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てらまち・ねっと



 会計検査院の裏金問題、愛知県が一番額が多く、その後の調査で県職員の逮捕者まで出た。

 その愛知県庁や名古屋市役所にイタズラ封筒が送りつけられた。
 差出人欄に「名古屋市民オンブズマン」と印刷されていたという。

 きわめて悪質。
 第三者というより追求をされたくない公務員関係者と思われても仕方ない状況。

 愛知県警は「名古屋市民オンブズマン」の告訴を即、受理したそうだ。
 それらのデータは最後にリンクし転載して紹介する。

 私も騙(かた)られたり「(てらまちと)親しいから」といわれたりは時々ある(もちろん、知らないところで/それがあとで伝わって来る)。

 名古屋のオンブズの新海弁護士は以前、「有名税だからしかたない」といっていたけど、今回はさすが「告訴」に。
 たしかに、今回は放っておけない「やり口」だ。

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●名古屋市役所に白い粉届く 区役所や県庁にも 中日新聞
 2008年12月9日 16時28分

粉入りの封筒を調べるため、防護服に身を包んだ捜査員ら=9日午前、名古屋市熱田区役所で

 9日午前9時半ごろ、名古屋市役所本庁舎に、白い粉入りの封筒が届いているのを職員が見つけた。全16区役所や愛知県庁にも同様の封筒が一斉に届いた。県警の簡易検査で有害物質は検出されなかったが、悪質ないたずらの可能性が高いとみて偽計業務妨害の疑いで捜査を始めた。

 県警や市によると、粉は白色で、ファスナー式のプラスチック袋(縦約10センチ、横約8センチ)に密閉してあった。封筒を開封すると一緒に袋も破れる仕組みで、一部で粉がこぼれたが健康被害などは報告されていない。
 市に届いた封筒は、名古屋市長や区長あて。別の封筒が同封され、A4判の紙に「お前らも愛知県と同罪じゃ。膿(うみ)は痛い思いをして絞り出さないかん」と、裏金問題の対応への不満とも受け取れる文言が印字されていた。

 市や県庁に届いた封筒はいずれも、表に差出人として「名古屋市民オンブズマン」と印字されたものが貼り付けてあったが、同オンブズマン側は「まったく知らない」としている。消印は8日付で、いずれも「名古屋神宮」。同市熱田区か中区で投函(とうかん)されたとみられる。
 県庁に届いた封筒は、愛知県知事あてで、同封の文書は確認していないという。

●偽計業務妨害:知事、市長あてに白い粉入り封筒 名古屋  毎日 2008.12.09
 愛知県知事あてに届いた白い粉の入った不審郵便物=2008年12月9日、愛知県提供

 9日午前9時45分ごろ、名古屋市役所から「白い粉が入った市長あての封筒が届いた」と110番通報があった。同じ封筒は市内の全16区役所と愛知県庁にも届いていた。愛知県警の簡易鑑定によると、白い粉に毒性などはないという。県警中署は悪質ないたずらとみて、偽計業務妨害容疑で捜査している。

 市総務局によると、封筒は「市長」「区長」あてで9日午前、市役所や区役所に配達された。市長あて封筒には「お前らも愛知県と同罪じゃ。膿(うみ)は痛い思いして絞り出さないかん」と昨年発覚した市役所の裏金問題を示唆する脅迫文も同封されていた。白い粉はビニール袋に入れられ、数グラム単位で細かい粒状。においなどはなかったという。

 一方、県に届いた封筒は「愛知県知事」あてで、9日午前10時ごろに法務文書課職員が開封したところ、ビニール袋に入った白い粉がこぼれたため作業をとりやめたという。
 いずれも白色で縦長の定型封筒で、差出人欄に「名古屋市民オンブズマン」と印刷されていた。消印は8日付で「名古屋神宮」となっており、同市中区内から投かんされた可能性が高いという。
 名古屋市民オンブズマンの新海聡弁護士は「会が使っている封筒とは異なる。会の活動に対する妨害行為」と話している。【影山哲也、丸山進、福島祥】

●愛知知事や名古屋市長ら宛てに「白い粉」入りの封書  朝日 2008年12月9日13時52分
 9日午前9時40分すぎ、名古屋市役所から「白い粉が入った『名古屋市長様』あての封筒が届いた」と110番通報があった。同様の封書は愛知県庁や同市内の全16の区役所にも郵送されており、県警は偽計業務妨害の疑いで捜査を始めた。
 中署と捜査1課によると、一部の封書は、あて先としてワープロ書きのラベルが、差出人として、県の不正経理問題などを追及している市民団体の名前が印刷されたラベルが張ってあった。消印は「名古屋神宮」で、8日正午から午後6時までに熱田区内から投函(とうかん)されていた。簡易鑑定の結果、白い粉は危険物ではなく、小麦粉や砂糖などの可能性が高いという。

