「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【日 光】火戸尻山から鳴虫山

2017-04-30 23:24:57 | 道不明瞭

                    アカヤシオ咲く鳴虫山頂上

【日 程】2017年4月30日(日)日帰り
【山 域】日光
【山 名】火戸尻山、鳴虫山、浮舟山、神主山
【メンバ】単独
【天 候】快晴
【参 考】電子国土地形図、栃木百名山ガイドブック改訂新版
【コース】小来川森崎バス停(9:15)→648m峰(10:50)→火戸尻山(11:50)→919m峰(13:00)→鳴虫山(14:30)→東武日光駅(16:15)

ガイドブックによると火戸尻山の登山口は西側から2本、東側から1本ありますが、いずれも小来川森崎バス停から長い車道歩きになります。
車道歩きは短くしたいけど、あまり早く山に入ると鳴虫山までの長い行程がきつそうです。そのため西側の県道小来川清滝線を行き、菅沢への林道を左に見た先で右に橋を渡る道から登ることにしました。
舗装された道は黒川左岸の支沢沿いになると未舗装に変わり、やがて前方が倒木で遮られているのが見えます。その手前で分岐する林道を登りますが、こちらも倒木があって越えて行くのが面倒になり、左手の斜面に取り付きました。尾根に出ても踏み跡がありませんが、さらに登って主尾根に合流すると赤テープも見つかり、歩きやすくなります。
648mのピークは東西に長く、西の方には踏み跡も見られ、そっちに引き込まれるとガイドブックの登山口あたりに下ってしまいそうです。ここは西に折れずにそのまま急な斜面を鞍部に下り、次の小ピークを越えると火戸尻山への長い登りが始まります。
やがて右から登山道が合流し、さらにその先でも右から登山道が合流します。東側からの登山道も2本あるようです。今度は西側から登山道が合流し、きつい登りがあって火戸尻山に着きます。頂上は三角点標石のほかは小さな山名板が一つあるだけで、展望はありません。
鳴虫山へ向かう道はここまでの道よりしっかりしているくらいですが、西側からのもう一つの登山道がその先にあるようでした。下り口は確認しませんでしたが、赤テープが多いあたりでしょうか。火戸尻山までは植林帯のため暗かったのですが、先に進むと雑木林の芽吹きもまだわずかなので、明るく気持ちの良い道でした。山頂手前ではわずかにアカヤシオが見られましたが、山頂先ではミツバツツジが良く咲いていて、足元にはカタクリも見られました。
次の919mピークとの鞍部は右手が開け、新緑の谷の向こうに鶏鳴山が見えています。きつい登りが終わると緩い傾斜が長く、さらに傾斜がほとんど無い一帯が広がっています。標高点がどこなのかも分かりませんでしたが、そこらじゅうに目印があります。目印が多すぎて逆にルートが分からないくらいですが、慎重に方向を見定めて下ります。
また、長い登りに変わると、やがて大きく伐採されて展望が良い場所に出ます。ここは996mピークの下で、一年半前に高平山方面から辿り着いた見覚えのある所です。(http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20151028)
この先は一度歩いたルートなので気分としては終わった感じですが、まだまだ鳴虫山への登りはきついものがあります。
鳴虫山の頂上は女峰山の展望が良く、アカヤシオのピンクが綺麗でした。(写真)
下りは神主山経由でしたが、途中の標石の上に浮舟山と書いた木札が置いてありました。前回は陽明山という名板も見ましたし、このあたりの小さなピークにはいろいろ名前が付いているようです。

 

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