毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 一昨日から、11日に通告した一般質問を載せている。
 一部の関連資料もリンクなどして。
 
 今日は、役所の中にありがちな、一つの所属(課)の中での無駄や不要な事務のこと。
 そして、これまたありがちな「縦割り」弊害のこととその解消のこと。
 
 所属(課)の中の無駄の話は、水道や下水道の申請をする際に、
 水道は水道の配管だけの図面を求め、下水は下水の配管だけの別の図面を求めている山県市。
 両方を書き込んだ同一図面1枚にすれば、申請する側も役所側も楽になるのに・・・。

 縦割りの問題。
 今年は自治体合併10周年、ということでいろいろな企画がされている。
 例えば、として採りあげるのは「10月に予定の3つの事業のうちの2つの事業」。
 一番メインの「式典」、これまた、長年馴染みで何万にも集まる「栗まつり」。
 これを10月の別の日に組んでいる。
 「栗まつり」の担当課は、「今ならプログラムを変更して一緒に入れることは可能」というが、
 式典の担当課は・・・
 最終的には、市長の決断次第なのは明らか。

 ところで、昨日は岐阜で36度の猛暑。
 朝、来る17日月曜日の本会議での議案質疑の通告書をメールで送っておいて、
 そのあと、午前中畑仕事。
 10時半あたりからは、20分から30分で影に入って小休止、
 塩を少しだけいれて凍らせたお茶を午前中で2リットルを飲んだ。

人気ブログランキング = 今、4位あたり
 ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←

 ★パソコンは こちらをクリックしてください →→←←このワン・クリックだけで10点


6月11日に提出した私の一般質問の通告のタイトルと答弁者

質問番号1番 「市長や市の情報発信力は乏しいと映る」 (答弁者/市長) 
  (昨日13日のブログ)

質問番号2番 「男女平等施策の立脚点は後ろすぎないか」  (答弁者/企画財政課長、市長)
  (一昨日12日のブログ

質問番号3番 「事務事業の合理化、簡素化の更なる推進を」  (答弁者/水道課長、市長)
  (今日14日のブログ)



 ● ホーム > 市政 > 山県市議会 > 定例会日程 第2回定例会日程
2013年6月 ↓





  ●  一般質問通告文 3番 「事務事業の合理化、簡素化の更なる推進を」 印刷用・PDF 171KB /2013年6月議会 

質問番号3番  答弁者  水道課長、市長
質問事項  事務事業の合理化、簡素化の更なる推進を

《質問要旨》事務事業の合理化や簡素化は自治体にとって急務なことである。
そこで、市の現状について、具体的なことから問い、次に、課横断的な事例や全体的なことを問う。

1.まず水道課長に、水道や下水関係の事務の不合理について問う。
山県市内の水道の工事の申請(「給水装置工事施工申請書」)と
下水の工事の申請(公共下水は「排水設備等計画確認申請書」)(農業集落排水は「排水設備工事等申請書」)に不要な書類を求めているので改善を求める。

水道を使えば下水に流れるという当然の原理からして、給水と排水の設備・配管関係は不可分である。

この工事の申請に関して、「給水」(水道)と「排水」(下水)の配管関係などが一枚の図面に書き込まれていれば
諸点の「確認」や「チェック」の際にも一目瞭然なので、合理的と思われるところ、
山県市は、水道の申請には水道の配管だけの図面、下水の申請には下水施設の配管だけの図面を要求している。

この分離した図面が不合理であることは明白であるが、別々の図面は、
市民や市民からの依頼を受けた認定業者にとっても余分な負担であるから、「規制緩和」が求められる今の時代状況に照らしても不適切である。

この「異なる図面」等は、行政側にとって、文書の収受、管理、保管において仕事が増えることはあっても減ることはないから、
現在の書式を継続する意味はない。

なお、以前は、水道課と下水道課が分かれていたから「異なる申請や図面の存在」について弁解の余地があったかもしれないが、
下水道業務が水道課に統合された現在、書類などの一本化に障壁はない。

仮に、障壁があるとすれば、それは業務に追われて余裕がない故に現状追認とならざるを得ない職員状況であろう。

(1)現在の「異なる図面」のメリット、デメリット、あるいは一本化したときのメリット、デメリットはどのようか。

(2)岐阜市など周辺自治体の方式はどのようか。

(3)申請書の記載事項や図面について再検討し、遅くとも次年度からは「異なる図面」等を改め一本化すべきではないか。 

2.次に市長に具体的な事業と事務事業の全体的な合理化、簡素化の推進について問う。
(1)組み直ししないと不合理すぎる本年の事業について

本年10月6日に香りドーム周辺において、例年のように予定されている「ふるさと栗まつり」に関して、
計約1700万円の費用のうちの1500万円を市が負担し、約200万円はテナント料等で賄う予算である。
本年は、「合併10周年記念」ともするという。

