毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 昨年の夏、政権交代の選挙の前、検察が厚労省の村木局長を逮捕。
 経過に、民主党の大物国会議員からの求めがあったとも流れた。

 村木氏はずっと否定していて、1月末から公判が始まった。

 このほど、検察の有力な証人が調書を法廷でくつがえした。

  「一定の大きなストーリーの中で
   私の立場が位置づけられたように思う。
   壮大な虚構ではないかと思い始めている」

  「当時は供述したが、
   それは検察側に作られた記憶だ」


 追い詰められていく検察。
 小説やドラマのような進行形の実話だ。
 この事件はいろんな意味で注目したい。
    ・・・ということで、報道を記録しておく。

 ところで、昨日のここ山県市の臨時議会。

 新政権の補正予算が1月に国会で通ったことで、ここ山県市にも経済対策として合計1億5千万円余の補助金(全額補助)が交付されることに。

 新年度予算でみていた約6000万円の事業を前倒しするとか、その他で合計18事業が提案された。そこに市の前年の繰越金5000万円ほどを加えて約2億円の補正予算が可決された。

 自公政権の時のばら撒きとどこが違うかは評価しにくいところだけど、
 この「経済の大停滞」という事情では、仕方ないとの気持ちが勝つ。

人気ブログランキング→→人気ブログランキングへ←←ワン・クリック10点
8位あたり


 2009年7月10日ブログ
     ⇒ ◆厚労省局長を逮捕 その背後にあるものは/事件構図に疑問も /厚労省前局長を起訴 完全否認のまま

  社会福祉法人 南高愛隣会 から
 本日、厚生労働省記者クラブにおいて、無実の罪で囚われている村木厚子さんの解放を求め、堂本暁子さん・住田裕子さん・田島良昭の3名で60分間の記者会見を行ないました。これを機会に村木厚子さんの支援の輪を更に広げていきたいと考えます。
 記者会見の内容は、次のとおりです。


無実の罪で囚われている村木厚子さんの解放を求めます!

 村木厚子さんは、去る6月14日に初めて事情聴取され、容疑を否認したにもかかわらず、即日逮捕されました。
 村木厚子さんは、逮捕前から起訴された今日まで、一貫して自らの関与を否定し、無実を主張しています。ところが、7月4日、虚偽の公文書を作成し、行使したという罪で起訴されました。昔から村木さんを知る私たちには、村木さんが今回の事件に関わっているとは到底、思えません。

 村木厚子さんは、障害者福祉、障害者雇用、男女共同参画など、担当したすべての分野で真摯に取り組んできました。その仕事ぶりは、相手が障害のある方であろうと、第一線の現場の方であろうと、政治家であろうと、誰であっても同じように相手の話をよく聴き、自分の意見もきちんと述べるという、筋の通った姿勢を貫いてこられました。意見の異なる人とも膝を交えてじっくり話し合う粘り強い人でもあります。

 政治家から頼まれたからといって、また上司から対応を指示されたからといって、不正な手段に手を染めたり、それを部下に指示したりするような安易なことをする人では決してありません。

 一部の新聞では、障害者自立支援法を国会で成立させるために無理をしたのではないかと報じられました。しかし、障害者自立支援法の議論が始まったのは平成16年10月からです。法案が国会に提出されたのは、さらに数ヶ月後の平成17年2月のことです。事件があったとされる平成16年6月頃には、法案の影も形もなく、そのようなもののために不正な手段を用いるわけがありません。

 報道でこの事件を知った皆様の中には、「どんな立派な仕事をする人であっても罪を犯すことはある」と思った方もおられると思います。
 しかし、今回の事件は、動機においても、手段においても、いかなる点においても、「村木さんが関与することなどありえない」のです。

