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てらまち・ねっと



 フェロシルト問題を2つ。
● 今日11月4日は、三重県議会委員会が石原産業社長を呼びます。
 11月4日(金)  開始予定:13時00分  終了予定:17時00分
 三重県健康福祉環境森林常任委員会

 傍聴が定員を超えたら隣室でライブでみれるとか。
  もちろんインターネットでも 三重県議会の放映
 今、読んでいるこの時間がライブを済んだら、少し探してみてください。

 詳しくは、よろずやさん 11月3日
 今朝の毎日新聞東海版あるいは昨日の東京版では、「三重県は4日に同県議会が行う田村藤夫社長ら同社関係者4人の参考人招致を経たうえで、告発に踏み切るとみられる。・・・・三重県警は来週にも三重県からの告発を受けて強制捜査に着手し、一連の問題の全容解明に乗り出す」 とか。
   05/11/3毎日新聞東京版

● 会社に現地説明を求めました
 岐阜県土岐市鶴里で六価クロム・基準の64倍・岐阜県の調査を上回ったことは 10月31日のブログ で紹介しました。
 60倍超とは、特別管理産業廃棄物に分類される六価クロム濃度です。
 兼松さんと相談、現地で石原産業の説明を住民や市民団体にするよう要請することにしました。
 こういうときは、「配達証明+速達」郵便を利用。

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                          2005年10月31日
石原産業株式会社 
社長 田村 藤夫様

   放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜
                    代表 兼松秀代
         くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク
                    代表 寺町 知正

土岐市鶴里町のフェロシルト搬入現場での説明会開催の申し入れ
 私たちは岐阜県内のフェロシルト撤去を目指す市民団体です。

 2005年10月31日、讀賣新聞は愛知県内のフェロシルト取扱業者が実施した検査で、岐阜県土岐市鶴里町のフェロシルトから土壌環境基準の64倍の六価クロムが検出されたと報道しました。【別添参照】
 64倍とは特別管理産業廃棄物として扱わなければならない基準(30倍)をはるか超えています。

 ところが現場のフェロシルトは野積みです。
風で飛散し、雨が降れば河川に流れ込み、地域の人々は六価クロムや他の産廃混入の影響におびえながら暮らしています。
 現地は別荘地として多数の人に販売され、地権者のうち残り1名が判明しないと調査ができないとの理由で、フェロシルトの量や範囲を特定するためのボーリングすら実施されていません。
 しかし新たな検査結果が判明した以上、製造元である石原産業は緊急な対策を取る責任があります。 
 現場での市民団体や住民らとの話し合いを11月10日(木)までに開催されますよう申し入れます。

勝手ながら、開催の日時、可否等、11月2日(水)までに、文書にて回答くださるようお願いいたします。
                                 以上
連絡先および回答先
        放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜
               兼松秀代
                    (住所・電話 略)

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 なお、このことを報道した 10月31日読売
は、遠くないうちにリンク切れになるので、貴重な記事を紹介しておきます。

大手化学メーカー・石原産業による土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不正製造問題で、フェロシルトを使って造成工事をした業者が、独自に愛知、岐阜県の埋め立て地の土壌分析を専門機関に依頼したところ、有害物質の六価クロムが最高で環境基準の64倍の値で検出されたことが30日、わかった。土壌の採取方法で誤差が生じることもあり、参考データに過ぎないが、東海3県で調査した23か所の中で最高の40倍を超えており、実際の数値が自治体の調査より高い可能性もある。
 独自調査は、フェロシルトを購入した愛知県内の業者が実施した。先月29日、埋め立て地6か所の計7地点から土壌を採取、分析機関の財団法人・東海技術センター(名古屋市)に依頼した。
 分析結果報告書によると、岐阜県土岐市鶴里町で環境基準(1リットルあたり0・05ミリ・グラム)の64倍の六価クロムを検出したほか、同県可児市久々利で22倍、同県瑞浪市稲津町で9・8倍に達した。愛知県瀬戸市北丘町では1地点が基準内だったが、もう1地点は11・8倍に上った。
 岐阜県の調査では、土岐市が24倍、可児市が15・2倍、瑞浪市が2・8倍で、六価クロムの濃度は独自調査の方が高かった。瀬戸市北丘町については、愛知県が調査した6地点はすべて基準内の数値を示した。
 東海3県で確認された埋め立て地26か所のうち、自治体が23か所を調査したが、濃度が最高だったのは瀬戸市広之田の40倍だった。この業者は「土岐市では地表の露出部分を採取した。フェロシルトは土と混ぜて埋めるので、地中から採取したものと濃度に違いが出るのではないか」と話している。

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