 市によると、封書は9日朝に届いた。同封された文書は「お前らも愛知県と同罪じゃ。膿(うみ)は痛い思いして絞り出さないかん」とあった。また、県によると、県庁あて封書はあて名が「愛知県知事」で、同日午前、庁舎1階の法務文書課に届いた。職員が開封したところ、中から白い粉がこぼれ出たため、作業を中断し、警察に通報した。封筒の差出人とされた団体の事務局は「私たちは送っていない。今、どう対応するか検討中」といっている。

●愛知県庁、名古屋市役所に不審な白い粉  共同 2008年12月9日12時59分
 名古屋市役所や愛知県庁、市内の複数の区役所に不審な白い粉が入った封筒が送り付けられたことが9日、分かった。行政に対する不満を表明するような内容の手紙が添えられていたことから、愛知県警は威力業務妨害容疑で捜査し、粉末の鑑定を進めている。
 県警によると、9日朝、名古屋市役所から「白い粉が入った市長あての封筒が届いた」と110番があり、その後の調べで県庁や区役所に同様の封筒が郵送されていたことが分かった。
 同市中川区役所では9日午前、区長あてに届いた封筒の中に透明な袋に入った白い粉末と手紙が入っているのを職員が発見。中村区役所に届いた封筒には、差出人として実在する市民団体名が記され、名古屋市内から8日に投函(とうかん)されていた。

●「白い粉」入り封書18通届く=市役所や県庁に-名古屋  時事 2008/12/09-13:20
 9日午前9時45分ごろ、名古屋市役所から「白い粉が入った市長あての封筒が届いた」と110番があった。同様の粉入りの封書は愛知県庁や市内の全16区役所にも送付されており、市に届いたものには「お前らも愛知県と同罪じゃ。膿(うみ)は痛い思いして絞り出さないかん」と記された脅迫文も同封されていた。白い粉はポリ袋に入れられていたという。
 県警が一部の粉を簡易鑑定したところ、薬物などではなかったという。中署などは偽計業務妨害容疑などに当たる可能性もあるとみて調べる方針。
 市などによると、封書はそれぞれの首長あてになっており、封筒は定形の白いもので、表書きの下部分には「名古屋市民オンブズマン」と記されていた。消印は8日付でいずれも「名古屋神宮」となっていることから、同市熱田区か中区内から出されたものとみられる。
 名古屋市民オンブズマン事務局は「名前を勝手に使われ迷惑している」と話している。

●白い粉:名前かたられた名古屋市民オンブズマン、告訴へ  2008.12.10 毎日
白い粉の入った郵便物が届き、入室禁止の札がかけられた愛知県法務文書課=愛知県庁で2008年12月9日午後0時2分、丸山進撮影

 愛知県庁や名古屋市役所などに9日午前、「名古屋市民オンブズマン」の名をかたって白い粉や脅迫文が入った封筒が送りつけられた事件で、同オンブズマン(倉橋克実代表)は同日、活動を著しく妨害されたとして、偽計業務妨害容疑で容疑者不詳のまま10日にも愛知県警中署に刑事告訴する考えを明らかにした。

 市役所で記者会見したオンブズマンの新海聡弁護士は、関与を否定したうえで脅迫文が市役所などで発覚した裏金問題への抗議を示唆していることに触れ、「言論によって役所を追及するオンブズマンの活動とは対極にあり、認めることはできない」と強く非難。「事件によって自由な言論が抑止されることを懸念する」と語った。【影山哲也】

本日、名古屋市役所・愛知県庁等に送付された「白い粉」に関するコメント
     本文にリンク
        2008.12.9 名古屋市民オンブズマン 代表 税理士 倉橋 克実
 2008 年12月9日づけで名古屋市役所・区役所や愛知県庁に対して、「名古屋市民オンブズマン」と記載された封筒が届き、その中に「白い粉」が入っていたことが報道された。いうまでもなく、私たちはこれに一切関与していない。これは私たち「名古屋市民オンブズマン」の活動に対する業務妨害であり、氏名不詳の犯人に対し、一両日中に偽計業務妨害罪での告訴をする所存である。また、私たちが発送するすべての郵便物には責任の所在と問い合わせが明記されており、お問い合わせをいただければ、すべての表現物に対しては対応している。今後、市民オンブズマンからの書面に対しては、模倣犯を防ぐ意味でも、ぜひ、お問い合わせをしていただきたい。

 今回の封筒には、愛知県、名古屋市の裏金つくりに抗議する意思が表現されていたという。しかし仮に本件の犯人が、裏金つくりに対する抗議の意思を有していたとしても、このような形での抗議を私たちは断固として認めることはできない。今回の行動は “言論によって役所を追及する”市民オンブズマン活動とは正反対の行動であって、言論の名に値しないものであることを指摘したい。