 それは、つきあいの長さや関わった分野に違いはあっても等しく村木厚子さんの人柄に触れてきた私たちの揺るぎない気持ちです。

 私たちは、今後の裁判において、村木厚子さんの無実が証明されると確信しています。
 そして無実が証明されるまで、村木厚子さんとともに闘う覚悟です。

 今、村木厚子さんは無実の罪で囚われています。
 まず、村木厚子さんという、障害のある方や女性のために職業人生を献げてきた人に相応しい扱いを私たちは求めます。

一.村木厚子さんの保釈を速やかに認めること
一.今回の事件の真実を明らかにすること

平成21年 7月 9日

赤 松   良 子     田 島   良 昭
浅 野   史 郎     堂 本   暁 子
上 田   健 作     成 毛    眞
住 田   裕 子     樋 口   恵 子

 会見に出られなかった闘病中の慶應義塾大学総合政策学部教授(前宮城県知事)浅野史郎さんからのメッセージ

 不祥事から、最も遠いところにいる村木厚子さんが、荒唐無稽とも思える容疑をかけられて、孤立無援の戦いを強いられています。
 この戦いは、決して、孤立無援ではない、村木さんを信じる多くの人たちが一緒に戦っているということを、忘れないでください。
 私も、厄介な病気と戦っているところですが、多くの支援の人たちの励ましの声に勇気をいただいています。
 そんな私からも、村木さんに、「あきらめるな、正義は必ず勝つ」ということをお伝えしたいと思います。


2010年1月15日ブログ
     ⇒ ◆郵便不正:村木被告の初公判27日に 厚労省元局長

 ● 厚生労働省元雇用均等・児童家庭局長村木厚子さんを支援する会のホームページです



10.01.08 各メディアに村木厚子さんについての記事が掲載されました。




●【郵便不正】厚労省元部長が証言翻す 民主議員の口利き「なかった」
      サンケイ 2010.2.8 14:07
保釈後の会見で目を潤ませながら無実を訴える厚労省元局長、村木厚子被告=平成21年11月25日午後、大阪市北区の司法記者クラブ(飯田英男撮影)
 障害者団体向け割引郵便制度をめぐり偽の障害者団体証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)の第5回公判が8日、大阪地裁(横田信之裁判長)で開かれた。

 当時上司だった元障害保健福祉部長が証人として出廷し、民主党の石井一参院議員から口利き電話を受け、村木被告に便宜を図るよう指示したとする捜査段階の供述について、「今の私の記憶にない」と事実上否定した。

 事件の構図を揺るがしかねない証言で、検察側にとって厳しい情勢となった。

 検察側は、共犯とされる「凛の会」元会長、倉沢邦夫被告(74)=公判中=と元部長らの供述などをもとに、石井議員からの証明書発行で口利きを受けた元部長が村木被告に便宜を図るよう要請、さらに村木被告が部下だった元係長、上村勉被告(40)=起訴=に発行を指示した-と主張している。

 元部長はこの日の公判で検察側の尋問に対し、口利き電話や村木被告への指示を事実上否定したうえで、村木被告から「証明書を渡した」と報告を受けた後に石井議員に連絡したという内容の供述調書についても、「電話の交信記録があると検事に言われたので論理的に判断したが、書かれてあることは事実ではない」と証言した。

 捜査段階で供述したのは「政治家から電話を受けることは日常茶飯事で、倉沢被告と年齢が近い国会議員秘書の応対をした記憶が残っていた。検事に言われ、そういうこともあったかと思い込んだ」と説明した。

 公判で一転させた理由として、最近になり、検事から交信記録はないと聞かされた▽倉沢被告が公判で「(私と)会ったことがない」と証言した▽上村被告が「村木被告の指示を受けていない」と供述を翻していると報道された-ことなどを挙げ、「この話が壮大な虚構ではないかと思った」と述べた。

 さらに供述調書全般について、「検事と2人だけの会話だけで作られた。違う視点があればまったく違うものになっていたはず」と指摘した。


●「指示してない」と元上司 元厚労局長の公判で証言
       2010/02/08 21:20 【共同通信】
 厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の第5回公判は8日午後も大阪地裁(横田信之裁判長)で続き、当時の上司だった元障害保健福祉部長(58)は「国会議員の口添えも、村木被告への指示もない」と証言し、捜査段階の供述を翻した。

