一昨日の朝、宅配便が届きました。
ちょうど、数日前に、電話で洋梨を注文しようかと思っていた、飛騨の長瀬さんの果樹園。
箱の中は、桃でした。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
早速、試食。
新しい品種で、果肉が固めだそう。
おいしい。
種がとても小さい。つまり、果肉が多いということになる。
米や野菜の無農薬はそれほど難しくはありません、その気さえあれば。
でも、果樹類は、ミカンなどを除いて、とても難しいそうです。
それでも、果樹栽培で厳しい減農薬を実行している長瀬さん。
日本でも、もっとも農薬を減らしている農園の一つではないか、という人も。
8月から出るプラム、続いて桃、梨、リンゴ・・・。リンゴはしっかり蜜が入っています。珍しい品種もあります。
全て通信販売に徹しています。
ご希望やお問い合わせ、詳しいことは、下記・長瀬さんの「ふくわらび」にどうぞ。
電話 0577‐52-2494 FAX 0577‐52‐2994
hukuwarabi@ybb.ne.jp
30年ほど前に農薬や化学肥料を使わない農業(有機農業)を始めた私。
先を行っていた長瀬さんに、随分いろんなことを教えていただきました。
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長瀬さんの農園のWebページ 福蕨(ふくわらび) (以下、青字は引用部分)
プロフィール
朝日新聞の夕刊の連載 『小説・複合汚染』を読んで、有機農業を志す。主な作物が林檎なので、なかなか思うようには農薬は減らせられない。挫折感を 通り越してひらきなおってみたり、さらに挑戦しようとしたりしている。
林檎で苦労する一方で、桃や梨では割合簡単に化学合成農薬を年2~3回に減らせられた。林檎はここまで減らすのは無理でも只今『ひめかみ』のある小さな畑で挑戦中。
有機農産物の認定は年寄りにはわずらわしそうだし、お金もかかるので受けていない。
60代の仕事として、障害者も一緒に 『楽しい果樹栽培』 を夢見ている。が現実は厳しい。
いろんな品種を作ったりしてみたい。
果樹園日記 ・・・これは、すごい。ブログにしたらいいのに(笑)・・・
説明や価格など
2006年の果樹園
・・・(略)・・・昼は暑いものの、今朝は15℃まで下がり、この分では秋の果物もおいしくなりそうです。
雪が多くて、開花が遅く、ブルーベリーの収穫始めは平年より一週間遅かったのですが、最近の好天で桃の収穫時期は平年並みになりそうで、盆頃からあかつきなどが始まりそうです。今年の果実もよろしくお願いいたします。
今、果樹の育ち具合は全体としては良好です。春には李のソルダムや貴陽が全く実を付けなかったので、そのほかの品種も思いがけない異変でも無ければ良いがと思っていましたが、実の生り具合はまずまずです。
六月に雹が降りました。小さな雹でしたので桃には傷がありませんでしたが、りんご、洋梨の実に傷がつきました。傷ついた実の殆どは摘果で落としましたが、少しは傷ついた物もあります。
まれに自家用の物には混じる事もあります。
晴天が少なかった割には病気も害虫も特に多い事もなく、ありがたい状況です。
畑の一画のりんごの特別減農薬の所も病気が少なく、この様子なら将来の展望が開けてくる感じです。
ここ数年シンクイムシが一年間に発生する回数が増えたようです。八月中旬にも部分的に発生するようなので、特にその辺を中心に性フェロモンを追加しています。今までりんごには付かなかったスモモヒメシンクイが付くようになったりと心配事が増えています。温暖化の影響なのか、環境ホルモンの影響なのか、畑の状況の変化に虫の方が適応、進化したのか、何故なんでしょう。
春に林に近い所で1メートルの高さまで、りんごの新芽が動物に食べられていました。猪にしては少し変だなと思っていました。結局は鹿と推測して、電気牧柵を畑に張りめぐらして被害は収まりました。鹿は此処では初めての被害です。
今は熊のシーズンでしょっちゅう町内には出没情報と警告が発せられています。熊は桃が好きで、一晩に一本くらい木を折って食べます。当園では今のところ被害を免れています。猿はまだ来ていないものの、年々動物もあつかましくなってきています。
・・・・・(略)
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