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てらまち・ねっと



 ここ数日、目がコロコロする、目に違和感がある、ノドがいたい、せき込む・・・・
 などの声をよく聞く。

 ここ中部地方でも、中国の影響が人体に出ているのかと実感した。
 (私は、鈍感なので特に違和感はないのだけれど、敏感な人は指標・・・)

 そこで、ネットで見てみた。

 それらの報道では、学者の意見も含めてでている。j-castは、
 
 「 とりわけ影響の強い福岡市の病院が2008年からおこなっている調査では、目がかゆい、皮膚がかゆい、くしゃみが出る、のどがいたいといった症状を訴えている人がいるそうだ。

  平成3年から蔵王山頂の樹氷を採取して調査。樹氷は1600メートル以上の高度ででき、周辺に大規模工業地帯がないため、遠距離飛来の影響が反映されやすいという。

  採取当初は酸性化を示すpHは平均5・6だったが、13年には4・5に。23年2月2~6日は3・2と、過去20年で最も酸性化が進んだ。4・0で生態系に影響が出るとされる。
  その上で、現在はシベリア気団が強いため、北西の風が吹いており、中国から日本に大気汚染物質はあまり流れてこないと話した。
 危ないのは、温かくなりシベリア気団が弱まる時期で、一定の条件が揃うと、高気圧と共に環境汚染物質が大量に日本に飛来する可能性があるそうだ。


 ずっと以前から指摘されていた中国の公害、大気汚染。
 かなり重症の悪影響を日本に生じさせるほどになった。
 
 かつて、高度経済成長の日本の国内の公害や汚染の歴史をたどるのか・・・
 ともかく、環境問題とともに政治問題でもある。

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   ●「死を招く」微細汚染粒子「PM2.5」 中国から日本列島に飛んでくる
          j-cast 2013/1/19 13:00
中国では2013年1月11日から霧の影響で大気汚染が深刻化、13日には「北京市当局」が外出を自粛するよう警報を出す「異例」の措置をとった。

大気汚染で中国では死に至った例も
NASAが公開した衛星写真によると、14日の北京は大気汚染により半透明におおわれ、町の様子がぼんやりとしか見えなくなっている。

危険なのは、車の排ガスなどに含まれる「PM2.5」という直径2.5マイクロメートル以下の超微粒子物質で、国際基準の3倍近くまで上昇していた。
ぜんそくや肺炎の原因となり、中国では死に至った例もあるという。微細なため、マスクでも防ぐのは難しいそうだ。


こうした中で、18日放送のとくダネでは、この大気汚染が日本に影響を及ぼしている可能性に触れた。番組では、九州大学の竹村俊彦准教授(地球環境力学)のシミュレーター予測にもとづき、17日から18日にかけ、中国から汚染物質が西日本に飛んでくると紹介した。

とりわけ影響の強い福岡市の病院が2008年からおこなっている調査では、目がかゆい、皮膚がかゆい、くしゃみが出る、のどがいたいといった症状を訴えている人がいるそうだ。18日は確かに、番組中の福岡市の映像は若干白んでいて見通しが悪かった。

また、J-CASTニュースが大阪府に取材すると、17日にPM2.5の数値が30まで出ていたが、「天候にも左右されるので、成分を分析しないと原因は分からない」とした。

影響は九州や西日本だけに留まらない。山形県・蔵王の樹氷を溶かした水は大気汚染物質のせいで真っ黒だという。もはや中国の大気汚染件は「対岸の火事ではない」というわけだ。

 暖かくなる時期が危ない
山形大学で樹氷の調査をおこなっている柳澤文孝教授(地球環境学)は2013年1月18日、J-CASTニュースの取材に応え、この黒い水について、中国の工場などで石炭を燃やしたときに発生する炭素が原因だと話した。

柳澤教授によると、北京オリンピックで問題になって以来、中国の北京や上海といった都市部では大気汚染問題は徐々に改善されていると見られる。
ただ、経済成長に伴い工業地域は拡大しているので全土では増加している可能性もある。とりわけ、PM2.5については車の排気ガスに含まれるため、車の台数の増加に呼応して増えている可能性が高い。

その上で、現在はシベリア気団が強いため、北西の風が吹いており、中国から日本に大気汚染物質はあまり流れてこないと話した。
 危ないのは、温かくなりシベリア気団が弱まる時期で、一定の条件が揃うと、高気圧と共に環境汚染物質が大量に日本に飛来する可能性があるそうだ。


