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てらまち・ねっと



 表向き落ち着いた方向に来ていたロシアと米欧の関係。
 それが、突然、何十年か前に戻ったような戦争状態。
 混乱したウクライナ。
 それをヨーロッパ圏に引き入れようとする力と、ロシア圏にとどめようとする力。

 さらに緊迫してロシアが「最後通告/4日5時までに降伏しなければ攻撃」したとか、それを否定する報道ロシア側とか。
 いくつかの報道を記録しておくけど、毎日新聞が簡潔にまとめていた。
 
《欧州連合(EU)は3日、首脳会議を6日に招集し、それまでにロシアが軍事行動の意図を明確にせず国際的な仲介にも応じない場合、制裁を科す方針を固めた。土壇場の外交努力が続くが、「欧州における21世紀最大の危機」(ヘイグ英外相)は一層深刻化している。

 この仲介が不調に終わり、ロシアから軍事的意図の説明がなければ、制裁を科す。
EUはロシア側の意図が、短期的なロシア人保護にあるのか、長期的なクリミア半島の支配にあるかを見極めようとしている。
長期的な占領や国境線変更があれば「EUとロシアが築いたすべての関係が崩れる事態」(外交筋)と強い憂慮を示している。

 ロシアは軍事面以外でもクリミアを勢力圏内に確保する取り組みを次々に打ち出しつつ、米欧の圧力に対抗している。
メドベージェフ首相は3日、ロシア南部とクリミア半島東部をつなぐ橋か海底トンネルの建設計画を発表。
シルアノフ財務相はクリミア自治共和国への金融支援を実施する方針を明らかにした。》


 緊迫感のある情勢を懸念している。

 でも、この情勢を、「安倍晋三」という人物は内心で大喜びしているんだろうな、そんな思いがかすめる。

 ところで、今日の12時は、個々の議会の本会議質疑(3月6日)の「通告期限」。
 これからノルディックウォークして、そのあとは、「通告文」を考える。

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●ウクライナ:露クリミア掌握 ウクライナ軍に最後通告 露、降伏要求--4日期限
              毎日新聞 2014年03月04日
 【ブリュッセル斎藤義彦、シンフェロポリ(ウクライナ南部)真野森作】ロシア軍が事実上掌握したウクライナ南部クリミア半島のロシア黒海艦隊は3日、半島内のウクライナ軍に4日午前5時(日本時間同日正午)までに降伏しなければ攻撃するとの最後通告を出した。インタファクス通信が報じた。

一方、欧州連合(EU)は3日、首脳会議を6日に招集し、それまでにロシアが軍事行動の意図を明確にせず国際的な仲介にも応じない場合、制裁を科す方針を固めた。土壇場の外交努力が続くが、「欧州における21世紀最大の危機」(ヘイグ英外相)は一層深刻化している。

 ロシア軍のクリミア半島制圧行動は3日も続き、AP通信によるとロシア軍部隊がクリミア半島東端のケルチのフェリー港を包囲。ウクライナ国境警備隊はロシア軍の攻撃用ヘリコプター10機と輸送機8機が同半島に着陸したと明らかにした。AFP通信が報じた。ロシア軍航空部隊が相次いでウクライナ領空を侵犯したほか、南西部ベルベク軍用空港のウクライナ部隊が投降したと伝えられている。

 一方、EU外交筋が毎日新聞などに明らかにしたところでは、EU側はまずロシアのラブロフ外相と接触を図り、ロシアとウクライナの暫定政権が直接話し合って事態を解決するよう働きかける。3日緊急会合を開催したEU外相会議は、全欧安保協力機構(OSCE)や国連などが参加する「連絡グループ」による仲介を検討しており、ロシアに受け入れを迫る。「連絡グループ」の調査団派遣は2日にドイツのメルケル首相が提案、ロシアのプーチン大統領が同意していた。

 この仲介が不調に終わり、ロシアから軍事的意図の説明がなければ、制裁を科す。EUはロシア側の意図が、短期的なロシア人保護にあるのか、長期的なクリミア半島の支配にあるかを見極めようとしている。長期的な占領や国境線変更があれば「EUとロシアが築いたすべての関係が崩れる事態」(外交筋)と強い憂慮を示している。

 ロシアは軍事面以外でもクリミアを勢力圏内に確保する取り組みを次々に打ち出しつつ、米欧の圧力に対抗している。メドベージェフ首相は3日、ロシア南部とクリミア半島東部をつなぐ橋か海底トンネルの建設計画を発表。シルアノフ財務相はクリミア自治共和国への金融支援を実施する方針を明らかにした。

