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てらまち・ねっと



 「記憶にない」・・立場に窮した時の政治家がのよく使う言葉。
 小沢一郎氏は、法廷で使ったらしい。

 一連の事件で最も注目されているのは、土地を買うために用立てた「4億円」の出所。
 よく指摘されているように、以前から説明、弁明がころころと変わってきた。
 どう考えても、不自然なお金。
 昨日の法廷では、相続や印税、報酬だったと述べたという。

 もう一つ特徴的なことは、全部「秘書任せ」で自分は何も知らないとしたこと。
 土地を買うことに目ざとかったとも入れてきたことからすれば、「秘書任せ」は不整合な話。

 選挙の候補者らへの資金提供も、「秘書任せ」ではあり得ない。
     ・・その原資は

 疑問が深まるばかり。
 被告人質問は今日2日目。
 裁判官の質問もあるという。

 私は、行政の無駄遣いを問う「住民訴訟」の法廷で、証人尋問を何度もやったことがある。
 住民訴訟は「民事訴訟」で、小沢氏の事件のような「刑事訴訟」とは分類が違う。
 でも、被告人質問も尋問も形態は同じようなもの。
 先の私の行政訴訟でも、最後は裁判官たちが質問する。

 「さすが、鋭い質問をするなぁ」と感じたことが何度かある。
 そんな裁判、つまり、裁判官が鋭い質問を用意している場合はこちらの勝になることが多いと感じている。

 今日の小沢事件、裁判官がどんな質問をするか興味津々だ。

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●小沢氏、4億円は「もろもろの金」
          サンスポ 2012.1.11 05:01
 もろもろ合わせて4億円-。資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判が10日、東京地裁(大善文男裁判長)であった。
 この日は公判最大のヤマ場の被告人質問で、小沢被告は土地購入費用4億円について「もろもろの金だ」と説明、あらためて虚偽記入の共謀を否定した。

 焦点は土地購入費4億円の出所。午前中の弁護人からの質問の際、小沢被告は「両親から相続した現金や不動産、出版した本の印税、議員報酬などもろもろの金だ」と説明した。


 また、元秘書で虚偽記入をした陸山会の元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=に4億円を手渡した理由について、「(4億円)全額を政治団体から払うと運営に支障をきたすといわれ、じゃあ手元の金を用立てようとなった」と多額の手持ち金が自分の元にあったとした。

 さらに「秘書には自主的判断で仕事をしてもらうようにしている。私の関心事は天下国家のことで、それに全力を傾注している」と自らの“大政治家”ぶりを強調して、政治団体の事務にはタッチしていなかったとも証言した。水谷建設などゼネコンからの裏献金も否定した。

 同日午後からの指定弁護士による質問では、銀行への融資申込書への押印などについて指定弁護士が繰り返し問いただすと、それまで淡々と答えていた小沢被告は「えー? 印鑑なんか、わたしゃ押しません」と“逆ギレ”気味の返答をする場面もあった。

 小沢被告が法廷で証言するのは昨年10月6日の初公判での意見陳述以来。
被告人質問は11日も行われる。3月9日に論告求刑、同19日に弁護側最終弁論が行われて結審。4月下旬に判決が予定されている。

●「秘書に一切任せていた」=4億円「相続などの現金」―小沢元代表・陸山会事件公判
           朝日 2012年1月10日12時6分
資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載)罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告(69)の第12回公判が10日、東京地裁(大善文男裁判長)であり、被告人質問が行われた。小沢被告は「手持ちの資金を出した段階で私の関与は済み、その他の実務的なことは一切(秘書に)任せていたので分かりません」と述べ、収支報告書の記載への関与を改めて否定した。

 弁護側の質問に小沢被告は、土地購入資金4億円について「全く知らない人と金の貸し借りをするわけではないので、貸借という気持ちは全然持っていなかった」と説明。原資については「両親からの不動産、現金の相続で得た。自らの印税や議員報酬も得ていたので、そういうもろもろで現金を取得していた」と話した。

