「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【鎌倉・横浜】天園から大丸山、円海山

2004-02-08 23:52:40 | ハイキング
(注)このブログのスタートは2005年4月8日ですが、それ以前に@nifty「山のフォーラム」に投稿したレポを日付を遡って転載しました。

 鎌倉の天園から横浜の大丸山、円海山へ標高200mに満たない低山の陽だまりを歩いてきました。

【日 程】2004年2月8日(日)
【山 名】天園(159m)、大丸山(156m)、円海山(153m)
【メンバ】単独
【天 候】晴れ
【コース】十二所バス停→明王院(10:35)→天園(11:30-50)→市境広場(12:20)
     大丸山(12:53)→円海山(13:50)→本郷車庫前バス停(14:43)
【参 考】分県登山ガイド13神奈川県の山
     http://www.city.yokohama.jp/me/sakae/synth/hike/map.pdf
     鎌倉絵図(私のかまくら付録)

昨年8月に踵の骨折をしてから初めてのハイクキング。昨年は4月に盲腸もやり、12月には父を亡くした。悪いことが重なった一年だった。四十九日の忌明け法要も終え、出かけることにした。足にまだ不安があるので、人家に近くアップダウンの少ないコースを選んだ。

鎌倉駅からバスに乗り十二所バス停で降りて登山口を探すが明王院の案内がなくてうろうろしてしまった。バス停から少し戻って水路沿いの道に入ればわかりやすい。まず、明王院にお参りをする。これが今年の初詣になることに気付いた。妻の父の病状など気がかりなことがあるが、穏やかな一年になって欲しい。

明王院の脇の道に標識があり、境内の満開の梅の花を眺めながら行く。すぐに標識に従って左へ登るハイキング道に入る。暖かい日で風もなく、すぐに一枚脱いで上は二枚着ているだけになる。「はじめ弁財天」を過ぎて左に道が分かれ、木の枝で入らないように目印があるが「大江広元の墓」だろうと思い入ってみる。確かに墓らしいものがあるが何も書いてなかった。

瑞泉寺からの道を合わせたところで高校か中学生ぐらいの大勢のグループに出会う。学園の強歩大会が実施されているようだった。登りがきつくなった途中に貝吹地蔵を見る。やがて十字路。まっすぐ直登すると見晴らしの良い岩に出るが、さっきの学生が大勢いるので後で寄ることにして右へ金沢文庫方面の道を少し行き、梅の花が満開の下の茶店の横から左へ登って、上の茶店のある天園に着く。何か注文しないと休憩料を取られるので、どうせならと缶ビールを買ってここで昼食休憩にする。

天園から横浜へ向かう前に見晴らしの良い岩に寄るが、天気は良くても霞んでいて遠くは見えない。上下の茶店の間の道を横浜方面に向かう。上の茶店の裏を通る道を左から合わせ、左へ上郷方面への道を分け、右から下の茶店の下を通ってくる道を合わせる。左下にずっと横浜霊園を見下ろしながら行く。お墓参りの人が見え、読経の声まで聞こえてくる。右へ鎌倉霊園への道を分けて、市境広場に着く。ここにはベンチがあってハイカーが休んでいる。

ここから先は横浜市のホームページの案内図を参考にする。同じ図が案内板になって随所に設置されている。しっかり整備された広い道、ファミリーも多い。関谷奥見晴台は広々していてハイカーが大勢休憩していた。大丸山への登り口には「通行禁止」という文字が目に付く標識があったが、良く読んでみると大丸山から先が通行禁止ということで、山頂を往復する事にする。

山頂は三角点の横に大丸山156m横浜市最高峯との表示がある。樹林に囲まれた山頂だが、冬枯れで木の葉が落ちて明るく見通しがある。テーブルとベンチがあって親子3人連れがいたが、先に下ってしまうと私一人になった。アンパンを食べ、テルモスに入れてきた紅茶を飲んでゆっくりする。青空がきれいで、やわらかい日差しが気持ちいい。また歩けるようになって良かったとしみじみ思う。

いっしんどう広場から円海山に向かう。ところが円海山の頂上と思われる所は柵で取り囲まれて、入り口も開けられない。展望台らしきものも設置されているのに入れないのは残念。いっしんどう広場に戻って、ひよどり団地方面へ進むと舗装道路に出た。畑の方に下る道があって展望が開けているので行ってみる。横浜の海が良く見えた。

戻って舗装道路を少し下り、左手の山道に入って池の下広場へ下る。下りとなるとまだ足の運びがぎごちない。池の下広場からは小川に沿って行く。バードウオッチングを楽しんでいる人がいた。最後は階段を登って舞岡上郷線の道路に出て、本郷車庫前バス停へ。時刻表を見ると大船駅や港南台駅へのバスがけっこう頻繁にある。大船駅行きに乗ってしまったが、港南台駅に出た方が時間的にも、料金的にも良かったかも知れない。