「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【日 光】高平山から鳴虫山(行川源流を巡る尾根)

2015-10-28 23:16:10 | 道不明瞭

                  鳴虫山の頂上から女峰山の展望

【日 程】2015年10月28日(水)日帰り
【山 域】日光
【山 名】高平山、鳴虫山、陽明山、神主山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ時々曇り
【参 考】電子国土地形図
【コース】東武日光駅(7:45)→高平山(9:50)→854m峰(10:20)→892m峰(11:15)→791m峰(12:00)→996m峰(13:00)→鳴虫山(13:45-14:05)→東武日光駅(15:20)

東武日光駅からJR日光駅方面に向かい、東中学校の脇を通って栃木県道14号鹿沼日光線を辿ります。きつい登りで日光インターを見下ろしながら日光宇都宮道路を越えて、ゴルフ場の入口を過ぎると、下りに変わった道が大きくカーブする所に林道入口があります。
行川源流に沿ってしばらく行くと林道分岐があり、車止めがある左の道に入っていきます。この道を辿り、行川源流を飛び石伝いに渡ってからすぐ先で行川が分岐し、水の無い支沢沿いに行きます。地形図を見るとこの道はこの支沢沿いにずっと続いているようですが、道の分岐が現れるたびにより傾斜の大きい分岐を選んで行きました。
道形が消えると細い踏み跡を辿ったりしますが、また広い道に出て、ほぼ高平山頂直下まで道は続いていました。途中、木の間から鳴虫山や女峰山の見える所もあり、三角点のある山頂には「栃木の山紀行」の山名板がありました。最後は北西に伸びる尾根から登って来ましたが、東に伸びる尾根と南に伸びる尾根に赤テープの目印があり、これらが正規?ルートだったようです。
山頂から南に伸びる尾根を辿ると鞍部から先は藪っぽく、赤テープの目印も見えなくなりました。我慢してしばらく進むと藪も消えて、歩きやすい道になり、854mピークに着きました。854mピークから少し下った所に小さな石の祠がありました。
次の860mほどのピークを越え、小さなアップダウンを繰り返して、850mほどの南北に長いピークを東西に横断します。ここは下り口に赤テープの目印がいくつもありました。このあと西に伸びるなだらかな尾根を進んで、尾根の分岐を北に取るあたりで、山砂利採取でしょうか山肌を削っているのが見え、作業音が聞こえてきました。火戸尻山から鳴虫山に続く尾根の東の山腹あたりで、地形図に林道が伸びているあたりと思われます。
次の892mピークを越え、791mピークを目指すルートは地形図からも間違えやすいと感じていましたが、尾根の分岐の両方に赤テープの目印があって迷いました。左を取って急下降になり、間違えたかと思いましたが、平らな所に下りついてほっとしました。その先は地形図からも間違える心配は無さそうに見えます。
996mピークは南東斜面が大きく伐採されて展望が良く、鶏鳴山の姿が目立ちました。このピークは火戸尻山から続く尾根と合流する所で、ここから鳴虫山へは赤テープも多くなります。両側をフェンスに囲まれたり、一部、藪っぽい所もありました。鳴虫山の直下では、ここまで伸びてきている林道を少し歩いてから頂上を目指して直登します。頂上に出る所には「通行禁止」の看板がありましたが、逆方向から来たのでご容赦願います。
このコースは全体に植林帯が多くてここまであまり紅葉は見られませんでしたが、鳴虫山で綺麗な紅葉を見ることができました。神主山経由で下りましたが、途中のピークで陽明山1,080mという小さな山名板に気が付きました。


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