 政治団体の事務は秘書に任せていたと説明。「任せた仕事について、いちいち検証し、干渉していたのでは任せる意味がない」と話した。収支報告書については「今まで見たことはない」と述べ、虚偽記載の報告や指示は「ありません」と否定した。

 ゼネコンからの裏金受領についても全面否定。「(事情聴取で検事から)『不正な金が入ったのではないか』とばかげた推論、質問があったが、『一切ない』と答えた」とした。

 土地取引の経緯は「いい土地が見つかったという話を聞き、購入することで合意した。土地を購入すると資金が足りなくなると秘書に言われ、それじゃあ自分の手元にある金を用立てよう、となった」と説明した。

 4億円を担保にした銀行からの融資書類に署名したことについては、「(融資を受ける理由について)秘書から説明はなかったが、土地を買うと了解はしていた」と話した。 

●「秘書に一切任せていた」小沢元代表の被告人質問
      テレ朝 (01/10 11:47)
 民主党元代表・小沢一郎被告(69)の裁判で、本人に対する被告人質問が東京地裁で始まりました。小沢被告側は土地購入資金の4億円について、当初、「政治献金」としていましたが、その後、「銀行からの融資」、そして「個人資産」と変えています。10日の法廷で、こうした矛盾をどう説明するのかが焦点です。

 裁判は、午前10時に弁護側の尋問から始まりました。
小沢被告は政治団体の事務処理への関与について問われると、「経理の問題などは秘書に任せており、彼らの自主的な判断で仕事をしてもらっていた。私の仕事は天下国家の話に集中していた」と細かい日常業務には関与していないと主張し、「収支報告書を見たことがない」と証言しました。
また、土地の購入についても「実務的なことは秘書に一切、任せていたので分からない」「資金を用立てたところで私の作業はすべて済んでいる」と述べました。

そして、4億円の原資については「手元にあった現金で、主なものは不動産など両親からの相続分や四十数年間の議員報酬だ」と個人資産であることを強調しました。
午後は、検察官役の指定弁護士による尋問が行われます。秘書とのやり取りや4億円の原資について厳しい質問が予想され、小沢被告がどのように答えるかが焦点です。

●当初の供述「勘違い」=政治団体からの資金めぐり―指定弁護士質問に小沢元代表
          朝日 2012年1月10日21時6分
 資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載)罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告(69)への被告人質問は、10日午後も東京地裁(大善文男裁判長)で続き、検察官役の指定弁護士の質問が行われた。
小沢被告は政治団体の資金に関して、捜査段階の供述との矛盾を追及され、「勘違いだった」と述べた。

 小沢被告は、指定弁護士の質問に、2009年の衆院選時、陸山会から民主党候補者への寄付に、政治団体「改革フォーラム21」からの資金が多く含まれていたことを認め、詳しい経緯を説明。「フォーラムの資金には関与しておらず分からない」と東京地検特捜部の聴取に供述した理由を問われると、「勘違いしていたと思う」と述べた。

 寄付を受けてから約半年なのに、どのように勘違いしたのかとの指摘には、「そのときは、フォーラムの金だと気付かなかった」と応じた。 
[時事通信社]

●追及に憮然「私の関心は天下国家」会計業務「秘書任せ」強調
            産経 2012.1.10 22:12
 “剛腕”がついに事件を語り出した。10日に東京地裁で行われた、民主党元代表、小沢一郎被告(69)の被告人質問。「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴されたことに関し、国会などでの説明を拒んできた小沢被告は法廷で、「私にはもっと大事な政治のことがあった」と、会計業務が「秘書任せ」だったことを強調した。時に口調を強めて「天下国家」と「政治」にかける思いを語った小沢被告。終盤では疲れた表情を浮かべながらも、全面無罪を主張し続けた。