 ロシア外務省は、主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)の参加国7カ国が6月に南部ソチで開くサミットの準備会合への参加凍結を表明したことを、「建設的な相互関係を築く原則に反する」と批判。ケリー米国務長官がロシアの行動を「侵略」と決めつけたことに対し「受け入れがたい脅しだ」と反論した。

 一方、ヤヌコビッチ前大統領の出身地だったウクライナの東部ドネツクや南部オデッサで同日、州省庁が親ロシア系勢力に相次いで襲撃された。

●ロシア軍 クリミアの完全掌握目指すか
      NHK 3月4日 5時08分
ウクライナでは、南部のクリミア半島を事実上掌握するロシア軍が、現地のウクライナ軍の部隊に対して投降を迫っており、軍を無力化することでクリミア半島を完全に掌握することを目指しているもようです。

ウクライナでは、ロシア系住民の多い南部のクリミア自治共和国で、現地に駐留するロシア軍が部隊を増強しながら、駐留地の外での活動を活発させ、ウクライナ軍の施設を包囲してにらみ合いを続けています。

現地のNHK取材班は、中心都市シンフェロポリ近郊のウクライナ軍の基地で、ロシア軍が基地を取り囲みながら、部隊に基地を明け渡し投降を迫っている様子を目撃しており、ロシア軍は現地のウクライナ軍を無力化することで、クリミア半島を完全に掌握することを目指しているもようです。

こうしたなか、インターファクス通信はウクライナの国防省筋の話として、現地のウクライナ軍の部隊がロシア軍の黒海艦隊から、現地時間の4日午前5時(日本時間の4日正午)までに投降するよう求められ、それに応じなければ攻撃すると最後通告を受けたと伝えました。
一方、この最後通告に関する報道については、ロシア軍の黒海艦隊は「全くでたらめだ」と述べて否定しています。

こうした現地でのロシア軍の動きに対し、欧米寄りの暫定政権のトゥルチノフ大統領代行は3日、記者団に対し、「ロシア軍はクリミア半島で軍事的な存在感を強めている。ロシアは挑発行為をやめるべきだ」と非難しました。

●ロシア、ウクライナ軍に最後通告 本格軍事介入を視野に陸海空展開
           河北 2014年03月04日
 【キエフ、シンフェロポリ共同】ウクライナ南部クリミア半島の重要拠点を掌握し実効支配を固めつつあるロシアは3日、本格的軍事介入を視野に陸海空から態勢づくりを進めた。インタファクス通信はウクライナ側の情報として、ロシア黒海艦隊司令部がクリミアのウクライナ軍に対し4日午前5時(日本時間同正午)までに投降しなければ攻撃すると最後通告したと報じた。通告について、ロシア側の情報はない。
 クリミア自治共和国側は3日、旧野党勢力でつくるキエフの新政権を認めない姿勢をあらためて表明、独立に向けた動きを加速させた。

●ロシア株、2008年以来で最大の下落-ウクライナ軍事的緊張で
 ブルームバーグ 2014/03/04
  3月3日(ブルームバーグ):3日の金融市場でロシア株が売られ、5年余りで最大の下落となった。ロシアのプーチン大統領がウクライナのクリミア半島への軍配備を命じたことで、対ロ制裁が講じられるとの観測が強まっている。
指標のMICEX 指数は11%安の1288.81で終了。2008年11月以来で最大の下落となった。ドル建てのRTS 指数は12%安の1115.21となり弱気相場入りした。

ウクライナはロシア軍がクリミア半島で部隊を強化しているとし、自国の軍を動員。海外からの監視を求めた。米欧の外交当局が緊張緩和を図る中、ケリー米国務長官は3日にキエフ入りする。通貨ルーブルは過去最安値を更新し、ロシア中央銀行は3日午前の緊急利上げで政策金利の1週間物入札レポ金利を1.5ポイント引き上げ7%とした。

米国の大使として旧ソ連に駐在した経歴を持つジャック・マトロック氏はこの対応を批判。プーチン大統領の性格を考慮しない「軽率な」やり方であり「軍事介入を回避できるわずかな望みがこれで断ち切られた」との認識を示した。

 一方、前出のバーンズ氏は欧州の自由と安定を守ることこそ米国の国益にかなうと主張。他の外交問題でロシアの協力を得られなくなるとの懸念を理由に「弱気な態度をとるべきではない」と主張した。(ブルームバーグ Terry Atlas)

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