サトイモは「円空イモ」を作っている。味も食感も抜群で、とてもおいしいから。
特別に改良されたらしく、種イモは市販されていない雰囲気。そこで、自家菜園百姓は、「食用で販売」されているイモを種イモにして栽培している。
サトイモといえば、土寄せて栽培するのが常識と思っていたが、どうも違うらしい。5年程前からマルチ栽培。植えてから、あとは、地上部の管理だけ。草も生えず、極めて、省力的。
一昨年、大豊作だった。イモが下にも伸びて、大きな株だった。
昨年は、岐阜地域は出来が悪かった。
今年、うちは先日23日に収穫、出来は一昨年よりは少ないようだが(その年は計量しなかった)、「小芋、孫イモ」はぷくぷくにに太っていて、抜群の出来。
春に植えた「種イモ11キロ」110株から、収穫は480キロだった。
(計量結果は、土がわずかに着いていることを考慮して幾分減じた数字。)
なんと40倍に。「一株平均4kg」の計算になる。
「円空イモ」は、小芋・孫イモどり系。親芋が半分としても20倍、一株2キロ。(今日はこの後、一株を解体して、測定し、写真を載せるつもりでいる)
肝心の食味。・・見た目も真白で、味も食感も抜群。親芋も、親芋とは思えない白さと食感。
ともかく、栽培は、まだ試行錯誤の途中。
マルチの中から出てくる「脇芽」の処理、つまり芽欠きの仕方にはまだ迷いが多い。
2014年7月20日ブログ ⇒ ◆サトイモの品種 「円空イモ」。芽欠きの方法/子芋専用種は「7月中旬までの芽は全部かきとる」
今年は、最初は、黒マルチを持ち上げた時に上からマルチを破らないように押しつぶしていた(昨年も)。
・・そんなことが続いて、作業が大変になってきて、途中から放任にした。だから、最終的にはマルチを突き破って出る脇芽も相当程度ある状態で生育することとなった。
そして、今年、収穫しての実感は、「脇芽は残しても支障なさそう」(追記・この考えは株を解体してみて覆った)。
追記・2018年2月12日ブログ ⇒ ◆円空里芋を解体してみた/一株平均4kg/4.2キロのイモは親芋1.5キロ、小イモと孫イモが2.5キロ 。6.0キロのイモは親芋2.0キロ、小イモと孫イモが3.5キロ」/歩留まり60%=種イモの26倍
そんな様子を整理した。なお、今朝の気温は0.4度。
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★円空サトイモ|特産品|JAめぐみの 円空さといも(八名丸)/八名丸から丸芋を多くつける株を見つけて増殖し、系統の選抜を繰り返して、丸く大きな粒揃いのよい系統を育成・研究してつくられた里芋は、「円空さといも」の名で知られています。丸い形が特徴で、もっちりとした粘りがあり煮崩れしにくく、味も良いと消費者から人気を集めており、主に関市、美濃市で栽培されています。
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★ サトイモ(里芋)の主な種類一覧:旬の野菜百科 ・・子芋用品種 親子兼用品種 親芋用品種 葉柄用品種
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★ うちの11月23日 収穫 一株平均4kg
では、一年を整理。
●4月7日、芽出し開始。
砂に埋め込んで、ハウス内へ。
箱下には、小さいな電熱マットを2枚おいた。
サーモスタットは25度に設定。
●4月21日、畑の準備
サトイモは芽が出ているので、植え付けることにした。
前年栽培したオクラの跡地なので、
強固な株の撤去のための耕起を含めて、
適宜の間隔で4回耕起した。
右側の一畝はショウガ。
ショウガは溝施肥で事前にセット。
サトイモは無肥料で出発。
4月21日、植え付け
★サトイモ
土のままの畝で植え付け
深さ20cmということで、
こんな道具を初めて使ってみた。
●5月11日 芽が出始めている
17日には、全部、芽が出た。
すっぽり覆ったマルチから、
ツンと上に突き出す芽をみつけ、
カッターてせマルチに小さい穴をあけて、
芽を出す。
実は、これが慣れないと大変。
詳しくは、「自然薯の栽培」で記す。
● 5月18日 施肥
サトイモの畝間に、
平飼いのニワトリ小屋から出したケイフンを
一畝当たり約50リットル散布。
スコップでポコポコと土を起こしつつ撹拌、
水をかけてから、防草シートを張った
●6月6日
●9月5日
●9月18日
●11月2日 試し堀り
●11月23日 収穫
地上部を刈って、たい肥枠へ
黒マルチをはずしたら、すぐ下にも子イモ
掘り起こしたころ
ホースの水を当てて土を落とす(畑内の井戸水)。
上から見たところ と 下から見たところ
コンテナーに4から6株ずつ入れた
コンテナー20個は、そのまま地下室へ
作業中にちぎれたイモは近日の出荷用に別のコンテナーに
縦60cmの箱。携帯を置いてみると10㎝
ぷくぷくの小芋がゴロゴロ
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可能であれば、ご教示頂きたいです:
御社のジャガイモ栽培には生分解フィルムが使われていましたでしょうか。
宜しくお願い致します。
連絡先:
xiaoliyan@asahitrading.com
生分解フィルムは使っていません。
一般農家レべルで実用的な段階になれば検討する、ということでしょう。