また、教授は別の可能性も指摘する。春先や梅雨の季節になると、大気汚染物質が熱と光で変化し、光化学スモッグがおこりやすくなる。
実際、2007年5月初旬に全国で発生した光化学スモッグは、中国が原因の可能性が高いと国立環境研究所で推測されている。夏場が危ないようだ。


  ●【速報】殺人級「スモッグ」PM2.5中国から日本襲撃!-1月29から2月2日まで超危険!
        ベスト&ワースト-2013/01/28
中国の大気汚染が深刻な状況にあるのは何度も報道されている。

また、韓国では中国からのスモッグの影響で現代自動車の工場が操業停止になっている。

殺人スモッグを警戒するにこしたことはないだろう。


■「PM2.5」とは? どう防ぐのか?
中国から襲来する殺人スモッグ「PM2.5」とは何であろうか?

北京日本人会・中国日本商会共催「生活安全セミナー」講演資料

とにかく、外出を控えること。外出する場合は「短時間」で「マスク」を着用することなどが記載されている。

マスクも微粒子を防げる性能の高いものが必要だ。

また、室内に関してもPM2.5が侵入しないように対策が必要だとしている。

この日はなるべく外出しないことが望ましいのだろう。そして、室内でも窓を開けないなど密閉した状態にしておくことが必要だ。
・・・・


   環境省大気汚染物質広域監視システム / そらまめ君 
 そらまめ君は、空をマメに監視します。
 全国の大気汚染状況について、24時間、情報提供しているサイトです。
 大気汚染測定結果(時間値)と 光化学オキシダント注意報・警報発令情報の最新1週間のデータを 地図でみることができます。

・・・・


●中国大気汚染、経済に影 企業に操業停止など命令/北京、過去60年で最悪
            日経 2013/1/31 21:47
中国で深刻な大気汚染が長引いている。北京市では当局が120社以上のメーカーに対して稼働停止や減産を命じ、360カ所以上の建設工事を中止させた。
日本や韓国企業も対象となった。汚染は北京から広がりつつあり、解消のために人工降雨を準備する事態となった。深刻な汚染が続けば、習近平最高指導部が目指す国内経済の安定成長の重荷になりそうだ。

 最も深刻なのは北京市で、1月でスモッグがなかったのはわずか5日間。過…



●有害濃霧で高速鉄道停止 中国、「閃光」発生か
          産経 2013.1.31 23:02
有害物質を含んだ濃霧に包まれる北京の天壇公園=31日(共同)
 北京と広東省広州を結ぶ高速鉄道(中国版新幹線)が通る河南省信陽市の信陽東駅周辺で30日、有害物質を含んだ濃霧が原因の故障が発生し、高速鉄道が上下線とも運行を一時停止するトラブルがあった。国営中央テレビなどが31日伝えた。

 乗客は列車の外で「閃光が発生した」などと証言。有害濃霧に含まれる帯電した微粒子が原因で電気系統が故障し、火花などで強い光が発生したもようだ。現場周辺では有害濃霧が原因とみられる光がたびたび目撃されているという。

 北京-広州高速鉄道は昨年12月に全線開通したばかりで、列車が停止したトラブルは初めて。上下計14本の列車に最大約1時間の遅れが出た。

 鉄道当局は故障について「濃霧の影響」と認め、同様のトラブルを防止するため、設備の点検を強化する方針を示した。(共同)

●日系企業にも影響拡大 中国大気汚染、操業停止も
         産経 2013.2.1 17:02
霧に包まれた北京の天壇公園を訪れる観光客ら=1月31日(共同)
 中国の大気汚染の影響が日系企業にも広がっている。操業停止の指示を当局から受けたり、従業員の健康を守る自衛策に追われたりしており、環境悪化は中国進出のリスクを高めている。

 北京市当局は汚染対策のため1月29日、TOTO(北九州市)など市内約100社に工場の操業停止を指示した。

 TOTOは日本の環境基準で操業していたが、市当局は一定規模の工場に一律に操業停止を指示したとみられ、31日までの3日間、水洗便器など衛生陶器の生産工場の操業を停止した。当初は2月1日まで停止する予定だったが、1日は強風の影響などで大気汚染が改善されたため、この日の操業再開が認められた。

 市当局は今後も汚染が悪化すれば企業に生産停止を求める構え。日系企業関係者は「北京以外でも当局が生産調整を求める動きが広がる可能性がある」と警戒する。(共同

●中国からの大気汚染、蔵王の樹氷にも飛来
     産経 2013.2.2 22:02
人工衛星MODIS画像(東北大の工藤純一教授手強)。(上)が1月31日、(下)が1月29日。黄色が大気汚染物質。白色が雲。中国から西日本、日本海へと流れているのがわかる

