は市町村教委にデータ公表を要請する方針を固めている。3日には橋下知事が銭谷真美事務次官に方針を伝えていた。
 鈴木文科相は大阪府の動きに理解を示し、「結果を見た市民が『うちの市は頑張らなければ』という気持ちになることもある。(公表を)いい方向に生かしてほしい」と話した。

 学力テストの実施要領は、市町村教委がそれぞれの判断で結果を公表することは認めている。だが序列化への懸念などが壁となり、多くの市町村は公表していないのが現状。橋下知事は「府教委の要請は重い。無視されるようなら府教委はいらない」と述べ、市町村教委の反発をけん制している。【加藤隆寛】

●全国学力テスト:結果、情報公開を示唆--県教育長 /秋田  毎日新聞 2008年9月19日
 根岸均県教育長は18日の県議会一般質問で、全国学力テストの結果公表を市町村教委に求めていることについて「情報公開請求をされており、回答は来月初めが期限。回答に苦慮している」と答弁した。情報公開の可能性を示唆し、その前に市町村教委自ら公表してもらうため対応を急いでいることを明らかにした。

 根岸教育長は「チーム秋田でやりませんかと提案しているが、消極的な感触」と説明。要請している公表範囲については「学校ごとだとプライバシーの問題もあり、市町村ごとが妥当と話している」と述べた。
 公表権限について、根岸教育長は「指導、助言の立場」と回答。寺田典城知事は「地域や保護者の多くも公表を望んでいると考える。手厚く予算をつけており、その成果である学力テスト結果の情報提供をすることは税を預かり行政執行する私の責務」と持論を強調した。【百武信幸】

●全国学力テスト:浜松市教委が結果発表 小中、共に平均以上 /静岡  10月4日11時1分配信 毎日新聞
 ◇「学習習慣の二極化」目立ち
 浜松市教育委員会は3日、今年4月に実施した市内の公立小中学校(小学6年生と中学3年生)の全国学力テストと学習状況調査の結果を発表した。平均正答率などの数値は公表しなかったが、「小学生は各科目で全国平均を1~4ポイント、中学生はどの科目も約5ポイント上回り、県平均も上回った」としている。
 学習状況調査によると、テレビなどを1日4時間以上見る子供が昨年より増え、インターネットを2時間以上使う子供も全国平均より多かった。高木伸三教育長は「好ましい学習習慣を身につけている子供とそうでない子供の二極化が目立つ」と指摘した。
 県内では結果の公表は各市町に委ねられており、浜松市は「市民への説明責任と、保護者の高い関心に応える」として静岡市に続いて公表した。 【平林由梨】

●学力テスト「公開も必要」/広島福山   中国新聞 08/9/23
 成績公開の是非が議論されている全国学力テストについて、福山市の高橋和男教育長は22日、市議会本会議で「市の学力水準を向上させるために有効な取り組みであり、公開も必要と考えている」と述べ、学校別の成績公開も支障ないとの認識を示した。

 市教委によると、市内には114校の小中学校があるが、個人差が結果に反映されやすい小規模校を除いた小学校35校、中学校74校が自校のホームページなどで昨年度の自校の成績などを公開。全国や県、市の平均正答率などと比較し、不得意な分野への対応策など改善計画も併せて示している。本年度の成績も今月中には公開される見通し。福山市教委は、改善計画の策定・公開を各校に指導することで学校ごとの成績を事実上公開するよう促している。

 市教委指導課は「公開・非公開の最終的な判断は学校長にあるが、学校単位で対策を講ずるためには公開は必要。公開に伴う苦情や混乱は現時点ではない」としている。

●全国学力調査、透けるランキング 各校HPで結果公表  朝日2008年04月11日06時55分
 昨年4月に実施され、10月に結果が公表された全国学力調査。公表方法について文部科学省は自治体の教育委員会に、学校の序列化や過度な競争につながらぬよう配慮を求めているが、最終的に判断するのは教委や学校だ。一部の自治体では各学校がホームページ(HP)に同じ形式で公表し、ランキングが可能なケースが出ている。

宇都宮市のある市立小学校のHPから。同市内の小中学校のHPにはそれぞれの成績がこれと同じ形式で掲載されている

 宇都宮市では市内の小規模校2校を除く全小中学校のHPにその学校の成績が載っている。「書くこと」「読むこと」「数と式」など区分ごとの正答率が、市や全国の平均と並ぶ。形式は各校とも同じ。結果的に、全校の成績一覧を作ろうと思えば作れる状態だ。

 形式を作った同市教委の担当者は「地域の協力を得るため、いろいろな情報を知らせる必要がある」と話す。各HPには成績と併せて課題や指導の工夫、改善策を載せており「前提となる成績の公表も必要。正答率だけに注目されるのは意図と違う」と強調する。5年前から市の独自テストの結果を同様に公表しているが、苦情はないという。

 東京都墨田区も区教委が指導し、全小中学校のHPに成績が出ている。同区は学校選択制を導入している。「学校の比較につながるのでは」と懸念する声が寄せられたこともあるが、同区教委の担当者は「これまで都や区の独自テストの結果を同様に公表してきて問題はなかった」と話す。

 広島県福山市も、県の独自テストの結果をHPで公表することが定着していることから、全国調査でも同じように公表するよう各校を指導している。

 文科省の実施要領には、市町村教委は個々の学校名を明らかにした公表を行わないことが定められている。だが、学校が自らの成績を公表するかどうかは、3市区とも「公表するよう指導はしたが、最終的には学校の判断」という。文科省の担当者は「各校の判断でHPに掲載しているのならば、実施要領に反しているとはいえない」としている。

 しかし、佐貫浩・法政大教授(教育政策)は「教委の強い意思を感じる」と話し、背景に学校選択制や学校評価の広がりを指摘する。「指標として学力調査の結果は分かりやすく、公表の流れは強まるだろう。学校の序列化につながり、学校教育が学力調査の成績を上げることに一面化される恐れがある」と心配する。(葉山梢、中井大助)

●全国学力テスト:3万2500校で一斉に  毎日新聞 2008年4月22日 10時49分
試験開始を待つ児童=秋田県由利本荘市の小学校で2008年4月22日午前8時27分、岡田悟撮影
 小学6年と中学3年を対象とした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が22日午前、国公私立の約3万2500校で一斉に始まった。43年ぶりに実施された昨年に続き、国公立では、愛知県犬山市(14校)だけが不参加。私立は離脱が目立ち、参加率は53.49%(昨年61.52%)にとどまった。テストは、「ゆとり」から「確かな学力」にかじを切った国の教育の象徴的な施策にあたる。
 この日は、全国で約232万3000人が参加した。国語と算数(数学)のそれぞれについて、A(知識)とB(活用)の2種類のテストを実施。生活習慣や学習環境などを尋ねるアンケートもあって、各科目の結果との相関関係などを分析する。
 実施形態は昨年とほぼ同一だが、小6では氏名の記入をやめ、中3と同様に本人番号だけを記入する方式に変更。アンケートの量も減らした。
 文部科学省は、テスト結果を9月に公表する予定。昨年は民間企業に委託した採点作業が遅れ、9月の予定だった結果公表が10月末にずれ込み、参加校から「改善策づくりなどが後手に回った」との批判があった。【加藤隆寛】

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