 村木被告は無罪を主張しており、これまでの公判では、証人が次々と検察側の構図の重要部分を否定している。

 元部長は、弁護側から検察側の主張に沿う供述調書に署名した理由を問われ「事情聴取の際に検事から『民主党の石井一参院議員との当時の交信記録がある』と言われ、それならば、と記憶を作った」と説明した。

 一方、今年に入り別の検事から「交信記録はない」と言われたことを明かし「衝撃的で記憶を整理し直した」と証言。弁護側から「間違いなくあったことは何か」と問われ「聴取を受けたことと、今ここに座っていることだけだ」と述べた。


●厚生労働省元局長後半 検察の描く構図 また揺らぐ
      毎日放送 02/08 19:00
 実態のない障害者団体にウソの証明書を発行した罪に問われた厚生労働省の元局長の裁判で、捜査段階で元局長への指示を供述した部長が一転、「記憶にない」と否定しました。

 実態のない障害者団体「凛の会」が郵便割引を受けるため、ウソの証明書を作らせた罪に問われている厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)。

 逮捕から公判まで一貫して無罪を主張しています。

 8日の公判では、村木被告の当時の上司である元部長が証言台に立ちました。

 検察側の主張では、元部長が民主党の石井一議員から依頼され、村木被告に証明書の作成を指示したとされているのですが、元部長は・・・

 「今の時点では記憶になく事実ではないと思う」
 「調書に署名したが、被疑者として聴取され冷静な判断を失っていた」

 このように、捜査段階と違って検察の主張を否定しました。

 「(元部長が)思いこみからしゃべったという経過が詳しく出てきましたので、そんなことで人をひとり逮捕・起訴してよかったんだろうかと」(弘中惇一郎弁護士)

 事件では、村木被告の部下の上村勉被告も「指示がなかった」と供述を覆すとみられ、検察の描く事件の構図がまた一つ揺らぐことになります。

●郵便不正公判、村木被告への指示を否定…厚労省元上司が証言
議員依頼「記憶ない」

      2010年2月8日 読売新聞
 郵便不正事件に絡み、偽の障害者団体証明書を発行したとして虚偽有印公文書作成などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の公判が8日、大阪地裁であり、村木被告の当時の上司だった塩田幸雄・元障害保健福祉部長(58)(退職)が証人として出廷した。

 塩田元部長は、民主党の石井一・参院議員(75)(当時衆院議員)から要請を受け、村木被告に証明書発行を指示したとされるが、「石井議員から電話があった記憶や村木被告に指示した記憶はなく、供述調書の内容は事実ではない。作られた記憶だ」と述べ、検察側の主張を全面的に否定した。

 事件を巡っては、捜査段階で村木被告からの指示を認めていた厚労省元係長・上村勉被告(40)(起訴)も自らの公判前整理手続きで「村木被告の指示はなかった」と供述を覆している。

 検察側主張では、塩田元部長は2004年2月、自称障害者団体「凛(りん)の会」元会長・倉沢邦夫被告(74)(公判中)から口添えを依頼された石井議員に協力を要請され、企画課長だった村木被告に「先生のご機嫌を損なわないよう発行する方向で対応してくれ」などと指示した、とされる。

 この日の公判で、塩田元部長は、石井議員からの電話や村木被告への指示について「(石井議員の)電話だったのか記憶はなかったが、電話を受けたのならば、村木被告にも指示しているだろうと思い込んだ」「村木被告への指示も今となっては、幻想ではなかったかと思っている」などと証言。記憶と異なる内容の供述調書に署名した理由については「村木被告に指示をしたという大前提のもとで、調べを受けた」と話した。

 また、供述調書に「(塩田元部長が)村木被告から証明書発行の報告を受け、石井議員に電話をかけた」との記載がある点についても、「検事から『通話記録が残っている』と言われ、そう説明したが、どんな通話記録かは教えてもらえなかった。作られた記録に基づく記憶で、事実ではない」と証言した。
午後から弁護側の質問が予定されている。