 ■「有権者は理解」
 「入廷をお願いします」。午前9時56分。大善文男裁判長が開廷を告げると、濃紺のスーツにピンクのネクタイ姿の小沢被告は一礼して入廷。胸には議員バッジが光る。傍聴席には顔を向けないまま、弁護団の間に設けられた被告人席に進み、「よいしょ」とつぶやいて着席した。

 大善裁判長が促すと小沢被告は硬い表情でうなずき、証言台へ。飲料を渡した職員には「あー、すいません」と笑顔を見せた。

 まず質問に立った弁護団の弘中惇一郎弁護士が、石川知裕(ともひろ)衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=ら秘書との関係を尋ねた。

 小沢被告は「秘書は天下の機密を見ることもあり、本当の信頼関係の中で仕事をしている」と説明。「えー」「あー」と句切りながら、慎重に答えていった。

 会計業務は秘書の自主性に任せており、「いちいち干渉していたのでは意味がない」とした上で、「私の関心事は天下国家の話で、それに邁進(まいしん)する日常を送っているつもりであります」と、政治家としての自身の“役割”を強調。「私は常にマスコミの批判の対象となってきたが、有権者は真実を理解してくれている」と、身の潔白を主張した。

弁護側の質問には、よどみなく答え続けた小沢被告だが、指定弁護士の質問には不快感をあらわにする場面もあった。

 融資の申込書類にある署名や印鑑が小沢被告のものかを確認する指定弁護士の問いに「えー?」と聞き返し、「印鑑なんか私は押しません」と断言。民主党の役職に就任した時期などは「分かりません」と連発する一方、自身が衆院選に初当選した日については「12月27日。この日は覚えています」と即答した。

 会計業務を監督する立場だったことを問われると「収支報告書が大事でないと言っているわけではない。私にはもっともっと努力を、力を集中してやらねばならない政治の大事なことがあった」と返した。

 また、銀行から妻を連帯保証人に融資を受けた理由については「政治家は信用がありませんから」とぶぜんとした表情で説明。さらに秘書寮の名義を問われると「家内の名義です!」と語気を強めていらだちを見せた。

 疑っているわけではないことを指定弁護士が説明すると、一転して「ふははは」と笑い声を上げた。

 午後5時までの終日審理に、背筋を伸ばして臨んだ小沢被告。終盤には、細かい追及を繰り返す指定弁護士に「質問の意味が理解できない」とかすれ声で返すなど、疲労をにじまた。

●「たまたま手元に4億円」…小沢氏に被告人質問
     (2012年1月10日13時32分 読売新聞)
自宅を出る民主党の小沢元代表(10日午前8時25分、東京・世田谷区で) 小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢被告の第12回公判が10日午前、東京地裁で開かれ、被告人質問が始まった。

 小沢被告は「私の関心は天下国家。政治資金収支報告書を見たことは一度もない」などと述べ、元秘書との共謀を改めて強く否定した。また、土地購入に使われた自身の4億円の出所について、出版した本の印税などを挙げた。

 同日午前は弁護側の質問、午後から検察官役の指定弁護士の質問が始まる。

 公判では、陸山会の土地取引を巡り虚偽記入をした同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)ら元秘書3人(1審有罪、控訴)と小沢被告との共謀の有無が最大の争点。元秘書との関係について、小沢被告は「私は政治のことに集中していた。(経理の問題に)私が干渉しては任せた意味がない」と述べた。

 指定弁護士側は、陸山会が2004年10月に小沢被告の現金4億円で土地を購入したのに、同時期に銀行から受けた融資のみを収支報告書に記載し、小沢被告の4億円は記載しなかったと主張する。

 小沢被告は、土地購入の際に4億円を石川被告に手渡した理由について、「秘書寮を建てるには4億円が必要で、全額を政治団体から払うと運営に支障を来すと言われたから。たまたま手元に4億円があった」と述べた。この4億円の出所について、これまで預金などと説明してきたが、「親から相続した不動産の売却益のほか、印税や40年以上の議員報酬などが基になった」と説明した。