 中国で観測されている汚染された大気が風に運ばれ、アイスモンスターと呼ばれる山形・蔵王の樹氷に汚染の恐れが出ている。
1月29~30日には九州に、31日には日本海付近に到達したことがNASA(米航空宇宙局)の人工衛星MODIS画像で確認された。
樹氷の汚染状況を研究している専門家は「樹氷にも汚染物質は飛来している」と指摘する。

 研究しているのは山形大理学部の柳沢文孝、東北大東北アジア研究センターの工藤純一の両教授チーム。

 柳沢教授らは平成3年から蔵王山頂の樹氷を採取して調査。樹氷は1600メートル以上の高度ででき、周辺に大規模工業地帯がないため、遠距離飛来の影響が反映されやすいという。

 採取当初は酸性化を示すpHは平均5・6だったが、13年には4・5に。23年2月2~6日は3・2と、過去20年で最も酸性化が進んだ。4・0で生態系に影響が出るとされる。

 原因は硫酸で、23年2月は硫黄の同位体比が中国東北部・山西省の石炭に含まれる硫黄と成分が一致。肺がんなどを引き起こすとされる微粒子状物質「PM2・5」濃度も通常の約10倍となった。

 今冬はpHが4・0~4・5。健康被害が出るレベルではないとされるが、柳沢教授は「気圧配置など条件が重なると、一昨年のような汚染物質の大量飛来が起きる可能性がある」と指摘している。(杉浦美香)

●中国の大気汚染物質 日本に流入の懸念も健康影響ないと環境省
        スポニチ  2013年1月31日 22:13
 中国の大気汚染物質が風に乗って日本に飛来するのではないかとの懸念が広がっている。
環境省は「飛来してもおかしくないが、ただちに健康に影響が出るレベルでなく、国民は冷静に対応してほしい」と呼び掛けている。

 同省大気環境課によると、汚染物質のうち、肺がんの増加につながると指摘される直径2・5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2・5」は、福岡市内4カ所の1月の測定では「やや高い傾向がみられる」という。
ただし、国内基準の1日平均で大気1立方メートル当たり35マイクログラムを超えたのは2カ所で1日ずつだけだった。

 大気環境課は「国内の状況がどう推移するのか、当面注視したい」としている。

 各地の大気汚染物質の観測値を確認できる環境省のホームページ「そらまめ君」は、関心が高まったためアクセスが集中し、つながりにくい状態が続いている。

 一方、大気環境学が専門の竹村俊彦・九州大准教授は、「(中国からの)越境汚染は今に始まった現象ではなく、増えている」と指摘した上で「汚染物質の濃度は中国の10分の1以下だが、何も心配しなくていいわけではない。濃度が高い日には、呼吸器や循環器病の人は外出を控えるなどの対策を取った方がよい」と話している。

●中国大気汚染、日本の空は大丈夫? 識者から懸念の声も
         朝日 2013年2月3日5時32分
中国の大気汚染の予測図
かすみがかかったような福岡市上空。2日も午後から大気汚染物質の濃度が上昇した=2日午後2時33分、福岡市中央区、朝日新聞社ヘリから、森下東樹撮影

 中国の大気汚染の影響が海を越え、日本にも及んでいる。環境省は「直ちに健康に影響はない」というが、識者からは懸念の声も上がる。自衛策に乗り出す動きも出始めた。

 先月からの深刻な大気汚染で、北京市では29日に一時、汚染物質が日本の基準の10倍以上の1立方メートル当たり500マイクログラム(マイクロは100万分の1)を記録。青空が消えた中国各地の模様が報道されると、環境省の大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」や、大気汚染微粒子や黄砂の飛来予測サイト「SPRINTARS」にはアクセスが集中した。

 幼稚園児の娘がいる福岡市内の40代女性も、「そらまめ君」や「SPRINTARS」をほぼ毎日チェックする。東京電力福島第一原発の事故後、関東から娘と避難してきたが、「福岡も空気が良くない。私が過敏なだけかもしれないけど、目がゴロゴロする」。大気汚染が心配される日は洗濯物は外に干さないし、娘にはマスクをさせる。「もっとひどくなるようなら、福岡を離れることも考えないといけない」と不安を募らせる。

●中国政府は大気汚染対策ができるのか
             newsweek  2013年01月28日(月)11時10分


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