 ところで、栗まつりとは別に、花咲きホールにおいて、10月26日の「合併10周年の式典」におおよそ50万円の予算、
翌日27日には「なんでも鑑定団」のテレビ番組に230万円(ないし250万円ほど)が見込まれている。

 栗まつりは市外の人も含めて数万人の人出で、山県市民も多数訪れる開かれたイベントである。

それに対して、花咲きホールは定員350人の閉じられたスペースである。

 この計画や内容を知った私には、10月6日の栗まつりと26日の式典をそれぞれ別個に開催することには、強い違和感がある。
と、同時に、不合理に思えて仕方ない。

ここでは「なんでも鑑定団」のテレビ番組は別個に見るとしても、10月6日の栗まつりの中に26日予定の式典を組み込むことは、
「合併10周年」をより多くの人に認識し、感慨を持っていただく意味でも好都合である。

閉じた空間と限定された参加者で「仰々しい式典」を極めることより、市民に開かれ、ともに祝う「新しい山県市」を演出することの方が適切であると思う。

この二つが分離して進められているのは、事務事業の合理化、簡素化、そして費用対効果、
しかもより高い効果が得られるように物事を判断するという意識の欠如した市長や職員の意識の問題だ、と言うしかない。

私は、10月26日式典を、10月6日の栗まつりの日程に入れ込むように提案する。
それとも、一緒にすると何か不都合や支障はあるのか。

(2)市役所の各種の事務の見直しについて
先の水道と下水道の申請の図面等の問題は、実は、市役所の仕事全体についても見直すべきことを示している。
市長は、市職員に対して、「新たな気持ち」と「市民目線」で各種の事務の合理化、簡素化を推進するように、改めて、強い姿勢で通知すべきではないか。
                                               
 以上


(関連資料)
●10月27日の記念事業

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

10月6日の栗まつり のプログラム原案




(水道・下水関連資料)

            ● ○山県市水道事業給水条例/平成15年4月1日/条例第139号
(給水装置の新設等の申込み)
第5条 給水装置の新設、改造、修繕(水道法(昭和32年法律第177号。以下「法」という。)第16条の2第3項の厚生労働省令で定める給水装置の軽微な変更を除く。)又は撤去をしようとする者は、管理者の定めるところにより、あらかじめ管理者に申し込み、その承認を受けなければならない。

2 管理者は、前項の申込みに当たり、必要と認めるときは、申込者に利害関係人の同意書等の提出を求めることができる。


            ● ○山県市下水道条例/平成19年10月1日/条例第27号
(排水設備等の計画の確認)
第7条 排水設備又は法第24条第1項の規定によりその設置について許可を受けるべき排水施設(以下これらを「排水設備等」という。)の新設等を行おうとする者は、あらかじめ、その計画が排水設備等の設置及び構造に関する法令の規定に適合するものであることについて、規則で定めるところにより、申請書に必要な書類を添付して提出し、市長の確認を受けなければならない。

2 前項の申請をした者は、同項の申請書及びこれに添付した書類に記載した事項を変更しようとするときは、あらかじめ、その変更について書面により届け出て、同項の規定による市長の確認を受けなければならない。ただし、排水設備の構造に影響を及ぼすおそれのない変更にあっては、事前にその旨を市長に届け出ることをもって足りる。

            ●○山県市下水道条例施行規則/平成19年11月30日/規則第50号
(排水設備等の計画の確認)
第3条 条例第7条の規定により、排水設備等の計画の確認を受けようとする者は、排水設備等(新設・増設・改築)計画確認申請書(様式第1号)を市長に提出しなければならない。

2 市長は、前項の申請があったときは内容を審査し、適当と認めた場合は排水設備計画確認済通知書(様式第2号)により通知するものとする。

3 申請者は、工事期間中これを確認し易いところに掲示しなければならない。

(排水設備等の工事の完了届及び検査)
第4条 条例第9条第1項に規定する排水設備等の工事が完了した旨の届出は、使用材料を記入した完工図を添えて、工事完了届(様式第3号)を提出し、所定の検査を受けなければならない。ただし、条例第7条の規定により確認許可された設計図と同一施工の場合は、完工図を省略することができる。




コメント ( 7 ) | Trackback ( )



« ◆6月議会/一... ◆全国的な風し... »
 
コメント
 
 
 