●「4億円、相続などの手元の金」小沢被告、「記憶にない」連発
          産経 2012.1.10 22:21
 虚偽記載への関与を全面否認する一方、土地購入の経緯や元秘書との具体的なやり取りは「分からない」「記憶にない」を連発した小沢一郎被告。被告人質問でも、4億円の原資や複雑な資金移動の不可解さは依然残った。

 ◇原資は
 一連の事件で最も注目されたのは、小沢被告が土地購入のために用立てた「4億円」の出所だ。これまで小沢被告は曖昧な説明をしており、指定弁護士側は、この4億円の存在が虚偽記載の動機の一つになったと位置づけている。

 元秘書の石川知裕(ともひろ)衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=に現金4億円を手渡したことに関し、小沢被告は「秘書寮を建てるには4億円が必要で、全額を政治団体から払うと運営に支障が来すと言われたから」と説明。そのうえで、「相続財産など、手元にある金を用立てた」と述べた。

 具体的な内訳は、▽両親から相続した東京・湯島の自宅を売却し、現在の自宅を購入した際の残金▽相続した現金▽自らの著書の印税▽四十数年の議員生活で得た議員報酬-などとした。

 だが、「金融機関にも要請したが、古いので記録にないものもあった」とも語り、合理的な説明といえるかは疑問が残った。

 ◇報告・了承ない
 「私は政治のことに集中していた。私が干渉しては任せた意味がない」。元秘書からの報告に関して聞かれると、小沢被告は声を強めて否定した。

 土地購入に際しても小沢被告は個人資産4億円を石川議員に提供しながら、契約状況や決済方法などは「一切報告を受けていない」と否定。具体的なやり取りは「記憶にありません」と述べた。

 指定弁護士は、契約の担当者である石川議員が「オーナー」の小沢被告に対し報告しないのはおかしいのではないか、と繰り返し質問。だが、小沢被告は「いちいち報告を受ける物理的、精神的暇はない」、「4億円を用立てたことで、私の行為は完結している」などと述べた。

 ◇脱法性認める
 法廷では「政治資金収支報告書を見たことは一度もない」と述べるなど、政治資金への認識の甘さを露呈した小沢被告。被告人質問では、問題の土地取引のほか、不可解な資金移動についても追及された。

 その一つが、旧新生党の資金がプールされている政治団体「改革フォーラム21」をめぐる処理だ。

 改革フォーラムは平成21年7月、政党支部「民主党岩手県第4区総支部」に3億7千万円を寄付。直後に同支部が陸山会に同額を寄付し、衆院選候補者計91人に分配されている。

 池田光智元秘書(34)=同=が公判で小沢被告に説明したと証言したことを指定弁護士から問われると、小沢被告は「池田(元秘書)に(資金移動を)実行するにあたって聞いたかもしれない」と発言。脱法性が指摘される、政党支部を介した迂回(うかい)処理に関与していたことを認めた形となった。


●小沢元代表、法廷:あす被告人質問 元秘書証言、どう対応 「関与」のぞく場面も
            毎日新聞 2012年1月9日 
 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)に対する被告人質問が10日と11日、東京地裁(大善文男裁判長)で行われる。公判最大の山場で、元代表は政治資金収支報告書への虚偽記載の認識や共謀などを全面否定するとみられるが、これまでの審理では元秘書らの証言で、さまざまな場面での元代表の「関与」ものぞく。被告人質問ではこうした証言に対する元代表の発言も注目される。(23面に被告人質問のポイント)

 ■不動産の確認書
 小沢元代表は07年2月に記者会見し、保有する不動産は元代表の個人名で登記されているものの、自身に権利はないと説明。今回の事件の舞台となった東京都世田谷区の土地についても、自身に権利がないことを確認した05年1月7日付の「確認書」を示した。