●郵便不正元局長公判「議員依頼なかった」
      日経 2.8
 障害者団体向け郵便料金割引制度の悪用事件で、虚偽有印公文書作成罪などに問われた元厚生労働省局長、村木厚子被告(54)=休職中=の公判が8日、大阪地裁であった。同被告に「議員案件だ」と制度利用に必要な証明書発行を指示したとされる当時の上司(58)が「議員の依頼はなく、村木被告に指示もしていない」などと証言し、検察側の主張を否定した。

 証言したのは、村木被告が障害保健福祉部企画課長だった当時の同部の部長。

 検察側は冒頭陳述などで、元部長は2004年2月下旬、民主党の石井一参院議員(当時は衆院議員)から、自称障害者団体「凜(りん)の会」(東京・文京)に証明書を出すよう電話で依頼されたと主張。その後、村木被告に「議員案件だ」などと証明書の発行を指示したとしている。(15:02)

●村木被告への指示「記憶にない」 郵便不正公判で元上司
       朝日 2010年2月8日13時47分
 厚生労働省から自称障害者団体に偽の証明書が発行され、郵便割引制度が悪用された事件で、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた同省元局長村木厚子被告(54)の第5回公判が8日、大阪地裁であった。

 村木元局長の上司だった塩田幸雄(ゆきお)・元障害保健福祉部長(58)=退職=が証人に立ち、元局長に証明書発行を指示したとされる点について「(捜査段階の)当時はそう思い込んでいたが、今では記憶にない」と述べた。

 また塩田元部長は、事件の発端とされる国会議員からの「口添え」も「思い込み」と否定し、自らのかかわりを「虚構」と表現。
 村木元局長が無罪を主張するなか、検察側の重要証人が事件の構図を揺るがす形となった。

 検察側の主張では、塩田元部長は2004年2月、懇意にしていた議員から、自称障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会、東京)への証明書発行を求める電話を受け、担当課長だった村木元局長に発行の便宜を図るよう指示。元局長が同6月、部下の担当係長だった上村勉被告(40)=共犯で起訴=に指示して偽の証明書を作らせたとされている。

 塩田元部長はこの日の公判で、検察側が指摘する議員を当時衆院議員の石井一参院議員(民主)としたうえで「親しい関係」と述べた。

そのうえで、大阪地検特捜部による任意聴取で石井議員とのやりとりや元局長への指示を認めた内容の調書を示され、「おおむねそういう内容だったと思うが、今では電話があったのかやその内容の記憶がない」と証言した。

 さらに、発行後に議員に電話で連絡したとされる経緯も、取り調べをした検事から「電話の交信記録がある」と言われたのに、最近になって別の検事から「ない」と聞かされたことを「思い込み」の根拠に挙げた。そのうえで、この事件について「一定の大きなストーリーの中で私の立場が位置づけられたように思う。壮大な虚構ではないかと思い始めている」と語った。

●村木被告元上司、調書事実でない 厚労省文書偽造事件の公判
      2010/02/08 12:37 【共同通信】
 厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の第5回公判が8日、大阪地裁(横田信之裁判長)であり、「議員案件だ」と村木被告に対応を指示したとされる当時の上司(58)が「供述調書に書かれていることは記憶になく、事実ではない」と証言した。

 上司は元障害保健福祉部長で既に退職。検察側の事情聴取を受け「民主党の石井一参院議員から電話で口添えを受け、障害者団体の証明書を発行するよう村木被告に指示。証明書発行後には、石井議員に結果を報告した」とする調書に署名していた。

 証人尋問で元部長は検察側の質問に対し「検察側が言うように石井議員が誰かに相談したのであれば、旧知の自分しかないと思った」と証言。「記憶があいまいで、もしそういうことがあったのなら、信頼していた村木被告に指示しただろうと思って当時は供述したが、それは検察側に作られた記憶だ」と述べた。

 村木被告は「元部長の指示はなかった」などと無罪を主張。文書偽造の実行役として起訴された元同省係長(40)=休職中=も今後、証人として出廷し、村木被告の関与を否定する方針とされる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )



« ◆岐阜市長選挙... ◆民主党の「個... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。