 最後に、私たちが何よりも問題と考えるのは、このような不当な行為を行った犯人と同視されることをきらう余り、愛知県、名古屋市の裏金問題に対する市民、県民の健全な批判の言論が結果的に抑止されることである。しかし、これはこの地域の自由な言論が封殺されることをも意味するのであって、断じてさけなければならない。
 この地域の言論を守るという意味において、私たちは今後も自治体の問題に対しては臆すことなく、自治体の問題を追及する言論を行使する所存であるし、このことは私たちと同じ意見を持つ県民、市民の皆様方にも呼びかけたい。


 以下、全国オンブズ 事務局の内田さんのブログ
   ⇒ 2008年 12月 10日 「白い粉」に関して08/12/10(水)午後2時に告訴  から転載
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
「 名古屋市民オンブズマンは、「白い粉」が名古屋市役所・愛知県庁に
  送られた件で、偽計業務妨害罪で告訴致し、受理されました。
   08/12/10(水)午後2時~
    告訴状提出先 中警察署(名古屋市中区千代田2-23-18)
          担当:捜査2係 
 代表の倉橋克実税理士と、事務局員の内田隆が中警察署に出向きました。 」
       告訴状
 愛知県中警察署長 殿

告訴状

平成20年12月10日

被告訴人    氏名不詳
所在地   名古屋市中区丸の内3-6-41 リブビル6階
告訴人   名古屋市民オンブズマン
代表     倉橋克実

第1 告訴の趣旨
 被告訴人の下記所為は偽計業務妨害罪(刑法233条)に該当すると思料されるので、処罰されたく告訴する。



 被告訴人氏名不詳人は名古屋市民オンブズマンが愛知県および名古屋市に対しておこなっている行政監視活動に対する信頼を侵害しようと企て、名古屋市民オンブズマンの名称を用いて「お前らも愛知県と同罪じゃ 膿は痛い思いして絞り出さないかん」などと記載した手紙および開封者をして劇毒物ないしは生物化学兵器であることを連想させる白い粉を同封した手紙を名古屋市長および名古屋市内の16区に、白い粉を同封した手紙を愛知県知事にそれぞれ郵送し、名古屋市民オンブズマンがかかる違法な脅迫行為をおこなっているかの如き印象を名古屋市および愛知県に対して与えることで両自治体の名古屋市民オンブズマンの活動の合法性に対する信頼を侵害し、もって偽計を用いて名古屋市民オンブズマンの業務を妨害したものである。

第2 告訴の理由

1 名古屋市民オンブズマンは名古屋市、愛知県を中心とした行政監視をする任意団体であり、1990年に結成以降、各種申し入れ、住民監査請求、住民訴訟など、陳情や訴訟制度を活用した平穏な活動をおこなってきた。名古屋市民オンブズマンの活動は表現の自由に則った活動であるとともに、会員はオンブズマン活動を個人的利益や党派的活動に用いてはいけないという内容の規約を遵守することが求められている。

2 この活動の一環として最近は名古屋市および愛知県の公費の不正支出の問題に取り組み、昨年は名古屋市に裏金調査の申し入れをなし、愛知県で裏金つくりが報道された本年10月以降は、10月に全庁調査の申し入れを行い、11月には文書の破棄に対する申し入れを行っている。

3 また、団体としての活動上、名古屋市民オンブズマンの名を用いて活動を行う場合には、団体として活動の承認を行ったものに対してのみ、責任の所在ならびに連絡先を明記した書面を作成して郵送している。

4 一方、氏名不詳の被告訴人の所為は開封者をして劇毒物ないしは生物化学兵器であることを連想させる白い粉を同封することで、名古屋市および愛知県に対する脅迫をとなっているが、名古屋市民オンブズマンはかかる脅迫的手法を一切認めていない。また、名古屋市民オンブズマンの申入書や意見書にはいずれも責任者ならびに連絡先が記載されており、氏名不詳者による文書のような匿名の申し入れも一切行っていない。

5 以上のとおり、被告訴人氏名不詳人による本件手紙の送付は名古屋市民オンブズマンの活動から許されない行為であるが、被告訴人はあえてこれらの所為を行うことで、あたかも名古屋市民オンブズマンが非合法活動を行う団体であることを名古屋市および愛知県に印象づけることになる。

 よって、被告訴人の所為は名古屋市民オンブズマンが非合法活動を行う団体であることを名古屋市および愛知県に印象づけることで名古屋市民オンブズマンの活動の合法性、適法性に対する信頼を害するものであり、偽計業務妨害罪にあたると思われるので、本告訴をする次第である。
以上


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