 だが、この確認書は会見直前に作成されたことが後の検察による捜査で判明。元代表も昨年10月の記者会見でそのことを認め、公判では元秘書の池田光智被告(34)が「当時作成を忘れていて後で作った。元代表に署名してもらった」と、元代表の関与を認めた。

 また、07年の会見後、週刊文春から土地購入の原資を質問され、池田元秘書は元代表から提供された4億円ではなく「(同額の)銀行融資」と文書で回答。この回答書についても元代表の指示で一部修正したと証言した。


 ■他にも資金移動
 元代表の周辺では土地購入以外でも不可解な資金移動が繰り返されてきた。

 元秘書の衆院議員、石川知裕被告(38)は05年春、土地購入に充てた4億円とは別の4億円を「小沢先生の指示で(旧自由党の政治資金団体である)改革国民会議が入る紀尾井町のビルに取りに行った」と証言。この4億円を陸山会の口座に複数回にわたり分散入金した後、同年5月に再び元代表の指示で出金していた。

 09年には元代表の関係政治団体「改革フォーラム21」から民主党支部を迂回(うかい)して陸山会に3億7000万円の寄付を受け、衆院選立候補予定者約90人に配分。池田元秘書は「(元代表から)『改革フォーラムから陸山会に寄付の形でできるか』と言われ、『直接では(政治資金規正法の)上限額がある』と説明した」と証言し、元代表が脱法的な「迂回」を承知していたことを示唆した。


 ■引き継ぎノート
 石川議員と池田元秘書は虚偽記載を巡る元代表への報告や了承を全面否定している。だが、指定弁護士側が法廷で示した2人の「引き継ぎノート」には、元代表の意向を日常的に意識していた様子がうかがえた。

 石川議員のノートには、収支報告書の作成方法などが書かれたページに「全体を先生に見せる」と記されていた。指定弁護士に「報告書をまとめたものを見せるということではないか」とただされて「そうかもしれない」と述べる場面もあった(その後の弁護側質問で発言を修正)。

 指定弁護士が元代表からの4億円を隠すための「偽装工作」と主張する銀行融資を巡っては、その返済手続きをした池田元秘書が「どのように返済するか先生と相談」などと記載していた。
【和田武士】

●小沢元代表 被告人質問2日目に
          NHK 1月11日 3時59分
民主党の小沢元代表の裁判で、被告人質問が10日に続いて11日も行われます。「わたしの関心は天下国家の話で、それ以外はすべて秘書に任せている」と無罪を主張した小沢元代表に対し、検察官役の指定弁護士が、秘書との共謀は明らかだと主張して、2日目の質問に臨みます。

民主党の元代表、小沢一郎被告(69)は、資金管理団体が土地を購入する際に提供した4億円を巡り、収支報告書にうその記載をしたとして強制的に起訴され、10日は小沢元代表本人への質問が初めて行われました。

この中で小沢元代表は「わたしの関心は天下国家の話でそれ以外のことはすべて秘書に任せていた」と述べ、あらためて無罪を主張しました。また、4億円の出どころについては、「両親から不動産や現金を相続したほか、議員報酬や本の印税などでそれなりの現金を持っていた」と説明し、個人の資金でやましい金ではないと主張しました。

しかし、小沢元代表はこの4億円の出どころについて、裁判以前の記者会見などで「政治資金」、「銀行融資」、「個人の資産」と説明を二転三転させてきました。

説明を変えた理由について、これまでの裁判では話しておらず、検察官役の指定弁護士は11日の質問でこの点について問いただすものとみられます。
また、11日は、最後に裁判官が疑問に感じた点について小沢元代表に質問することになっています。


去年10月に始まった小沢元代表の裁判は、11日で実質的な審理は終わる見通しで、小沢元代表の2日間にわたる発言の内容は、判決にも大きな影響を与えることになります。


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