寺町さんのバイタリティに頼らせていただきます。 (一県民)
2013-06-14 23:03:16
岐阜県庁の外郭団体に岐阜県国際交流センターというのがありますが、この団体の存在意義がよく分かりません。
聞くところによると、この団体は監督官庁は岐阜県知事であり、担当部署は国際戦略推進課ということですが…岐阜県国際交流センターに勤務する職員は岐阜県庁からの出向者で、おまけに〃国際戦略推進課付〃ということではないですか。
いわば身内同士で適正な常例検査が行われているのか…おそらくは〃ナアナア〃で済まされ、変な我々の血税が使われているのではないかと不安でなりません。
私ら〃ショボい県民〃には彼らの対応はひどいものでした(話す気にもなりません)。
今回は身近な行政が話題でしたので、つい寺町さんに甘えるようなコメントをさせていただきました。
ご多忙の所失礼しました。
 
 
 
課題 (●てらまち)
2013-06-22 05:12:47
★一県民さん、おはようございます。

返信が遅れてすみません。

>おまけに〃国際戦略推進課付〃

ということの意味は理解できないのですが、

派遣法という法律に基づいて、県の条例の元、本人と県が確認書を交わして出向するのが通常です。

そのパターンを外れているケースとは思えません。

>いわば身内同士で…おそらくは〃ナアナア〃で済まされ

そうでしょうね。
「構造的な問題」を何とかしたいですね。
 
 
 
ありがとうございます (一県民)
2013-06-24 21:15:06
寺町さん、お忙しい中返信いただき恐縮です。
〃おまけに国際戦略課付〃というのは…単純なことで、監督官庁の職員が出向しているだけでも驚きなのに、検査担当部署の所属ということに唖然とし、不信感を募らせただけです。
私…この出向に関する法律や条例には無知であり失礼しました。
国際交流は大事であり素晴らしいことであるとは思いますが…私ら日本国籍の県民の立場を蔑ろにして多文化共生を強調するのは腹に収まりません。
更に役員達の肩書きを用いた虎の威を借りるような、私に対する言動と行動は、今だ腹立ちが治まりません。
これでは私ら日本国籍の県民と外国人との〃溝〃が埋まることはないでしょう。
これが私の岐阜県国際交流センターの〃存在意義〃に疑義を抱く所以であります。
以上、長々と愚痴めいたコメント失礼しました。
 
 
 
体質 (●てらまち)
2013-06-27 06:54:45
★一県民さん、おはようございます。

>更に役員達の肩書きを用いた虎の威を借りるような、私に対する言動と行動は、今だ腹立ちが治まりません

そういう役人の姿勢や体質は改めないといけないですね。
 
 
 
ありがとうございます (一県民)
2013-06-28 22:27:00
寺町さん、私の愚痴めいたコメントに付き合って頂いて恐縮です。
私は仕事柄、役人と接することが多いのですが、私らの話に耳を傾け、法律や条例、国からの圧力と、私らの現状に板挟みになりながら、共に悩み苦しんでいただける誠意ある県職員の方の存在も前置きして語らさせていただきます。
この国際交流センター役職員と国際戦略推進課の職員の対応は〃お粗末〃としか言えませんでした。
具体的な事や実名をここで挙げると、彼らはおそらく業務妨害や名誉毀損で私を刑事告訴したり、民事賠償を求めたりするから控えますが(実際にされました…彼らの目に余る行為に暴言を吐いてしまい、脅迫と言われ刑事告訴をされそうになりましたが…警察の方がきちんと対応されたので事なきをえましたが…)役員の肩書と在日外国人の〃弱者〃という立場を最大限に利用して高飛車に攻めてきます。
そして、今は何とか回復しましたが…私の精神は異常をきたし家庭は崩壊寸前まで行き、職場でも肩身の狭い思いをしました(彼らは何故か、私の携帯電話の番号を告げていたにもかかわらず、職場に執拗に連絡をしてきました)。
寺町さん、またまた愚痴めいたコメントをしてブログを荒らしてすみません。失礼しました。
 
 
 
ご迷惑かけました (一県民)
2013-07-04 23:38:37
岐阜県国際交流センターは賛助会員にも県内有名企業が名を連ね、どうも不正を追及するにはそぐわない団体のようですね。
彼らの目に余る行為、それにより増長した国際交流員である外国人の行為には、我々日本国籍の県民は大人しく従わなければ、生存は保障されないんですよね。
寺町さん、そういう古田県政の現実を我々は甘んじて受け入れなければならないと肝に入れて、今後は大人しくかつ情けなく息をしていきますわ。
 
 
 
選択とはいえ (●てらまち)
2013-07-05 04:46:35
★一県民さん、おはようございます。

>現実を我々は甘んじて受け入れなければならないと肝に入れて、今後は大人しくかつ情けなく息をしていきますわ。

そう思うか、思わないかは、最終的には一人ひとりの判断ですよね。

願わくば、理不尽にはアグレッシブであって欲しい。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。